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潮干狩りでどんな生き物に出会える?危険な生物はどれ?

季節-春

潮干狩り場にはアサリとハマグリしかいないと思っていくと、物凄いビックリするんじゃないかと思います。
とりあえずヤドカリさんとカニさんはマジで取り放題ですから・・・!(笑)
食べられないわけじゃないですけど食べでのないやつらなんで、子供が取って来て「飼いたい~」なんていうのがオチなんですが、しかし他にはどんな動物がいるのか?と。
カニやヤドカリぐらいならいいけれど、刺されたら毒があったり、噛んできたりする危ない魚やクラゲがいたら怖いですよね。
潮干狩り歴10年以上、水産系大学出身者&元・高校生物教員がこれまで見てきた潮干狩りで見つけた生き物について紹介します。

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潮干狩りでどんな生き物が見られる?アサリ以外の生物について

色々見てきたとはいうものの最初にお断りをしておくと、潮干狩りで見られる生物と一口に行っても、地域によって種類が大きく異なる場合があります。
私が主に見てきたのは関東圏(一番回数が多いのは千葉)です。
それ以外にも北海道から沖縄まで様々な場所で潮干狩りや干潟で生き物を観察したことはありますが、あまり見たことが多くないので同じものかどうかは分かりません(大雑把な分類は出来ますが)。
また、種類の判別が非常に難しい動物が多いので「○○の仲間」ぐらい大きなくくりでの紹介になる動物もいるのでそこはご了承を。

本命

●アサリ

言わずと知れたアサリ。
大人にとっては獲物ですね・・・!
大きくは動かないので、3歳ぐらいまでは≒石ぐらいの扱い。
美味しいのに小さい子にはアサリよりカニさんとヤドカリさんの方が人気。不遇。

●ハマグリ

日本には三種類のハマグリがいるのですが、素人には到底見分けは付きません。
でもどれも美味なのでどれが獲れたとしても問題なし。

本命以外の貝

●バカガイ(アオヤギ)
Mactra chinensis
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Mactra chinensis.jpg, 著作権者:Almandine, ライセンス: cc 表示-継承
美味しいんですが、砂を吐かないのでこの名前に。可哀そうに。
食べられますが砂抜きが難しい。

シオフキガイ
食べられるものの、こちらも砂抜きが難しいです。
貝の内側は紫色をしている。

●アカガイ・サルボウ・サトウガイ
Anadara broughtonii - Osaka Museum of Natural History - DSC07791
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Anadara broughtonii – Osaka Museum of Natural History – DSC07791.JPG, 著作権者:Daderot
潮干狩り場にいるのは多分サトウガイ・・・じゃないかと思っているんですが、正確に調べたことはありません。
この三つは別の種類の貝なのですが、パッと見は一緒、見分けは貝殻の縦の線の数です。
アカガイ42本前後、サルボウ32本前後、サトウガイ38本前後。
プロに言わせると違うらしいんですが、泥の中から見つけた状態で素人には全然わからんなんのこっちゃレベルの貝です。
食べてもいいんですが、たくさん取れるものではないのでいかがなモンでしょうか。

●マテガイ
Solen strictus
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Solen strictus.jpg, 著作権者:Anonymous Powered, ライセンス: cc 表示-継承
形が特徴的な細長い形をした二枚貝で、バター焼きがおすすめ。
いる場所にはたくさんいるので、バカガイ・シオフキ・アカガイよりは数・サイズ共にそろってゲットできる可能性があります。

アサリを探していて一緒に砂の中から見つけられる二枚貝の多くがこれらです。
他にも場所によってはタイラギやカガミガイなどを見つけられる場合もあるそうです(私は見つけたことはないです)。

他の貝だと
●イボニシ・アラムシロガイなど
Thais clavigera 20060825
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Thais clavigera 20060825.jpg, 著作権者:Takahashi
「ヤドカリがたくさんいる!」って思ってよく見たら同じ種類の貝殻ばっかり・・・しかもなんか触角がツンツン出てて何かに群がってる・・・!!ってこれ死んだアサリじゃん?!なにこれキモイ!!
っていうのに出会ったら大体コレ系の巻貝です。
大きさは1㎝ぐらい、気持ち悪いかもしれませんが実は海の掃除屋さんです。
そうか、死んだ生き物を食べて掃除してくれてるのか~と思って眺めていると、時折同じ貝殻を背負ったヤドカリさんが混じっているので面白いかも。

●ツメタガイ
Neverita didyma
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Neverita didyma.jpg, 著作権者:Almandine, ライセンス: cc 表示-継承
丸くて紫がかった巻貝を背負ったカタツム・・・リじゃないコイツは何だ?!何かブヨブヨしてるううう!!っていうヤツです。
好物はアサリ。
もしアサリの貝殻に丸い小さな穴が空いていて、中身が無かったとしたら中身を食べたのはコイツです。
と言ってツメタガイも一生懸命生きているので責めないであげてください。

●マガキ・ムラサキイガイなど(岩やコンクリートなどにくっついて動かない貝)
Japanse oesters Waddenzee
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Japanse oesters Waddenzee.jpg, 著作権者:BotMultichill
Dagnje selce 300308
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Dagnje selce 300308.jpg, 著作権者:Roberta F., ライセンス: cc 表示-継承
潮干狩り場に転がっているコンクリートブロックや岩等にくっついている貝です。
食べられないこともないんですが、わざわざとって食べるほどではないのでオススメは全くしません。
しいて言えばこれらの貝で手や足を怪我する人が必ずいるので、長靴&軍手は必須です。
持ち物についてはこちらの記事で詳しく紹介しているのでチェックしてみてください。

カニ・エビ・ヤドカリの仲間

●ホンヤドカリ・イソヨコバサミ
Hon-yadokari1104-1
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Hon-yadokari1104-1.jpg, 著作権者:ふうけ, ライセンス: cc 表示-継承
Isoyokobasami1104-2
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Isoyokobasami1104-2.jpg, 著作権者:ふうけ, ライセンス: cc 表示-継承
ぱっとみどっちもヤドカリじゃん、って思うかもしれないんですが違う種類なんです(どうでもいいっていう声がたくさん聞こえる気がする・・・!)
潮干狩り場であれば大抵の場合は触角がシマシマだとホンヤドカリ(個体差はあります)だと思います。
ハサミを持ってはいますが、怖いと引っ込む子が多いので小さい子が手を出しても比較的安全な生き物です。

●マメコブシガニ
Philyra pisum mamekobusi03
出典:Wikimedhia commons, ファイル:hilyra pisum mamekobusi03.jpg, 著作権者:Keisotyo , ライセンス: cc 表示-継承
珍しく縦歩きが出来るカニ。
丸いボディーが可愛くってお気に入りです。
砂の上に置くと、お尻から埋まって身を隠すので見つけたらやってみてください。かわいいですよ。

●コメツキガニ
Kometsukigani 06g0139v
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Kometsukigani 06g0139v.jpg, 著作権者:Cory, ライセンス: cc 表示-継承
泥の中の混ざった有機物を食べて、泥を団子にしてポイっと捨てるカニさん。
食べ終わったところは泥団子がポイッチョされているので発見しやすいかも。

●イッカククモガニ
Pyromaia tuberculata
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Pyromaia tuberculata.jpg, 著作権者:Anonymous Powered, ライセンス: cc 表示-継承
角が一本つーんと立っているヤンキーなカニさん。
見た目に反して性格は大人しい方です。

●ガザミ・タイワンガザミ
Portunus trituberculatus
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Portunus trituberculatus.jpg, 著作権者:Almandine , ライセンス: cc 表示-継承
Portunus pelagicus male
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Portunus pelagicus male.jpg, 著作権者:Almandine, ライセンス: cc 表示-継承
後ろ足がひらひらしていて泳げるカニさんです。
大きくなると美味しいんですが、潮干狩り場で見かけるサイズは小さめが多いので見つけても「大きくなったら食卓に来てください」とリリースしてあげる方がよろしいかと。
性格は意外とどう猛なタイプのカニさんで、大きくなると魚や貝を食べちゃったりもします。

アナジャコ
エビでもカニでもないシャコ。
干潟に空いた穴のうちどれかはアナジャコが掘ったものかも?
名前の通り穴に住んでいて敵っぽい影があるとシュッ!と穴の中に隠れてしまうので、間違ってアサリと一緒に掘り出される以外には多分出会えません。

●キンセンガニの仲間
Kinsengani0905-1
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Kinsengani0905-1.jpg, 著作権者:ふうけ, ライセンス: cc 表示-継承
丸くて平たい形のカニさん。大きさは5センチぐらいまでで、案外泳ぐのが得意。
砂潜りの達人ですが、背中の模様が砂と同化しているのでうっかり踏みつけてしまうこともあります・・・。
ちなみにびっくりすると死んだふり(足を縮めて丸くなるだけ)をします。本人は必死です。

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●スジエビの仲間
Isosujiebi070408
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Isosujiebi070408.jpg, 著作権者:ふうけ, ライセンス: cc 表示-継承
アマモにくっついていることが多い小さいエビ。
食べるほどのボリュームはさすがにありません残念。
すばしっこいので捕まえるのはちょっと難しいかも?

●ワレカラの仲間
Caprella equilibra
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Caprella equilibra.jpg, 著作権者:Z440Xeon, ライセンス: cc 表示-継承
細長い枝のような、でも足が生えているなんじゃこりゃ生物。
一応エビカニの仲間ですが美味しいかと聞かれてもオススメはできませんねぇ・・・食べるところなさそうですし。

ぶよぶよした生き物たち

●ミズクラゲ
Aurelia aurita 001
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Aurelia aurita 001.JPG, 著作権者:Yosemite~commonswiki, ライセンス: cc 表示-継承
クラゲの代表格。透明なぷるるんです。
毒はあるにはあるんですが弱い方で、しかも針自体が短いので大人の分厚い皮膚だと刺されたのに気が付かない場合も。
子供の柔らかい肌や大人でも唇などの薄い部分だとかゆくなったり腫れたり水ぶくれになったりすることがあります。

●アカクラゲ
Chrysaora hysoscella from Enoshima Aquarium
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Chrysaora hysoscella from Enoshima Aquarium.jpg, 著作権者:Paroxysm~commonswiki, ライセンス: cc 表示-継承
赤い縦じまが特徴的なクラゲ。
ミズクラゲよりも毒性が強く、刺されると大変です。
見つけても触っちゃダメ!

●タコ
Octopus vulgaris2
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Octopus vulgaris2.jpg, 著作権者:Mgiganteus, ライセンス: cc 表示-継承
マダコかイイダコかちょっと判別できなかったのですが(何せ泥だらけなので・・・)干潟には時折タコがおります。
掴むと噛んでくる事もあるので素手で捕まえようとするのはちょっと危ないかも?

●ヒメイカorコウイカのチビ?
Idiosepius paradoxus himeika01
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Idiosepius paradoxus himeika01.JPG, 著作権者:Keisotyo, ライセンス: cc 表示-継承
水深が少しあるところにアマモが生えていることがあるのですが、そういう場所にはイカさんが避難している場合があります。
大きさは2センチぐらいですが、これでもれっきとした大人。
コウイカのちびは大きくなると沖へ出て行き、大きさは30㎝を超えることも。

●アメフラシ
Aplysia californica
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Aplysia californica.jpg, 著作権者: Nordelch, ライセンス: cc 表示-継承
ウミウシの一種です。
毒はありませんが、ツンツンすると「敵きたあああ><」ってビビッて紫色の汁を出します。
ちなみに私はこどもの頃アメフラシをいじめまくって帰宅したところ、大雨にあったことがあります。

●ユムシ
Echiura in Korea1
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Echiura in Korea1.jpg, 著作権者:J. Patrick Fischer, ライセンス: cc 表示-継承
キモイと言われる筆頭(ヒドイ!w)の生き物。
頭どこ?尻尾どこ?状態なんですが、意外とこれが美味という人もいます。
・・・スイマセンまだ実食した経験はありません。いずれ機会があれば。

ヒラムシ(種類が多いので特定は難しい)
残った水たまりにひらひら動く薄っぺらい生き物がいたら多分これ。
有毒であるという研究結果もあるので(食べなければ大丈夫系の毒ではあるけれども一応)、素手では触らない方が良いかも。(私は素手で触ったことはありますが生きてますね・・・)
私が見たことがあるのは多分ウスヒラムシ(画像のやつです)。

魚とその他の生き物

●ハゼの仲間
Mahaze0811
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Mahaze0811.jpg, 著作権者:ふうけ
ハゼの仲間はたくさんいるので本当に見分けが難しいです。写真はマハゼ。
水たまりに残ったやつらでもすばしっこいので捕まえるのは難しいかと思います。
また、捕まえられたとしても小さいので美味しい場所は少ないかな・・・。

●その他の稚魚
魚の赤ちゃんたちが、干潟に生えているアマモの周囲には隠れ住んでいます。
大きな魚から身を守るためにです。
見つけてもそっとしておいてあげてくださいね。

●アカエイ

毒針がある生き物。
多くは潮が引くのと同時に沖に逃げて行きますが、逃げ遅れたやつが案外高確率で潮干狩り場に転がっています。
尻尾の付け根にある毒針に刺されると大変!
見つけても触っちゃいけません。

●ヒトデ(スナヒトデ?)
ヒトデの種類よくわからないのでスイマセン・・・!
大抵のヒトデは触っても大丈夫(南方の海だとオニヒトデがいる場合があるのでそれは触ったらダメ)。
ヒトデって動いていないように見えますが、手のひらの上に置いて静かにしておくと吸盤の足を使って動き出すのが分かるので面白いですよ。

●イソギンチャクの仲間
Haliplanella lineata tatejimaig3
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Haliplanella lineata tatejimaig3.JPG, 著作権者:Keisotyo , ライセンス: cc 表示-継承
岩場にしかいないイメージのイソギンチャクですが実は砂浜にもいます。
でも潮が引いたあとだと触手は仕舞われていて、ぶよぶよの丸い固まりにしか見えません。
それをわざわざ獲って食べる人が、実は世の中にはいまして!

案外美味しいらしいです。

謎の生物(生き物っぽく見えるけど生き物じゃないやつ・パッと見なんだかわからん奴)

●砂茶碗
Neverita didyma egg mass
出典:Wikimedhia commons, ファイル:Neverita didyma egg mass.jpg, 著作権者:Almandine, ライセンス: cc 表示-継承
そこの空いたお茶碗を伏せた形のオブジェがあったらそれは砂茶碗です。
正体は一体何かというと、↑の方で出てきたツメタガイの卵。
アサリの天敵ではありますが彼らも必死なんで壊さずにそっとしておいてあげてくださいね。

ゼリー状の丸い塊
おそらくゴカイの卵です。
ぷるぷるの寒天状の丸い形で綺麗な透明ではないグレーっぽい感じ。
卵ではありますが魚卵ではないので食べない方が賢明です。

ラーメンが落ちてた
と、本当によく言われますが、↑の方で出てきたアメフラシの卵です。
色は本当にラーメンの麺の色から緑色からオレンジがかったものまで。
一応海そうめんとして食べる文化はありますが、私もまだ実食した経験はありません。

砂がぐるぐるとぐろを巻いている・・・
中身はありません。これはゴカイが砂の中の有機物を食べた残骸です。
・・・・ってウンコかーい!って思うかもしれないんですが、ウンコはウンコでも、砂でしかありません。
触っても砂なので周辺の砂を触るのと同じなので大丈夫(何が?!w)。

砂の粒々がたくさん落ちてる・・・
コメツキガニのお食事の残骸です。
コメツキガニも砂の中の有機物を食べて砂だけ吐き出して丸めてポイッチョ・・・・ってカニさんのゲロなんかーい!!ってちゃいます、砂の固まりで(ry
触っても大丈夫、その後お手手を洗うならば。

潮干狩りで危険生物に出会うってホント?

管理されている潮干狩り場ですが、↑のように非常に多くのアサリ・ハマグリ以外の生き物が住んでいます。
というのも、別にコンクリの壁に囲われた中に潮干狩り場があるわけではなくて、「この一帯の干潟を潮干狩り場として使うのでアサリを撒きましたよ」というのが潮干狩り場だからです、
なので元々その干潟に住んでいた生き物は沖との行き来は自由ですし、産卵もするし食べたり食べられたりもしているんです。

そのため干潟に必要な生き物であっても、人間にとっては危険な生き物はいます。
これを全て駆除するなんてことは到底不可能なのです。

主に気を付けたい干潟の危険生物は
アカエイ
アカクラゲ
の、二種類です。
どちらも毒のある棘を持っています。

アカエイの棘は尻尾の付け根。
とても硬いので、ビーチサンダルぐらいだと貫通して刺さります。
そして棘に返しが付いているので抜けずに体の中に棘が残ってしまいます。
見かけたら絶対に近寄ってはいけません。

アカクラゲの棘は触手にあります。
傘の部分に対して触手がかなり長く、最長で2mぐらいになります。
なので傘だけだから大丈夫~と思って近づくと、周囲に細い触手があって気が付かずにうっかり!なんてことも。
こちらも見かけたら絶対に近寄ってはダメです。

そして最後に重要なポイントなのですが、アカエイ・アカクラゲはどちらも死んでも棘が刺さります
噛みついたりする蛇などと違って、アカエイ・アカクラゲの棘は自動(?)で刺さります。
そして死んでも毒素は残っているので、死骸でも触れば棘が刺さって毒が体内に入ります。
なので死んでいるから大丈夫と思って近づくのも絶対にダメ!

万が一刺されてしまった場合には、ポイズンリムーバー(血液ごと毒を吸い出す物)で毒を出し、さらに42度以上のお湯で患部を温めます
アカエイやアカクラゲなどの水生動物の毒というのは、タンパク質でできているので熱に非常に弱いという特性があるんです。
なのでお風呂よりも高い温度になると毒は分解されてしまうのです。

とはいえ刺されないのが一番。
軍手と長靴は絶対に準備して行ってくださいね。

潮干狩りで見つけられる生物まとめ

●潮干狩り場にはアサリとハマグリ以外にも多くの二枚貝が生息している
●二枚貝以外にもイカやタコ、カニエビの仲間、魚など多種多様な生き物がいる
●その中には危険な生物もいるが近寄らなければ大丈夫、死んでいても近寄らない

潮干狩りに行くとアサリやハマグリ以外の食べられる生き物に出会うことも時々あります。
しかしその潮干狩り場を開いている漁協によってはアサリとハマグリ以外の特定の生き物(そこの漁師さんたちの収入減になっている生き物)を獲らないように注意喚起されている場合もあります。
そういうところでは他の貝を採って帰ろうとすると違法になる場合もありますので注意してください。
また、カニさんやヤドカリさんなど、小さいお子さんが可愛くって連れて帰って飼いたいと駄々をこねる場合がよくありますが、人工海水・エアレーション・フィルターがすぐに準備出来ない環境では上手く飼うことは難しいです。
生き物を殺してしまうパターンがよくありますので、出来れば説得してリリースしてあげる方が生き物にとっては幸運です。
ただ、自然の中で色んな生き物に触れるめったにないチャンスなので、危険な生き物に注意してぜひともカニさんやヤドカリさんを捕まえてどんな動きをするのか観察してみてください。
とっても面白いですよ!

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