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ペルセウス座流星群が見やすい場所って?都心や自宅からは?

夏休み

8月半ば、ペルセウス座流星群のニュースを見て「見に行きたいなぁ」と思ったとしても、次の日が仕事だとどうしても夜に遠出なんかできません。
満点の星空じゃなくてもいいからお手軽に近場で見てみたい。
どんな場所なら見られる?
都心でも見られる条件がそろう場所ってあるんでしょうか。
あるいは自宅からビール片手にのんびりと・・・できたら最高ですよね。
ものすごいきれいな星空じゃなくてもいいから、少しでも流れ星を楽しみたい人向け、見やすい観察条件をまとめてみました。

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ペルセウス座流星群が見やすい場所ってどんな条件?

天体写真のようなものすごいきれいな星空が見たければ、標高が高い山の上まで行かなければ見られません。
しかしペルセウス座流星群の場合には流れ星自体も見やすいこともあって、意外と観測する条件が悪くても見られたりします。

流星群が見やすい条件は

●周囲に街灯などがない(あったとしても陰に入ることができる)
●ひらけた場所(建物や木などで空が遮られていない)

ということです。

こうなるとなかなか近場で行ける場所というのは限られてくるかと思います。
例えば、大きな川の河川敷、公園(夜間電気がついていると思うので少し陰になる場所があれば)、湖の周囲、などです。
また、大きなビルのてっぺんは意外と穴場ですが、管理の関係で入れるかどうか確認しておく必要があります。

おススメの時間は0~3時ぐらい
実は明け方の方が流星が見られる確率が高いので(公転方向が明け方なので飛び込んでくるイメージ)、できれば昼寝でもしておいて夜遅くにトライしてみるといいかもしれません。

ペルセウス座流星群は北東方向から放射状に流れ星が流れます(これを放射点と呼びます)。
ですが北東方向ばかりを見る必要はなく、どちらかというと寝っ転がって空全体を見回すような感じで観察すると目の端に流れ星が見えたとしてもとらえることができます。

また、見る際にはまずは暗い空に目を慣らす必要があるので、10分かそこらで「見られないや」とあきらめるのは早計です。
やはり住宅地では空が白っぽく明るくなってしまって、二等星の星がぎりぎり見えるかどうか程度。
となると、それ以上の明るさの流れ星しか見られないということなので、根気よく1~2時間は観察を続けるつもりで臨んでみてください

ただ、流れ星というのは流れている間に願い事を三回言えたら叶うという言い伝えがある通り、絶対に見られると約束されたものではありません
雲って来たり、やっぱり明るすぎて見えなかったり、いろいろ条件が悪くて見られないこともあります。
その場合にはペルセウス座流星群は毎年夏になれば見られるものなので、次回へのお楽しみとして一年後休みをちゃんと取った方がいいかもしれません。

ペルセウス座流星群は都心でも見られるのか

夜だし次の日に用事があるから遠出はできないし、と都心でも流星が見られるのかどうかということについてです。
やはりこれについても、都心であっても場所を選ぶという感じ。

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先ほど述べたように、なるべく街灯や常夜灯の影響を受けない場所を探せば、明るい都心でも見られないことはないようです。
ただし、やはり山の上などに比べたら空が白んでしまっているので、見えたとして二等星。
一等星より明るい星ならばぎりぎりみられるかと思いますが、イコールその明るさの流れ星しか見ることはできないということです。

一等星の明るさというのは、夏の大三角であるベガ・アルタイル・デネブと同じ明るさということ。
それより明るいのは月や惑星(木星でマイナス三等星)です。

もし事前に夜空を見られる機会があれば、大体どれぐらいの星が見えているのか確認しておくと、何等星ぐらいまでなら流れ星も見られるのか予測がつくかもしれません。

ペルセウス座流星群を自宅で見られるかどうか?

これができれば究極の贅沢・自宅で流星群。

まず、できるかどうかは周囲の明かりの状況によります
ちなみに住宅地のど真ん中にもかかわらず実家では6月時点で二等星まで見えたので、意外と怠惰にペルセウス座流星群が見られるのでは?と期待が高まっています。

同時に、自宅で見る際にもおススメなのはベランダにレジャーシートを敷いて転がってみることです。
空全体を見渡すことができるし、何より家なので片付けも楽々。
ビールやワイン片手に流星群が楽しめるならいいですよね。

まずは確認のために、晴れた日に家の中の電気を消すか暗くする+遮光カーテンで光をカットして、ベランダに出てみてください
そして空を見て、最低でも15分程度夜空を見渡してみます。
最初は目が慣れないので惑星か月ぐらいしか見えないと思いますが、そのうち一等星、条件が良ければ二等星ぐらいまで見えてくるかもしれません。
それぐらいまで見えるのであればその程度の明るさの流れ星は見えるということなので、もしかしたら自宅で流星群が楽しめるかもしれません。

ただしこれもやはり運次第なので、流れる角度や頻度が多い時間帯(深夜~明け方)を狙った方が効率はいいですし、それでもうまく見えない可能性もあります。
もしどうしても見たいという場合には、やはり明かりがない場所・標高の高い場所などへわざわざ足を運んだ方がいいでしょう。

ペルセウス座流星群の観測場所まとめ

●街灯などの明かりがない・なるべく遮るものがない開けた場所が近くにあれば見られるかも
●例としては、公園・ビルの屋上・湖の脇・河川の堤防など
●都心でも見られないことはないが、やはり空が白んでしまうので見づらい。事前に何等星まで見えているのか確認しておく方がいいかも
●自宅でも同様に事前確認が必要
●見られそうであっても結局は運なのであまり期待せず、見られたらラッキー程度に考えておく

どうしても見たいという場合には、おすすめは天文台がある場所がやっぱりいいです。
そういう場所では夏場の自由研究の時期というのもあって、イベントが行われていることもあります。
もし今年、近場で見られて来年こそはもっとすごい星空を見たいというのであれば事前に調べておいてもいいかもしれませんね。

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