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お月見のすすきの飾り方 花瓶に水は?十五夜のススキの本数は?

お月見

お月見はインスタ映えする秋のイベントの一つだと思います。
でもススキの飾り方にルールあるのでしょうか?
無かったとしてもセンスのいい飾り方ってどうすればいいの?
茶道の際に飾るお花の知識を元に、お月見のススキのセンスのいい飾り方について考えていきます。

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お月見のすすきの飾り方は?

実はお月見の際のススキの飾り方には特に決まりはありません・・・w
身もふたもない!
ただ花瓶に生けるだけ。

とはいえ。ですよ。
出来ればきれいに写真を撮りたいし、そしたらセンス良く生けたいですよね。

ススキは頭が重い植物(上に穂があって下には葉っぱしかない、重心が上にある植物という意味)なので、用意する花瓶は少し背が高いものおススメです。
水盤などの背が低いものだと上手く生けられません。
おススメの花瓶の形は、少し口がすぼまっている背が高めの物です。

ですが花瓶は持っていないし、そもそも買っても次使う機会があるとも限らない、嵩張るからしまう場所も取る。
そういう方には、百均のグラスでもいいかもしれません。
が、もっとおススメしたいのはワインのボトルです。

ワインのボトルは日本酒などとは違って規格があるわけではないので、色々な形があるんです。(日本酒も最近は様々な形のボトルが増えてきましたがワインほどではありません)
特に私がおススメしたいのはこの猫型のボトル・・・!

可愛いですよね、猫だし(そこ?w)
花瓶だと花瓶以外には使えませんが、ワインなら中身を飲んで+飾ってと二度楽しめます。
ワイン飲んでもいいかな?と思うのであればおススメです。

すすきを飾る花瓶に水は入れるの?

ススキというと乾燥しているイメージがあるので、花瓶に水は要らないのかな?と思うかもしれません。
しかしススキも花屋さんで買ったものは実はまだ茎が青いもので、枯れているわけではないので水が必要なんです。

とはいえ、ススキはあまり水を吸いません。
だから日持ちしない(できない)植物だと考えてください。
具体的には茎を切って根元を1分ほどお酢につけてから、水の入った花瓶に入れます。
これで持つのは大体三日間です。

が、お月見の時に何とかなればいいと考えるのであれば、当日お花屋さんで買うのが望ましいですね。
ちなみにススキは水につけると穂が開くそうです。
ふんわりしたススキが見ごろになるといいですね。

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十五夜のススキの本数は何本あればいい?

何本という決まりはありませんが、やっぱりそれなりに本数があった方が絶対に見栄えはします。
だとしたら何本?というとおすすめは3本か5本。
特にお花なんか生けたことがないという人には3本がおススメです。
実はバランスの取りやすさが3本だと比較的簡単にできるんです。

生け花や茶道でのお花(茶花)は奇数とされています。(例外がたくさんあるので一概には言えませんが)
もちろんお月見はお茶会ではないので守る必要はありませんが、できればセンス良く見せたいですよね。
だとしたら、古くから洗練されてきた華道・茶道の考え方に倣ってみるのは悪いことではないはず。

そしてなんで3本だと簡単にバランスがとれるかというと、三角形を作りやすいからなんです。

写真は小さな花瓶に猫じゃらしを三本挿したものを真上から撮影したものです。(なんでねこじゃらしなのかは『お月見にすすきがないのだけど入手場所は?代用するなら?』を見てくださいw)
これを横から見ると、

こうなります。
ちゃんとバランスが取れていますよね。

重要なのは三本の先端が立体的な三角形になることです。
三本すべての高さを変えて、さらに奥行きを持たせるために手前・真ん中・奥に穂先を配置、つまり上から見た時に先端が別々のところに来るように調整します。
そうするとどの角度から見ても必ず三角形に見えるようになるので、おおよそバランスがよく見えるように配置できるというわけなのです。

さらにススキの場合には重心が上の方にある植物なので、花瓶の高さよりも上に出ているススキの方が長いほうが見栄えがします。
花瓶の高さを1としたとき、ススキの長さは二倍以上(1.5~3倍)ぐらいの長さに切るといいかもしれません。

他にも見栄えという意味では秋の七草(萩・葛・なでしこ・おみなえし・フジバカマ・桔梗)を添えたりすると一層華やぎます。
他にも秋の花といえば、コスモス、菊(菊にもいろいろ種類がありますので仏花としてだけではなくお花として楽しんでみてください)なんかもおすすめです。
あれ?秋の七草なのに一個足りないじゃんと思ったあなた。
後の一つはススキなので、お花として楽しんであげてください。

十五夜のお月見のススキの飾り方や本数のコツまとめ

●飾り方に決まりはないが、花瓶は高さがあって口がすぼまっているものがおススメ
●花瓶がない、買うつもりがない場合におススメなのはワインのボトル
●花瓶に水は入れるが、その前に切り口をお酢を付けておくとよい
●本数に決まりはないが3本がバランスがとりやすいので簡単
●花瓶の高さを1としたとき、ススキの長さは2~3倍の長さぐらいがバランスがとりやすい
●長い・中ぐらい・短いの三本のススキの先端を立体的な三角形(奥行きが出るように)配置するとどこの角度から見てもバランスがよく見えやすい

せっかくのお月見ですから出来ればススキだってきれいに飾って写真を撮りたいですよね。
もし花瓶に飾るお花の写真に興味がある方は、色々な花を生けて練習するとお花を生けるセンスが磨かれるのでおススメですよ!

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