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潮干狩りの準備で服装はどうする?道具の選び方や足元の注意点

季節-春

潮干狩りというと海のレジャーの代表格という感じです。
レジャーと言えば服装やお道具など、やっぱりそれなりに準備していかないと楽しめないのでは?と思いますよね。
楽しむのはもちろん、自然の中で遊ぶのですから安全面を第一に考えなければなりません。
安心安全、そして楽しく潮干狩りをして、帰りも楽になる服装や道具についてまとめて見ました。

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潮干狩りの準備で服装はどんなのがいい?

撒いている潮干狩り場を想定していますが、一応この装備があれば天然の河口での潮干狩りも楽しむことができるぐらいの装備です。

●汚れてもいい服装(ジーンズでしゃがむのがつらい人はジャージ推奨)
●ウィンドブレーカー(袖はゴムでギャザーが入っている物)
●長靴
●薄手のゴム手袋(潮干狩り場なら左手だけでOK)
●軍手(潮干狩り場なら左手だけでOK)
●体にフィットするバッグ(ウェストポーチやボディーバッグがおすすめ・次点は緩くないリュックサック)
●帽子(つばが全部全体を覆っている形の方がいいが、キャップでも可)
●防水の腕時計(耐塩だとなおヨシ)

紫外線が苦手な人
●サングラス



それではそれぞれ何をどうやって選んでいくのか、説明していきます。

【汚れてもいい服装】
一番基礎的な服装です。
おしゃれを楽しみに行くのならまだしも、潮干狩りですよね。レジャーですよね。
デートでもない限り諦めて動きやすさと汚れてもいい服装を選んでください。
なお、潮干狩り場によっては着替える場所が無いところもあります。
車の中で着替えるのが恥ずかしい方は家から着てくるのがいいでしょう。
また、汚れてしまった場合に備えて必ず着替えを準備してください。
もちろんパンツまで!!!
大人なんだからそんなことにはならぬ!と胸を張りたくなるかもしれませんが、尻餅・水深が意外とあった等、高確率でお尻を濡らす大人が多いです。
ここは恥を忍んでパンツ・靴下・上下の着替えを持って行きましょう。

【ウィンドブレーカー】
家を出るときは普通の上着で構いません。
潮干狩りをする時だけ、ウィンドブレーカーを着てみてください。
5月のゴールデンウィークあたりだとポカポカして上着なんか必要ないと思われるかもしれませんが、実は海風って相当体力が削られます。
それに周囲は何もさえぎることのない遠浅の海なのでビル風並みの強風が吹くこともあります。
もしこれからウィンドブレーカーを買う場合には、袖にゴムのギャザーが入っているものを選んでみてください。
袖まくりをしているうちにずるずる下がって来てしまうのはNG!
海水と砂泥だらけになりますので、最初に袖をまくったら最後手を洗うまで袖には触れないと思っていてください。

【長靴】
詳しくは後述しますが、サンダルやクロックスはNGです。
可愛くなくとも、また年齢に関わらず長靴の着用をオススメします。

【薄手のゴム手袋・軍手】
2点セットで考えてください。
まず薄手のゴム手袋(百均に売っているようなのでOK)をつけた上に軍手をはめます。
外側の軍手は割れた貝殻や小石などから手を守ってくれる役割で、内側のゴム手袋は砂利で爪がガリガリに削れるのを防ぐ役割です。
潮干狩り場の場合には、右利きの私は左手だけにつけます。
右手は熊手を持っているのであまり水につける必要が無いからです。
右手の熊手でザクザク掘って、左手で砂の中にいるあさりやハマグリを手探りで探すというスタイルです。
なお、天然の河口などでやる場合は砂浜よりも足元が不安定だったり岩に着いた貝殻が鋭いことが多いので、両手にゴム手袋・軍手を付けておかないと手を切るので非常に危険です。
この手袋類は使い捨てでも全然構いません。

【体にフィットするバッグ】
車などに貴重品を置いておくのが心配、ロッカーなどが無い場合に荷物を入れておく用のバッグです。
と言ってもユルユル動くのはNG
ウェストポーチやボディーバッグなど、容量よりも体へのフィット感をまず第一に選んでください。
私が中に入れておくのは、財布・携帯・鍵だけです。
潮干狩り場の中で使うものではないのでバッグから出すことはまずありませんが、もし心配な場合にはチャック付ビニール袋に入れてからバッグの中に入れておきましょう。
また、持ち帰りが重さで規制されている潮干狩り場の場合には、オーバー分をその場で金額徴収される場合があります。
そのような場所の場合には、いくらかお札を別でビニール袋に用意しておくと帰りがスマートになります。
大事です、海水対策!

【帽子】
必ず帽子は必要になります。
実は5月6月って一年で一番紫外線が強い時期なんですね。
なので侮っていると頭にずっと直射日光を受けて倒れてしまうなんてことも!
また、しゃがんでうつむいて掘っているので首筋が日焼けでひりひりになってしまうこともあります。
そのためオススメする帽子はつばが広く後ろまであるタイプです。
持っていない場合にはキャップでも構いませんが、首筋が気になる方は薄手のタオルを挟んであげることで首筋を守ることが出来ます。

【防水の腕時計】
これは一緒に行く人のうち、一人だけ持っていれば良い物です。
潮干狩り場には時計が建っていることはあまりありません。
また、手は海水と砂利でドロドロなので携帯電話やスマホで時間確認をすることもできません。
かといって好きなだけやっているとあっという間に干潮の時間が分からなくなり、満ち潮で危険な状態になりかねないのです。
なのでできれば耐水・耐塩の腕時計でちょこちょこ時間を確認しながらがいいです。
もし耐水・耐塩の腕時計が無い場合には、バッグにぶら下げられる形の時計でも一応大丈夫です。
それすらも無いという場合には、携帯電話やスマートフォンのアラームを干潮の時間にセットしておいてみてください。
陸に上がって真水で手を洗うまで停止は出来ませんが(自動停止してくれない限り)、それでも沖の浅瀬に取り残されるような危険な目に合うよりはずーっとマシなはずです。

【サングラス】
これは紫外線が苦手な方は必須アイテムですが、そうでもないという人は無くても大丈夫です。
私の場合にはサングラスを水に落として泥だらけにしてしまいそうでつけずに作業しています。


以上が潮干狩りをガッツリ・安全に・楽しくやるために必要な服装です。
ちょこっと楽しむだけ~と思っても意外と指を切ったりすることもあります。
整備された砂浜とはいえ、海を侮らないようにしっかり準備してみてください。

潮干狩りの道具はこれを準備すべし!

さて、もう一つ重要なのはお道具ですよね。これが無いと始まらない。

●熊手(サイズ・禁止タイプを要確認)
●バケツ
●ネット ★
●クーラーボックス ★
●空のペットボトル ★
 ★→上手な持ち帰りのために必要な道具なので、持ち帰りのコツについてはこちらの記事をどうぞ。『潮干狩りのあさりの持ち帰り方法 長時間の移動や注意点

足腰に不安がある方
●小さめの椅子



今回は小さいお子さんがいないことを想定して、潮干狩り場に入ったら最後まで掘りつづけることを想定しています。

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【熊手】
一人1つあれば大丈夫でが、熊手にも色々な種類があります。
忍者熊手や忍者熊手の爪の間に網が付いているもの、カゴの形をしたジョレンタイプ、スコップの形をしているものもあります。
が!
まずは行きたい潮干狩り場で許可されている形・サイズかどうかが問題です。
これに違反すると罰金が取られたり、天然の河口などの場合には密漁として摘発される可能性もあります。
小さな貝を採らないようにするためや、量を獲りすぎないようにするための規制なので、これは必ず守ってください。
そんな中で私がオススメするのはこのタイプ。

潮干狩り お買得品 忍者熊手 (クマデ)

感想(0件)


爪部分が金属でできていて、柄が木製です。
サイズは柄まで含めて30センチぐらいのものを愛用しています。
熊手を選ぶ際には、まずプラスチック製の物はやめてください。錆びない反面、壊れやすいです。
お子さんが遊ぶぐらいならいいですが、あさり目当てに潮干狩りをするとなると時々砂の中の石にぶつかることも。
折れてしまっては潮干狩りが続行できませんので、真水で洗ってちゃんと乾かすことを前提に金属製の物を選んでください。

【バケツ】
単純に取ったあさりを入れていくだけの利用なので、蓋は無くても折り畳み式でもOKです。
獲ったあさりの全てを持って帰ってくるのではなく、大きいサイズのだけを後で選り分けて持ち帰ります。
それまであさりと少量の海水を入れて持ち歩く用と考えてください。
数人で1個あれば十分です。

【ネット】
もし、潮干狩り場でネットが販売されていなかったり、持ち帰り用のネットが渡されない場合には用意しておくと良い物です。
網目のサイズは大きすぎるとあさりが落ちてしまいますが、砂利が抜ける程度の大きさの目の物がおすすめです。
持ち帰る前に、あさりについている砂利や粘液、その他の汚れを落とす際に使います

【クーラーボックス】
あさりを持って帰るための入れ物です。
密閉・保冷・暗所の3条件をクリアしたクーラーボックスは持ち帰り用容器に最適です。
無い場合には、発泡スチロールと布ガムテープを持って行って代用してみてください。

【空のペットボトル】
あさりの砂抜き用海水を入れるための容器です。
我が家の場合には5㌔グラムのあさりに対して、大体2リットルペットボトル3本ぐらい用意して行きました。

★ネット・クーラーボックス・空のペットボトルについては、『潮干狩りのあさりの持ち帰り方法 長時間の移動や注意点』で詳しく説明していますのでそちらを参考にしてみてください。

【小さめの椅子】
足腰に不安がある方用です。
が、正直これに座ると椅子の足がズブズブと沈んでいきます・・・・。
なので逆に不安定になって転げ落ちることも・・・?
ガンガン掘ろう!と思っているのであれば椅子は逆に邪魔になるので、ご自身の体調と相談のうえ用意してみてください。

潮干狩りの足元はどんなのがいい?

さて、先ほども服装のところで書きましたが、何より訴えたいのが実は足元の問題です。
気軽に・ちょっとだけ・遊び感覚でと思って、わざわざ長靴を用意しなくてもサンダルやくロックスでもいいでしょ♪と思われる方が非常に多いのですが、潮干狩り場には長靴ではないと危険なところが多いです。
これには大きく二つ理由があります。

一つは生き物側の問題です。
海水浴場の砂浜と潮干狩り場の砂浜は全く違う地形だと思ってください。
簡単に言うと、海水浴の砂浜の方が急な勾配があり、潮干狩り場の方が勾配が緩やかになっています。
また、砂というよりも足元は泥のイメージが強いのも潮干狩り場の特徴です。

なんだ、勾配が緩やかなら安全じゃないか~と考えがちですが、海の生き物にとってこの緩やかな勾配=置き去りの危険が高くなります。
そうするとアカクラゲやアカエイと言った毒針を持つ生物が、干潮のときに潮干狩り場に取り残されてしまったりするんです。
しかも遠目には色も茶色だし、形も平らなので見えづらい!
これらに刺されると大変なことになります。

そんな危険生物がそんな頻度で残ってるなんて・・・と思われるかもしれませんが、潮干狩りに行くとクラゲは必ず見ますし、アカエイも2~3回に一回ぐらいの頻度で見かけます。
例えばアカエイですが、尻尾の付け根に毒針があって下手をするとビーチサンダルを貫通します。
しかも抜けにくくなるように棘には返しが付いているので、即病院へ行って処置してもらわないと痛くて歩けません。

そんな危険な生き物を潮干狩り場に放置しておくなよ!と思われるかもしれません。
しかしそれはむしろ逆で、あなたがそういう生物も住んでいるところに入って行ってあさりを獲っているんです。
管理されているとはいえ、潮干狩り場は海の自然レジャーの一つです。
そこにあさり以外の生き物がいることは何らおかしいことでは無いんです。

また物理的には、海水浴場の砂浜よりも泥が多くぬかるんでいるのでサンダルは沈みます
田んぼをイメージしてみてください。踏ん張るほど足が抜けにくくなっていきますよね。
そうなると尖った石・貝殻で足を切る危険がありますし、何より歩きづらくて転びやすくなります。

こういった生物的な問題・物理的な問題から、潮干狩りに行く方には、私は必ず足元は長靴でオススメしています。
足元については特にめんどくさがらずに準備してください。

潮干狩りの服装や準備する物まとめ

●管理された場所とはいえ自然レジャーなので汚れても大丈夫を前提に装備をそろえる
●潮干狩り場で禁止されている道具は絶対に使わない!密漁と判断される可能性もあります
●足元は必ず長靴で。自然の中に行くことを忘れずに!

どうしても潮干狩りというと、気軽に楽しめそうという感覚があるのか軽装で来る方が非常に多いです。
確かに見晴らしはいいところなので、山登りをするよりも簡単そうに見えるかもしれません。
ですが、実はそうではなく見えないところにいろいろな危険が潜んでいることを忘れないでください。
管理されていたとしても場所は自然の中であることを実感してみてください。

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