基本的な調理器具以外は、あまりキッチンの便利グッズを買わない我が家ですが、厳選に厳選を重ねた結果ぶんぶんチョッパーは確固たる地位を獲得している稀有な存在です。
感想(17件) |
このぶんぶん野郎がどれぐらい優秀なやつなのか、どんなものが得意で、どんなものが苦手なのか、一年以上使ってみてようやく見えてきました。
本当に本心で「買って良かった、これは正解だ」と思えた数少ないキッチングッズについてです。
ぶんぶんチョッパーとは?
ぶんぶんチョッパーとは一言で表わすと、手動みじん切り器です。
取っ手を引くことによって中の刃が回転して、入れた食材をみじん切りにしてくれます。
特徴としては
●手動なので場所を選ばず使える●サイズが小ぶりなので収納に困らない(我が家はボウル小の中に入っているので実質収納スペースは食っていない)
●3パーツしかないのでお手入れが楽
●手やまな板、包丁などを汚さずにみじん切りが出来るし、食材が逃げない
●電動のブレンダーやミキサーに比べたら静か(それでも子供が寝ている間は使おうとは思わないレベルの騒音)
●みじん切り以外に、混ぜる・砕くなどの工程もお任せできる
こんな感じでしょうか。
時短になるのが一番のメリットですが、もちろん苦手な食材もあります。
ぶんぶんチョッパーのサイズ
実は私はぶんぶんチョッパーのことを全くリサーチせずに、近くのスーパーのちっちん用品売り場にあったのほホイと買ってしまいました。
後から調べたところによると、なんとサイズが何種類もあったのだとか・・・・。
今更ながらですが、一番小さい容量の物を買ってしまったと知り、買い替えたい気分でいっぱいなので、まだ買っていない方はご自身に適切なサイズを知っておいた方がいいと思います。
ぶんぶんチョッパーの種類
2020年1月の時点で、ぶんぶんチョッパーはサイズ4種類・付属品の種類の違いによって8種類の商品があります。
450ml レシピ付き
450ml 混ぜ器・保存用蓋・レシピ付き
640ml レシピ付き
640ml レシピ付き ※回転軸改良型
700ml
900ml 混ぜ器・保存用蓋・レシピ付き
900ml 混ぜ器・保存用蓋・レシピ付き
900ml 混ぜ器・保存用蓋・内蓋
結構ありますね~だからこそ迷う
どれぐらいの分量の違いかというと
450ml:玉ねぎ1/2個
640・700ml:玉ねぎ1個
900ml:玉ねぎ1.5個分
という感じになります。
二人暮らしならギリギリ450mlでもいいかもしれないけれど、我が家2.5人暮らし(良く食べる一歳児がいる)と「もっと大きいの買っておけばよかった~!」という感じ。
基本的には大は小を兼ねると思ってもいいグッズです。
ぶんぶんチョッパーの付属品について
ぶんぶんチョッパーの付属品は4種類あります。
●混ぜ器:ホイップクリームが作れる
●保存用蓋:みじん切りにした後、容器でそのまま保存できる
●内蓋:ぶんぶんしても食品が蓋の内側にこびりつかない
●レシピ:時短レシピが載っている
私はレシピしかない(どこだろ・・・・)のですが、これらの付属品は付属品単体での販売は無いようです。
そのため、欲しいと思ったらそれが付いている商品を選ばなければ手に入りません。
私は混ぜ器が欲しいのですが・・・大型に買い換えるときに混ぜ器が付いている物を選ぼうと思っています。
ぶんぶんチョッパーで肉や魚は出来る?
野菜のみじん切りが一般的ですが、やはりやってみたいのは肉や魚などのミンチ・すり身。
これができれば出来立てのひき肉が作れるってことだし、つみれ汁なんかも大好きです。
ところが取扱説明書によると「肉や魚への利用はお控えください」との文言が・・・。
どうやら、固い殻や骨と弾力がある食品は苦手で、やりすぎると故障の原因になる可能性もある様子。
と言ってもやって見なきゃわからんやん、と思ってやって見ちゃいました※自己責任で壊れたら大きいのに買い替える作戦
ぶんぶんチョッパーで鳥肉をひき肉にしてみた
皮を剥いだ状態の鳥ももは
30回ぐらいでミンチっぽくなりました
以下は類似品の竜巻チョッパー(ほぼ性能一緒)でやった時なのですが、
皮付き鳥もも肉を50回ほどブンブンしてみたのですが・・・
確かに鶏皮の部分が切れていません。
一方で半解凍にした鳥むね肉をやってみたところ
40回ぐらいブンブンしたところできれいにひき肉にできました。
ただ後で分かったのですが、軸にお肉の脂がべっとりついてツルツル滑ってかなり危険だったのと、軸に皮が絡まっていたのでこれが怪我や故障の原因になるんだろうなぁということを洗う際に気が付きました。
さて、次やってみるかどうか・・・今思案中です。
ぶんぶんチョッパーで離乳食は作れる?
私がぶんぶんチョッパーを買ってよかったと思ったのは離乳食作りの時でした。
みじん切りにするのはもちろん、細かくしておくと裏ごしも少しだけ楽になります。
そのためみじん切りにするだけではなく、離乳食の色んな時期に対してそれぞれ使い方があると思っています。
お粥をぶんぶんしてとろとろにする
ほうれん草などのペーストを作る(粗ければブンブンした物を裏ごし)
野菜のみじん切りに活用
火を通してからぶんぶんチョッパーへ入れれば、肉や魚でもぶんぶんできる
手づかみハンバーグやスイートポテトが大活躍する
味付けや混ぜるのもぶんぶんチョッパーの中でやれば洗い物が減る
嫌いなものを細かくして混ぜ込んで食べさせる作戦に使う
離乳食の時期こそ、少しでも楽をした方がいいというのが持論なので、ぶんぶんできる部分は全部お任せしてもいいと思います!
ぶんぶんチョッパーで大根おろしは作れる?
大根おろしも作れるとの情報を得て、やってみました。
結論から言いますと、これは大根おろしではない。
繰り返します。
大根おろしじゃない!
鬼おろしみたいな粗さが好きな人には好みかもという情報もあったのですが、いくらぶんぶんしてもシャッキシャキの大根のみじん切りでした・・・orz
どうやら繊維を全て断ち切っているので、フワッと感がゼロなんですね。
かなりの万能調理グッズだと思っていたのですが、下ろすのだけは苦手なようでした。
ぶんぶんチョッパーが活躍するレシピ
と、ここまで肉・大根おろし・離乳食とピンポイントに出来る/出来ないを見てきましたが、じゃあ一体どんなレシピが得意なの?と。
活用術がみじん切りだけじゃ確かに優秀選手とは言い難いです。
私がこの一年ほど色々な物に使ってみた感覚ですが、ぶんぶんチョッパーには三つのことが出来ると思っています。
①みじん切りにする
②混ぜる
③砕く
特に③を見つけた時は感動しました。
それぞれに合わせた料理をピックアップしてみます。
ぶんぶんチョッパーでみじん切りにする
みじん切り自体を楽しむという意味では
●コールスローサラダ
●チョップドサラダ
この二つに勝るものはないだろうなぁと思います。
色んな種類の野菜のみじん切り何てめんどくさすぎる・・・と思って辟易するレシピですが、ぶんぶんチョッパーにお任せすればかなーり楽になるんじゃないかしらと。
ぶんぶんチョッパーで混ぜる
次いで混ぜるです。
●ハンバーグ
●餃子
●つみれ
●タルタルソース
●ネギ塩ダレ
●スムージー
みじん切りにしたうえで、それを混ぜるという工程があるレシピには大抵使えるんじゃない?って思ってます。
それぐらい実はぶんぶんチョッパーは混ぜるのが得意。
しかも刃でぶん回すので、空気が入ってフワッとするんですよね(ハンバーグとかはふんわりしない方がいいのかもしれないけど)
また、タレ・ソース系は刃を外せばそのまま食卓に提供することも可能なので、お皿が一個浮く!
こういう時、保存用の蓋があると便利なのかしら・・・・?←なんでもラップする人
ぶんぶんチョッパーで砕く
砕くってなに?!って思われるかもしれませんが、お菓子とかひき肉料理へのかさましで色々潰したり砕いたりしていませんか?
●スイートポテト
●ケーキポップ
●パン粉(食パンから)
●かさまし用の厚揚げ・はんぺん
意外と手でつぶしたりおろし金を使ったり、マッシャーで頑張ったり・・・大変、飛び散る、手が冷たい。
これらの悩みが全部ぶんぶんチョッパーで解決したのはビックリでした。
使っていて一番驚いて「こいつやるわぁ」と感動したのは、この「砕く・潰す」に気が付いた時でした。
最後に
これだけ書いておいてなんですが、私は別にぶんぶんチョッパーの会社の回し者とかではないです(笑)
たまたま売り場で見つけて「あ、コレ話には聞いてるけど、安いし使ってみるか。ダメなら捨てればいいや」と思って買ったのが大当たり!という感じ。
こんなラッキーなこともあるんですね。
現在も日々のご飯作りに活躍していますし、みじん切りへのハードルが下がったので安い時に買ったひき肉を冷凍しておいて餃子にしたりハンバーグにする頻度が増えました。
何より、「あー餃子食べたい、でもみじん切りめんどくさい」という感じに諦めていたのが、食べたいものを諦めなくて済むのが私にとっては最大のメリットと感じています。
スポンサーリンク
コメント