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朝顔の種はどこにできる?取り方やとるタイミングはいつ?

夏休み

小学生のお子さんが初めての夏休みに持って帰ってきたアサガオ。
水をやるだけ簡単に花が咲いて綺麗だけど、種ってどこにできるんだっけ?
お父さんお母さんがアサガオを育てたのはもう何十年も前のことで一回っきり、その後植物なんて育てたことがないから全く覚えてないっていう人多いんじゃないでしょうか。
朝顔の種がどうやってどこにできるのか、いつ頃収穫したらいいのか、まとめてみました。

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朝顔の種はどこにできるもの?

種というのは子房が成熟していったものになります。
ということは子房がある場所が種なんだな!とわかったつもりで、じゃあ子房ってなに?って感じですよね。
簡単に言うと、朝顔の子房はめしべの付け根のふくらみにあります。

もし可能であれば試しに一つ、朝顔の花の付け根を分解してみてください。
できなければこちらのサイトを見てみるとわかるかと思います。

おしべというのは先端に花粉の入った袋がついているもので、一つの花にいくつかあります。
対してめしべは一つの花に一本だけ。
そして根本がふっくらと太くなっています。
この太くなった部分が徐々に膨らんで種になっていくのです。
ちなみに膨らんでいく過程でめしべ自体は枯れて落ちてしまいますが、名残が種を覆う殻の先端にツンと尖がって残っています。

もし今、朝顔の花が咲いたあと萎れた花びらを摘み取っている場合には、特にこの子房をもぎ取ってしまわないように気をつけてください。
もし子房をぶちっと取ってしまうと、いくら待っても種はできません。

花がら(咲き終わった花びら)を取る場合にはガク(花の付け根にあるツンツンした葉っぱのようなもの)と子房を残します。
そのうちに子房がドンドン膨らんでまん丸くなり、そして茶色く枯れたら種の完成です。
中にはばらつきはありますが4~6個ぐらい黒い種が入っています。

朝顔の種の取り方

さて、種の取り方ですが、何も考えずに手でむしり取ってOKです。
小学生の頃は片手ではうまく取れなかったので、片方の手で茶色い外側の殻を潰すように崩し、そこから零れ落ちた種をもう片方の手を添えるようにしてキャッチしていました。
手の中で種と茶色い殻が混ざってしまうので種だけ後でピックアップしていました。

ガクごと取れてしまう場合もありますが、もちろん種が入っている丸い殻の部分だけとっても大丈夫。
ちなみにアサガオの株自体が終わりに近づいているときはツルから枝分かれしたところからぽろっと取れてしまいます。
一見、もぎ取れ過ぎたか?!と思うかもしれませんが、手で触れて自然と取れるということは、風が吹けば自動的に落ちるのと同じようなもの。
朝顔も自然の種まきの瞬間を待っていたぐらいなので、取れてしまったらそれはそれで問題ないのです。

なので外側の殻ごと取ってきて家の中で崩して種を出すのもおすすめです。
小さいお子さんで種がうまく取れない場合には、保護者の方が殻全体をもぎ取ってしまった方が無駄に種をばらまかずに済むかもしれません。

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朝顔の種をとるタイミングはいつごろ?

種を収獲するタイミングは手で簡単にもぎ取れるようになったら、と教わりました。
中身の種が真っ黒になっていれば問題なし
他の目安としては、ガクが茶色くからからに乾いてクルっと巻いたら収穫し時でもあります。

朝顔は自然の中では、からからに乾いた外側の茶色い殻が割れて中の種が周囲に飛び散ります。
そのタイミングまで待っていたら私たち人間は地面に落ちた種を探さなければならないので、それより前に収穫してしまいます。

十分に乾いて完全に成熟している種であれば、手で触れれば自然と落ちるぐらい簡単にとることができます。
逆にハサミと使ったり、引っ張らないともぎ取れないような種はまだもう少し時間がかかるサインなので、取らずに自然な成熟にお任せをしましょう。
雨が降ったりすると少し長引きますが、花が咲いてからおおよそ40~50日で種は成熟します。

ちなみにちゃんと成熟している種であっても、一回日陰で干してから保存した方が安全です。
水分が残りすぎているとカビが生えて来年使えなくなってしまう可能性があります。

もしたくさん種が取れて来年もまたアサガオを楽しみたい場合には、数日陰干しをして、封筒などに入れて冷蔵庫で保存しておくのがおすすめです。
封筒に種を取った日を書いておくと、いつの種なのかわからなくなって芽が出な~いとかいう困った事態(実際にやりました)になりづらいのでおすすめです。

また、アサガオの種がいつまでたっても緑色のままで収穫できない!なんで茶色くならないんだ・・・という場合には、様々な原因が考えられます。

こちらの記事で詳しく、一つ一つ条件に当てはめて紹介していますのでチェックしてみてください。

アサガオの種のできる場所・取り方まとめ

●めしべの付け根の子房が膨らんで種になる
●手でむしり取ってOK
●収穫のタイミングは外側の殻やガクが茶色くからからに枯れて、手で触れたらポキっと取れるぐらいになったら
●時間でいうと花が咲いてから約40~50日後に種が完成する

どうも昔から小学一年生で初めての植物アサガオを育てるのが夏休みの宿題になっています。
が、私の記憶が確かであればホウセンカやらヘチマやら、小学校では毎年何か育てていました。
今後は一番簡単なアサガオだけではなく、もっと他の植物のお世話&夏休みの宿題が出ることも・・・。
これを機に親子で図書館などに通い、植物の育て方を調べてみてはいかがでしょうか。

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