百均の突っ張り棒とワイヤーネットを使ってキッチンに壁収納を作ってみました。
そこそこ上手くいったかな~と思うのですが、実は作る段階ではかなり四苦八苦しました。
原因は突っ張り棒が倒れること。
なんで?あんた突っ張り棒じゃないの?!って突っ込みたくなるぐらい、倒れて上手く止まってくれない!
縦に突っ張り棒を使うと色々な収納が出来るので、出来ればピシッと止まっていただきたいのですが・・・緩んで倒れる原因は一体何なんですか?
そのあたりのところ、原因を探しつつ対策してみました。
突っ張り棒を縦にすると倒れる理由はコレではないかと・・・
キッチンにこういうひっかけるタイプの壁収納を作ってみたんです。
作ってからすでに一カ月以上経ちますが、元気にやっております。
ただ、作っている最中は何度も何度も倒れました・・・ナンデヤネン、あんた突っ張り棒だろ?! ちゃんと突っ張らんかい!!!ってぐらいに。
使ったのは百均の突っ張り棒です。
ダイソーとかセリアとか有名どころではなく、近所にあるチェーン店ではないところの。
ダイソーとかのちゃんとした(?)百均の突っ張り棒ならよかったのかなぁと思いつつ、突っ張り棒の仕組みを調べてみました。
収納名人のつっぱり棒博士が教える 突っ張り棒専門サイト
突っ張り棒の基礎知識 突っ張り棒の選び方
実は突っ張り棒には二種類あります。
というかうちも二種類使っていました。
まずバネ式。
百均でよく見かける突っ張り棒と言えばコレ。
中にばねが入っていて、その反発力で固定をするタイプです。
私が今回キッチンの収納をするために買ったのもこのばね式でした。
もう一つがジャッキ式。
長さ固定ネジが付いていて、かなりしっかりと固定することができます。
我が家でもこのジャッキ式を使っていたのは、旦那の服を掛けるために使っている部分でした。
ジャッキ式は固定ネジが付いていることからも分かるように、強度は強く、反面外しづらい。
「お手軽にキッチンの壁収納作っちゃお~♪」と思っていた私が買ったのはバネ式。
このバネ式×百均クオリティが実は問題だったみたいなんです。
それに気が付いたのは、何度目かの落下をした後。
「何で落ちるんやオマエぇぇ」と思いつつ伸ばした突っ張り棒でとんとんと床を叩くと、まるで如意棒のように伸びるんじゃなくって縮むんですよ・・・!!
私は別に回していないんです、自分で勝手に縮まっていく。あら不思議。
驚いて続けてトントンやっていると勝手に短くなっていきました。
つまり、百均クオリティのばね式突っ張り棒の中には、ばねがシッカリと反発力を発揮しない上に勝手に自重で短くなる個体差の奴も中には混ざっている・・・・らしい。
実は思い返すと別のところで2m越えの長いバネ式突っ張り棒を買ったのですが、同じく持っているだけで先端がずり落ちてきたことがあります。
不良品ちゃうの?!と思ったのですが、思えば本来は横にして使う物・・・・を買った私の都合で縦に使おうとしている。
本来は自重で縮まる方向では使わない設計なので、こうなるのも致し方なし・・・まぁ百均ですしね、ってことなんじゃないのかしら?と。
ちなみに袋を開けた時点で、片方の滑り止めが外れていたり、滑り止めの形にも若干の個体差があって凸面ぽいのに当たってしまったため滑りやすく・・・orz
だから片方は簡単に固定できたのに、もう片方一本だけ妙に止められなかったんだな~と納得した次第です。
それにしても私は突っ張り棒運がないのかな?
突っ張り棒を縦にすると強度はどうなる?
突っ張り棒運とは別で、少々気になるのが強度。
横で使うのと縦にするのと、強度は変わるのか否か?ということ。
突っ張り棒を縦に使う!便利すぎる収納術やアイデア活用テクニックをご紹介!
このサイトさんでは、縦で使いことにより強度が増すという書き方がされていますが、どうなんでしょう?
物理苦手過ぎて正直分からんのですが、単純に力がかかる点が下の一点になるだけ?なので、そんなに問題はないような気がしています。
気のせいかもしれないけど。
少なくとも、強度が落ちることはないんじゃないのかなと思って使っています。
一本1㎏耐荷重の突っ張り棒を2本使ってキッチン収納を使っていますが、さすがに2㎏も掛ける気にはなれず・・・実験してみた方がいいかしら。
が、問題はやっぱりあの縦の緩み。
多分使っているうちに、振動で緩んできて倒れると思うんです。
ただ、そのスパンが例えば1年とかならまだ許せる。
うん頑張ったね、直そうかって思える。
これが一カ月に一回倒れるんじゃ、お前もうチョイ踏ん張れよ・・・って思う。
既製品を使っているわけじゃないので、私としては時々倒れても致し方あるまいと思っています。
だから安くて形がびみょ~な突っ張り棒君でも頑張れる様な突っ張り方ないのかな?と思って色々試行錯誤してみました。
キッチンの突っ張り棒を落とさないようにするためにやったこと
実はさっきの写真に答えがあったんですが
この継ぎ目ギリギリを結束バンドで止めること。
もうそれはぎっちぎちに、これでもかってぐらいに。
こうすると、結束バンドがストッパーになって突っ張り棒が自重で縮まなくなりました。
突っ張り棒運がなく変な形の子に当たってしまったのですが、お陰様で一カ月ほど平穏に壁収納を使うことができています。
これで倒れることがあれば、今度は結束バンドを止める際に輪ゴムの一本でも噛ませようかと思っています。
要は短くなりさえしなければ、彼は倒れようがないはずなので。
ちなみに滑り止め系の奴は今回は使いませんでした。
理由は、水がかかるので隙間が掃除できなくなるのが嫌ということ(上だけ付けるならいいかもしれないけど油汚れそれなりに酷いところなのでどうだろう)
でも圧着面が若干凸になっていたことを考えると、本当は耐震用の滑り止め
感想(2件) |
こういうのを噛ませた方がいいのかなぁとも思います。
ただこれがあるだけでは勝手に振動で短くなって倒れるのは防げないので、悩ましいところ。
もちろん、本来であれば
●百均じゃない突っ張り棒を買う
●いや、しっかり止めるためにもジャッキ式にしようよ
●って言うかそもそも縦専用で、他のパーツもついているやつにしない??
って感じなのですが
感想(6件) |
百均ので作るのと比べたらそりゃぁまぁまぁするな・・・
今回のキッチン改造が安物買いの銭失いにならないことを私は切に願いますが・・・
逆にこれが良かったら、ちゃん縦型を前提に設計されているのもの買ってもいいかな?って考えています。
うん、そんな感じで。
次回に生かそう。
まとめ
●百均の突っ張り棒は、縦にすると勝手に自重や振動で短くなっている個体が混ざっていることがあるのが、縦で突っ張り棒を使おうとしたときに倒れる原因では?
●縦で使う際の耐荷重についてはメーカーからの言及はないので正式には分からないけれど、そこまで大きく減じたりすることはないと思う、むしろ耐久が上がるという説もある
●勝手に短くなって倒れてくる突っ張り棒は、伸ばして固定した後に短くなる前に継ぎ目を結束バンドで締め上げる。とりあえずこれで当分お前さんは短くなることが出来ないはずや!
家の中の片づけをしていると「こんな棚が欲しい・・・」とか「こんな収納がほしひ・・・」とかもう、理想を考えたらきりがないんですよね。
それでついつい頼ってしまうのが百均グッズ。
最近は使い勝手がいい物が増えたし、10年以上前みたいにちゃっちすぎて使えね~~~みたいな商品は減ってきましたが、それでもやっぱり100円以上の価格設定の物とは一線を画すなぁというのが今回の感想です。
そうはいってもやっぱり百均行っちゃうんですけどね。
しっかりと使えるものとやめた方が見極められればいいんですけどね~!精進したいと思います。
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コメント
今日キャンドゥで買ってきた突っ張り棒2本が2つともダメな子で途方に暮れてました
結束バンド、試してみます
ダメな子、結構な頻度で出会います!
個体差なんでしょうけど、もう少しダメな子率下げて欲しいですよね