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ネトゲから抜け出す方法 抜け出せない・依存を克服したいと思ったら

リケジョのおすすめ

どうも、元ネトゲどっぷりだった人です。
元、ということで10年の節目でネトゲから脱出して、現在はそれなりにそれなりの生活を送っています。

と言っても人はそう簡単には変われませんし、変わる必要もないと考えています。
ネトゲをやっているのが悪だとも思いませんし、趣味と言い切って続けることは悪いとも思いません。
ただネトゲやめたいのにやめられないと悪循環にはまっている人の方へ向けた独り言です。
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ネトゲから抜け出す方法

あらかじめ言っておきますが、絶対に効果がある方法などというものは、ことネトゲの依存については無いと思います。
どうしても辞めたければそれこそ自主的に電源の無い山奥にでもこもればいいのですし、逆にそうまでしてでもやめられないのなら病院に行った方がいいのかもしれません。

でも、それでも何とか自分でやめたいと思うのならば、私が止めたきっかけになった思考の方法を記しておきますので参考程度に見てください、というものです。

同じようにやったけど抜け出せなかった!!と言われても、では別の方法を探ってみてくださいね、としかお返しできませんので悪しからず。ご了承くださいませ。


元々ネトゲをしていた分の時間が何に使われていたのか思い出してみてください。

と言っても、やめたいとか抜け出したいとか考えているレベルの状態の人は、大抵はすでに生活の時間をネトゲに侵食されているからやめたいと考えている場合が多いので、思い出すのは「ネトゲを始めた最初の頃」の事をです。

隙間時間かあるいは何かをやらずにネトゲに時間を割き始めたと思います。
それは元々オフゲだったか、漫画を読む時間だったか、アニメだったか、読書だったか・・・何かは分かりませんが、とにかく別の物に時間を割いていたわけです。

趣味がない、仕事や学校に行ってあとはご飯食べて寝るだけ、というのは非常に悲しいしつまらない。
そこで、大抵の人はそれが趣味だという自覚がなかったとしても、ストレス発散のために生活時間の何割かを趣味時間に割いているはずです。
それは明確に何かを作ったり、趣味だと胸を張れるようなものじゃないかもしれません。しかし他人に強要されたわけではなく自分が自然とやりたいと思ってやっている、それが趣味です。

ですがネトゲを始めたということは、元々の趣味よりもネトゲの方が楽しさが上回ったから、ですよね。
だからネトゲから抜け出す方法とは簡単に言えば、ネトゲに割く時間を元or他の趣味に使う時間に当てるようにするだけなんです。
そうすればあなたは心穏やかになれます。

が、それがめちゃくちゃ難しい。


だからこう考えてみてください。
大抵の人は趣味を持っています。その中で、今のあなたの趣味がたまたまネトゲなんです。
周囲からどう思われたとしてもあなた自身としては「趣味に時間を割いている」ということだけなんです。ただ少々、いやだいぶ?時間の割き方が激しすぎる。

もし趣味が高じて仕事になるならば、それはそれでいいんじゃないですか。
絵を書くのが好きでイラストレーターとして食べていけるならばそれはいいですよね。だからネトゲ好きが高じてプロゲーマーになるのもありっちゃありだとおもうんです。
でもね、大抵の人はプロになるほどの能力やら才能やら努力やら、持ち合わせがありません。
だから趣味よりはオーバーしているけどプロにはなれない中途半端にやり込んでしまったもの、それが今のあなたのネトゲだと思ってください。

つまりネトゲのすごいところは、趣味時間を大幅にオーバーさせるぐらいの誘因力があるところ。
だから生活に支障が出たりするわけで、ぶっちゃけネトゲとほどよい距離をたもてるならば趣味のままにしておいたっていいと思うんですよ。無理に辞めることはないと思っています。
だってきっと無理にネトゲをやめたら、またネトゲかそれに準ずるものを趣味として空いた時間を使い始めますから。

だからネトゲを抜け出す方法というより、より正確に表現するなら趣味と適切な距離を保つ方法を模索しなければならないと思うのです。
趣味をバッサリと無くしてしまっても、どうあがいてもその空白状態になった時間は新たな趣味に使うだけです。

無論、新たな趣味を見つけられれば問題ありません。
が、ネトゲが好きな人は空白時間さえあればネトゲをしていたからネトゲから脱出できなかったのであり、ネトゲを辞めてせっかく空白時間を作っても他に趣味が無かったら、ネトゲに時間消費したくなるのは目に見えてますよね。

そのため、趣味に侵食された生活を元に戻す方法は二つ。

①生活を侵食しない程度の他の趣味に切り替える
②今の趣味(ネトゲ)を生活が侵食されない程度にする
どっちかです。
趣味がない人生を送ろうと考えるのは無謀というもの。
身につけなければならないのは趣味との付き合い方の方だと思うのです。

ネトゲから抜け出せない人をたくさん見てきた感想

さて、ネトゲから抜け出したいと思いつつも上手くいかず、あれよあれよという間に元のゲームに別のキャラで復帰した・・・というのはもうネトゲあるあるですよね。
体感ですが「引退する!」と言って引退した人って大抵復帰するんですよ。
逆に引退すると宣言せずにサッと消えて行った人の方がなぜか復帰しづらい
なんでかなぁと思った時、趣味との付き合い方に何かヒントがあるなと考えました。


引退宣言をする人は、一気にガッツリネトゲから消え去ろうとします
それこそ衆目の目の前で物をポイポイ捨てて、自分の中の未練を全部消し去ろうとして。

でもそれってものすごい心苦しいことじゃありません?
だって好きなものを自分の手で全部目の前で捨ててるんです。自分が今好きなものを「違う嫌いになったんだ」と自分に言い聞かせても、効果は一時的なものでしかありません。

そんなことしたら心にぽっかり穴が空いて、結局その隙間を埋めようとして手っ取り早く何かしよう・・・で復帰してくるんじゃないかなぁというのが、多数の引退者と復帰者を見てきた感想です。


逆に「あれ?あの人いなくなったの??」っていうぐらい物音無く消えて行った引退者には二種類います。
一つは別のゲームに行った人。これは別のゲームが面白くなくなったりすると復帰してきますが、基本的にはその瞬間の趣味が切り替わった系です。このタイプの人はそもそもネトゲを辞めようだなんて思って無いと思いますw

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もう一つはリアルで何かやることが出来た人。リアルでのやることとは、お仕事だったり生活環境が変わったり、あるいはリアルでの趣味が楽しくなったりと様々ありますが、共通しているのは現在の趣味であるネトゲに使っていた時間を全く別の物に使っているパターンです。


ネトゲから抜け出せない何度やっても戻って来てしまう!という人は、引退宣言を盛大にして自分を無理やり変えようとする人かが多いんじゃないかなぁ~と思います。
やめたいやめたいと念じるあまり、自分を急激に変えようとして失敗するパターン。しかも好きなものを嫌いというほど真逆の方向に自分をボッキリと曲げて変えようとしている。

まぁ、十何年以上生きて出来上がった性格なんて相当なことが無い限り、急激に性格を変えることは難しいと思います。
もし急激に性格を変えることが出来る人ならば、最初にネトゲやめようと考えたときにスパッと止められているはずですしw
だから何度も引退宣言をしてやめようと思っているのにやめられない人は、自分はそういう性格で一気に変えることは出来ないんだともう受け入れて別の方法を探した方が楽じゃないかなぁと思うのです。
別の方法とは、別の趣味を徐々に見つけるという意味で、です。

ネトゲ依存を克服したいと思ったら

まずは断舎利のように一気にやめるのはオススメしません。
というか、それを一回やってダメだったのなら次の方法を模索しましょうよ。

結局のところ、自分に我慢を強いてやめようとするから克服できないわけなので、我慢できずに辞める方法を使えばいいだけだと思うのです。
なんだかタバコやお酒みたいですねw

だから好きなネトゲを、嫌いになったからなんて嘘つかなくていいんですよ。
好きは好きのままでもいいと思うんです。


やめる際には「徐々に時間を減らす」をオススメすると同時に、ネトゲをやっていない時間を何に費やすのかあらかじめ明確に目標を持っていた方がいいと思います。

例えば毎日21~24時までやっちゃってるのを週に1日だけまずはやめてみようと思ったのなら、その一日の3時間何をするか予定を決めておくんです。
溜まっているオフゲでもいいし、漫画を読むのでもいいし、本でもいいしDVDを借りてくるのもいいし、プラモを作るでも何でもいいと思います。
これを決めておかないと結局手持無沙汰になって寝るか・・・と最初こそなりますが、次の週には恐らく元気にネトゲにログインでただいま~wですよ。

できればその徐々に切り替えていくなにかがそのままネトゲに使っていた時間を乗っ取るようになっていけば、他のプレイヤーからは「あれ、あの人いなくなった?」みたいな感じでネトゲ依存を克服できます。
しかし最初っからそんなにはまる物もないでしょうから、やりたいこと、気になったことを片っ端からやってみるのもいいかもしれません。

あるいはネトゲ使う時間と他の趣味に使う時間と、いいバランスが取れるところが見つかればそれ以上にネトゲ時間を減らす必要は無いんじゃないかな?とも思います。


また、隙間時間を全て何かに利用しなければならないとは考えないようにするのがコツです。

昨今の風潮ですがどうしても「時短」とか「隙間時間」とか、時間を効率よくどう使うか?みたいなものが良しとされています。
しかしこと趣味については、仕事や勉強じゃないんですから、のんびり構えてもいいじゃありませんか?というのが私の考えです。
そんな趣味までギチギチに詰め込んで行って、どこで休憩とるんですか・・・・。

ネトゲって効率厨が現れるぐらい、趣味の中では特にのんびり要素が少ない分類だと思うのです。だからやっているうちにどんどん時間が拡大して行ってしまう。
それで疲れたりやめたいと感じてしまうのなら、他の趣味もぎっちり詰め込んだら同じことになります。

趣味ぐらいのんびりだらだらと楽しもうというので構わんのではないですか?


最後に、実際に口に出すという効果です。

引退宣言はいわば好きなものを無理やりやめようと自分に言い聞かせるネガティブな「口に出す」行為であると思いますが、逆に多少嘘だったとしてもポジティブなことなら「口に出す」行為は結構効果があるんじゃないのかなと考えています。
具体的には、ネトゲ以外に切り替えていく趣味を「楽しい」と口に出すことです。

確かにネトゲ依存の人はネトゲが他のことよりも楽しいからネトゲ依存になったので、他のことをやってもいまいちに感じてしまうと思います。
だからその時は口に出して「楽しい」と自分を錯覚させてあげてください。
無意味に思えるかもしれませんがセルフマインドコントロールみたいなものです。

そのうち本当に楽しくなってきたら儲けものですし、楽しくならなかったら別の趣味を探せばいいだけなんですから。
ネトゲ以外の趣味に費やしている時間が、充実していて楽しいと感じれば感じるほど、どんどんネトゲとは距離が離れて行きます。
そしてネトゲと一切断絶した距離がいいのか、それともちょうどいい触れられる距離があるのか、それは個人で変わると思いますが、要は趣味の一線を越えないいい距離が見つけられればいいだけの話なんです。


依存というのはそれが無ければダメ!なくちゃ無理!という状態なのであって、程よく付き合う程度なら依存じゃありません。
ただ依存だと自覚があるのならば丁度いい距離感のところまで撤退する努力をまずしてみてください。バッサリ切る必要はありませんし、バッサリする方が効力が薄いと思います。

まとめ

ネトゲ依存から抜け出す方法
●ネトゲは趣味と割り切る
●ネトゲを辞めたいなら他の趣味を見つける
●一気にネトゲをやめようとせず、徐々に他の趣味に切り替えていく感じで
●依存を解消するだけなら、ネトゲといい距離感を保つのでも十分では?
●ポジティブなことは多少嘘でも口に出してセルフコントロール

ネトゲってやっぱり楽しいのは楽しいんです。
私も未だにネトゲをやっていたころのことを思い出して、「あ~遊びたい!」ってぞわぞわします。
そういう時は今の趣味、生活が充実していることを口に出して今を満足させています。
ネトゲを悪だとは考えないであげてください。ちょっと近づきすぎているだけでなんです。
だからもし将来、格安でVRMMORPGが実装されたら、私は必ずネトゲをまたすると確信しておりますので、その時は「いい距離感」を忘れずにプレイをしていきたいと考えていますよ!

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