関西で安産祈願で有名な寺社仏閣といえば、兵庫県宝塚市の中山寺です。
由緒あるお寺で、特に戌の日は安産祈願の妊婦さんでとても混むことで知られています。
しかし仕事の都合や、一緒に行く旦那さんの都合などで戌の日には行けそうにないこともありますよね。
そうした場合、戌の日に中山寺に安産祈願のお参りに行ってもいいのか、何か不都合でもあるのか?
実際に戌の日以外に安産祈願のため中山寺にお参りに行ってみました。
中山寺に戌の日以外に行くときの注意点は?
つわりがあまりにもひどかったのと、出血からの安静にせよと産婦人科の先生にいわれ、私は五か月目の戌の日には家から出ることができませんでした。
ようやく家から出られるようになったのは6か月半ばぐらいになったあたり。
もう完全に風習とか決まりとかそんなのすっ飛ばして「行ける日にお参りにいく!!」としか考えられませんでした。
ちょうど安産祈願で有名な中山寺が近かったので、夫婦で相談して平日の戌の日以外にのんびりとお参りに行こうということで、全く下調べもせずにGO!
結果的にですが、お昼を食べた後の13時ぐらいに中山寺に着きましたが人はまばらで並ぶことも全くありませんでした。
というか、ここ本当に混むって有名なお寺なの?ってぐらい空いていました。
入ったところの参道の写真がこちらです。
ガラガラですよね・・・w
そのためお参り後にお寺の境内にあるレストランでのんびりと甘いものを食べる余裕もありました。
むしろ平日昼間、戌の日以外は注意することもあまりなくのんびりお参りできるのでおすすめかもしれません。
腹帯を中山寺でいただきたいんだけど戌の日以外でもいいの?
中山寺では実際に戌の日には多くの妊婦さんがお参りに行って、腹帯をいただいているようです。
中山寺のホームページではライブカメラで境内の様子が見られるので、もし気になる方は戌の日にそれを見てみるとどれぐらいの混み方をするのかわかるかと思います。
では一方で、戌の日以外に腹帯はいただけないのかというと、そんなことは全然ありませんでした。
私は実際に平日で戌の日でも何でもない日に行きましたが、問題なく腹帯をいただくことができました。
お寺に入ってエスカレーターを登って行った先にある本堂でお参りをした後、その左側にある受付に自分の氏名生年月日・電話番号・お札の送り先(住所・宛先人の氏名・電話番号)を書いた紙を出します。
それから7000円の祈祷料を払ったら、腹帯とお守り、いろいろな説明書きなどをいただいて終了です。
後日、書いた住所にお札が郵送されてきます。
安産特別祈願の場合には時間が指定されているので、その時間になると祈祷殿で家族全員祈祷です
特別祈願の方は祈祷料が20000円になるので選択はしませんでしたが、どうやら戌の日以外、大安を除く平日は随時受付なので(それぐらい確かに空いています)、待たずに祈祷していただくことができるようです。
ただ、腹帯をいただくのには5か月目に入った最初の戌の日という決まりがあると一般的には言われているので、やっぱり戌の日に行くのがいいんじゃないの?と思われる方が多いようです。
ところが実はこれは地域によりけりで、大まかに分けると以下のようなバリエーションがあります。
②5か月目に入る前に安産祈願をして腹帯を用意して、戌の日から腹帯を巻き始める
③5か月目に入る前に腹帯を用意して、五か月目最初の戌の日に腹帯を巻いて安産祈願をする
こうしてみてみるといろいろな解釈があるものの、共通しているのは5か月目・戌の日というキーワードぐらいでしょうか。
というかここまで考え方がいろいろあるのであれば、大事なのは気持ちの方なのであまり気にせず体調のいい時に安産祈願をして腹帯をいただきにいけばいいかと思います。
しかも地域によってはですが、安産祈願自体はいつでもよくて、腹帯を巻く帯祝いと一緒に安産祈願をするのが多いので、5か月目の最初の戌の日に全部やる!という風習になっているだけの場合もあるようです。
そのため、特に中山寺では戌の日以外でも腹帯をいただくことは全く問題なく可能なので、5か月目だとか戌の日だとかあまり気にせずに、お参りに行った方がお腹の赤ちゃんにもいいんじゃないかなーと感じました。
戌の日以外に安産祈願を中山寺ではやってもらえる?
前述したとおり、中山寺の安産祈願とはその場で祈祷をしてもらうのではなく、すでに祈祷し終わったお守りと腹帯をいただくことを安産祈願というようです。
むしろ家族そろっての祈祷は特別安産祈願の方なので少しイメージが違うかもしれません。
ホームページに書かれている「安産祈願」(祈祷料7000円)の方は戌の日でなくともその場へ行きさえすればやっていただけます。
名前や生年月日などを記入提出して祈祷料を払い、腹帯とお守りなどをいただくことだけです。
また、祈祷をしてもらう場合には「特別安産祈願」(祈祷料20000円)の方になりますが、こちらも戌の日以外でも受け付けてもらえます。
というか、戌の日・土日・大安には多くの人が安産祈願に訪れるため時間割制になっていますが、普通の何もない平日ならば随時受付なので時間もそこまで気にすることはありません。
予約は受け付けていただけないので、受け付け順にということになります。
5か月というとまだつわりが収まっていない妊婦さんも多いかと思うので、体調をみつつ平日昼間にのんびりといった方が楽といえば楽。
ただ、一つ注意してほしいのがいただいた腹帯やお守りを持ち帰るのに何か手提げか袋を用意しておいた方がいいということです。
こんな風にドンと渡されますw
紙の封筒のようなものに入れてありますが、特にカバンに入れづらい大きさの腹帯が少し嵩張りました。
旦那が手に持って帰ってくれましたが、何かしら大きめの袋などがあるといいかもしれません。
戌の日以外で平日に中山寺に安産祈願に行くときのまとめ
●むしろ戌の日以外の平日はとても空いているので、体調が芳しくない妊婦さんにはお勧め
●普通の安産祈願は用紙を書いて出して祈祷料を払うだけで、祈祷殿で御祈祷を受けるのは特別安産祈願の方なので普通の祈願だけなら簡単にその場で終わる
●特別安産祈願の場合でも、戌の日・大安・土日以外の平日は随時受付なのでわざわざ戌の日に行って時間指定よりは体は楽かも
●5か月目最初の戌の日に安産祈願と腹帯をいただくというのは一般的な解釈でほかにも解釈はいろいろあるし、何より気持ちの方が大事なのであまり戌の日は気にせずにお参りするのもあり
五か月目あたりだとまだつわりが終わっていなくて(現在8か月ですがずーっと私は気持ち悪いままですww)体が大変な妊婦さんも多いと思います。
そんな時に無理をするよりは、ちょっとでも体が楽になってから気持ちよくお参りした方がずっといいと思います。
気温がいい季節になってからでもいいと思いますし、とにかく体第一で無理をせずにお参りに行ってきてください。
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