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看護科の面接の対策はどうやるの?よく聞かれることって何?

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看護学校や看護大学の推薦入試などには面接が課されていることが多いと思います。
普通の大学ならばその学部や学科に沿った質問だとはなんとなく予想がつきますが、では看護ってどんなことを聞かれるんでしょうか。
これまで長年高校生の進路指導をしてきた元教師の方にお話を聞く機会があったので、看護系の面接について対策や聞かれやすいことの特徴などを聞いてみました。

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看護科の面接の対策ってどうやってすればいいの?

看護大学の面接が他の大学などとどういう違いがあるのかとうと、実は普通の大学や就職の面接対策と同じだそうです。
とにかく何回も学校の先生を相手に練習をすること。

おそらく最初は聞かれてもうまく答えられないし、泣きたくなるほどボロボロだと思います。
でもとにかく指摘をもらい、よくなかったところを修正して二回三回と回数を重ねていくとどんな生徒でも進歩するよ、ということでした。

また、面接の練習をしてもらう相手の先生は、よく知っている先生(部活の顧問や担任の先生)などではなく、できればあまりしゃべったことがない先生などが良いそうです。
なぜかというと、実際の面接って全く知らない看護学校の先生に質問をされますよね。
よく見知った高校の先生とばかり練習をしてしまうと、本番に緊張してうまく答えられない人もいるからだそうです。
もしそういう先生がどこにるのかわからない、どうやってお願いしたらいいのかわからないという場合には、進路指導部の先生にお願いをしてみてはどうでしょうか。

また、これは看護に限った話ではありませんが、聞かれると予想される内容に対して文章で回答を用意しておくのはやめておいた方がいいです。
考えて用意しておくのはキーワードやフレーズ
文章で答えを用意しておいてしまうと、少しずれた質問が来た場合や緊張して途中で言葉が飛んでしまったりすると意味が通らなくなってしまいます。
練習中に同じ質問(志望理由はなんですか?など)に対して毎回違った言い回しになったとしても、回答の内容さえ同じであれば全く問題はないのです。

面接で看護だと聞かれることってどんなこと?

看護系の専門学校や大学の面接で特別に聞かれることというのはあまりないそうです。
もちろん、医療や看護系の時事的な話題を振られる可能性は他の学部学科よりは高いとは思います。
しかしそれは当たり前のことですよね。

よく看護系の面接で聞かれやすいのは

●看護師や看護学校の志望動機
●高校でがんばったこと
●自分の性格、長所短所
●高校での勉強について
●どんな看護師を目指したいか
●人間関係について
◆通学時間や経路について
▲他に受けている大学や看護学校はあるかどうか

だそうです。

このうち●の印ものについては「あなたがどんな人柄なのか?」を見る質問です。
看護師というのは非常に大変な仕事です。
そこで看護師として働いていけるような我慢強く実直でまじめな人物であるか、またチーム医療で良好な人間関係を築けるかどうかという点を知るための質問と考えてみてください。

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このとき必ずしもすべての回答に看護の話題を結び付ける必要はありません
必要であったり、可能であれば絡めてお話をすればいいだけの事。

また「入院した時に看護師さんが優しかったので」などの経験のうわべだけをなぞったような回答はあまり意味がありません。
そうではなく、ささいな経験や考えでもより具体的に、実際に自分はどう考えたのか?自分だったらどうしたか?などを絡めて回答できることが重要だということでした。

◆の設問は人柄どうこうではなく、適切な長さの回答ができるかどうか?という点が見られやすい質問です。
たかだか通学時間の話題をそんなに長く語ることもないですよね。
これに類似するような、パッと答えられるような質問については簡潔に述べるというのがポイントになってきます。

最後にこれは特殊な例ですが▲の質問です。
これは嘘を言うことはダメです。(人柄的にもそうですよね)
第一志望であれば素直に第二志望以下を答えればいいのですが、問題は聞かれた大学が第二志望だった場合。
その場合には第一志望の学校だけを答えて「こちらが第二志望です」というような答え方をすれば嘘にはなりません。

特に看護学校は県立の場合が多いため、例えば他府県の看護を受ける場合には他府県の生徒さんということでこの質問をされやすいといいます。
また私立の看護専門学校の場合にも滑り止めとしてなのか第一なのか聞かれることもあるそうなので、もし該当する場合には回答を用意しておいた方がいいかもしれません。

これ以外にも様々な質問があるかと思いますが、大事なのは質問の意図や質を理解して適切な内容・量の回答をすることです。
何を聞かれているのか瞬時に判断できるように、緊張せず質問を聞けるように練習するのが一番大事なことかと思います。

看護学校の面接対策まとめ

●看護だからと言って特別な面接練習が必要というわけではない。高校の、できればあまりしゃべらない先生を相手に練習をする
●回答内容をセリフで暗記するのは絶対にダメ。覚えておくのはフレーズやキーワードだけ
●全ての回答に医療関係の話題を絡める必要はない。ただし、絡めていけそうな場合や必要な場合にはもちろんそういった話題で回答できるようにしておく
●聞かれやすいことはいくつかあるが、質問の質をよく考えて適切な長さの回答をする

看護に限らず、面接というのはとても緊張するものです。
緊張しない余裕!という人はほとんどいませんし、最初からパーフェクトに回答できる高校生もいません。
練習し始めは、先生にボロボロに言われてへこむかと思いますが、それを素直に受け入れて次の練習に生かしていけば、必ず上達していきますので諦めずに練習を続けてみてください。

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