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レースカーテンの洗濯のやり方 ドレープカーテンよりも汚い?!

家事

ある日ふとレースカーテンを見てみたら、いつも持つところと裾が意外と薄汚れていました。

ドレープカーテンと違って白いので意外と目立つみたいなんです。

コレは洗った方がいいのか・・・いや、洗うべきだよね、と思いつつもカーテンとレースカーテンの洗い方って同じでいいのかちょっと不安。

レースカーテンの洗い方ってどうすればいいの?を無くして、ちゃんと洗えるようになりたいと思います!

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レースカーテンって洗濯するの?

まず私のそもそもの疑問。

レースカーテンって洗うの?洗っていいの?大丈夫?いける???

そこからしてイマイチ分かっていませんでした。

 

素材に寄りますがレースカーテンは洗うものだそうです。

洗える、洗おう!みたいな感じですね。

むしろドレープカーテンよりも汚れやすいので洗った方がいいみたいです。

レースカーテンを洗う頻度

まじか! 普通のカーテンよりレースカーテンの方が洗った方がいいのか!

ってことはどれぐらい洗えばいいの?ってところなのですが、

●ドレープカーテン:年1~2回

●レースカーテン:年2~4回

というのが一般的な家庭での目安です。

 

ドレープカーテンが年に一回洗えば及第点なのに対して、レースカーテンの方が頻度が高いですね。

それほどレースの方が汚れやすい、あるいは汚れが目立ちやすいということのようです。

レースカーテンを洗うタイミング

ドレープカーテンは年一回だから年末の大掃除のタイミングや初夏や秋などの気候がいい時を狙って洗濯するのでもいいかもしれない・・・でも!

レースカーテンはそうはいかない、年に2、3回確実に洗うにはタイミングも重要になりそうです。

 

どのタイミングを狙って洗濯をすればいいのかというと、二回ならば初夏・秋の半年に一回ペースです。

夏場は窓を開ける機会が多いのでカーテンに土埃などが付きやすく、冬場~春は結露と花粉に曝されます。

それらを洗濯するタイミングとして、夏場の汚れは秋に、冬~春の汚れは初夏に綺麗に洗濯してさっぱり次のシーズンに向かう感じです。

 

また、梅雨前と秋の行楽シーズンはお天気も良くなり、湿度も低めなのでカーテンを洗濯するには願ったりかなったりの天候。

更に洗濯回数を増やすには季節を刻むように洗うようにしていくと良いかと思います。

レースカーテンの汚れ

年に何度かは洗わないと汚くなる・・というのは分かりましたが、でも目に見えて汚れていないとやる気が起きないのは私だけでしょうか・・・?

しかしどうやら、カーテンには目に見える汚れと目に見えない汚れとがあるようなのです。

一見すると白いうちのレースカーテンも実は汚れているのかも・・・?

汚れの種類とその原因を知って納得です。

レースカーテンにはどんな種類の汚れが付いている?

意外と色々な汚れが付いているらしいレースカーテンですが、見えるものと見えないものと大きく分けて二種類があります。

【見える汚れ】
●手垢・黒ズミ

●カビ

●タバコのヤニ

また、食べ物をこぼしちゃった!とか口紅が付いてしまった・・・などの、明らかに「選択しなくちゃいけない」見える汚れというのもあります。

これらが見えたらもう洗うしかありません。

 

一方で

【見えない汚れ】
●埃(たまりすぎると黒ずんで見えますが)

●花粉・PM2.5など

●油汚れ

もしかして、見えない汚れの方が脅威になる気がしますね・・・。

また、油汚れに埃や花粉が吸着しやすくなったり、手垢がカビの栄養源になってしまったりと、汚れは一種類が問題なのではなくて、お互いに影響し合ってもっとひどい汚れになる可能性もあるというのが厄介なところ。

確かにこれは定期的に汚れをOFFしないといけないわけです。

レースカーテンが汚れる原因とは?

一般的な家庭だと、レースカーテンはドレープカーテンよりも窓側に設置されていると思います(逆のパターンのお家もありますが)。

そのため実はレースカーテンには外からの汚れや窓に着いた汚れが付着しやすいんですね。

窓を開けた際に入ってくる風に乗って、花粉・土埃・PM2.5などは入ってきて付着します。

 

一方で、室内由来の汚れとしては、手垢・油汚れ・タバコなどが大きいです。

また窓の結露が原因でカビが生えてしまう場合もあります。

手垢はよく手で持ったり鍵の近くなどの部分、カビは窓に触れやすい分など、汚れやすい部位が分かっているのでチェックしやすいです。

レースカーテンを自宅で洗濯しよう!

汚っちまったレースカーテンを、一念発起!自宅の家庭用洗濯機で洗濯です!

でもうちのレースカーテンって水洗いしていいのかしら?とか、どんな洗剤・漂白剤使おうかしら?なんて迷いますよね。

ちょっと間違えてお気に入りのカーテンをしわっしわにしてしまったら泣けますし・・・。

なのでレースカーテンを無事に洗濯してカーテンレールに戻すために、準備・確認・洗濯・乾燥の各段階でチェックしておいた方がいい事をあらかじめ知っておきたいと思います。

レースカーテンの洗濯に使うもの

まずは洗濯に使うものを準備します。

●洗濯用洗剤
洗濯表示に従って適切なものを準備します

●漂白剤
洗濯表示に従って適切な物を準備、あるいは漂白剤不可の場合には必要ありません

●大物用洗濯ネット
出来れば洗いたいカーテンレースの枚数分準備してください

●外したフック入れ

●柔軟剤
お好みなのでなくてもOK

洗濯用洗剤と漂白剤は洗濯表示をよく確認してください。

 

洗剤の種類は、『おしゃれ着用洗剤』『中性洗剤』『一般洗濯用洗剤(蛍光剤無配合)』『一般洗濯用洗剤(蛍光剤配合)』等の種類があります。

洗濯表示に「中性」「中性洗剤」などと書かれている場合や、デリケートな生地の場合にはおしゃれ着用洗剤や中性洗剤を使って優しく洗います。

 

書かれていない場合には一般洗濯用洗剤の利用でOKです。

が!一つ注意が必要です。

蛍光剤が配合されている洗剤で生成りの記事や淡いパステルカラーのカーテンを洗濯してしまうと、風合いが損なわれてしまうので蛍光剤無配合のものを使用した方が安全です。

 

一方で漂白剤についても洗濯表示を確認することで使えるかどうかの判別ができます、

<旧表示>
 
左:塩素系漂白剤OK 右:塩素系漂白剤NG

<新表示>
  
左:塩素系・酸素系漂白剤OK
中央:塩素系漂白剤NG、酸素系漂白剤OK
右:塩素系・酸素系漂白NG

古い洗濯表示の場合には塩素系漂白剤が使えるか、ダメかという点が分かります。

新しい洗濯表示の場合には、塩素系・酸素系漂白剤のうち酸素系だけ使える場合も分かるようになっています。

表示を確認して洗いたいレースカーテンにはどの漂白剤なら使えるのか、あるいは全く使えないのかを確認してから漂白剤を選んでみてください。

また、心配な場合には目立たない端の方を漂白剤につけてみて色抜けしないか確認したり、パッケージに書かれている漬け置き時間をしっかり守ることで過剰な色抜けや付け過ぎで黄色っぽくなったりするのを防げる場合があります。

レースカーテンの洗濯方法

レースカーテンを外して洗濯機に入れて回せばOK・・・なら話が早いんですがそうはいかない、大事な工程がたくさんあるので焦らずに一つずつクリアしていきます。

【レースカーテンの洗い方】
①洗濯表示で『水洗いできるかどうか』『洗剤の種類』『漂白剤利用の可否』を確認する
→水洗いできるマーク
→水洗い出来ないマーク(これがあったら自宅の洗濯機やコインランドリーでは洗えないのでクリーニングへ持って行きます)

②カーテンレールから外して大きなシミ汚れやカビが無いか確認する
大きなシミ→漂白剤や洗剤の原液(洗濯表示で使えるものを選ぶ)に着け置きをする
カビ→裏に清潔な布を当てて、漂白剤や洗剤の原液(洗濯表示で使えるものを選ぶ)を塗布し、上から歯ブラシや綿棒などで叩いて写し取るように落とす

③フックやすその重りを外します(アジャスターの長さを変えないように一か所に集めておく)
フックが縫い付けられていて外せない場合には、③で畳む際にフックを内側に織り込んで対処します。

④ひだにそって蛇腹に折りたたみ、洗濯ネットに一枚ずつ入れる
フックが縫い付けられているタイプの物は、フックを内側に織り込んでレースカーテンをくるくる巻いてゴムで止めます。
この方法はフックを外さないで洗濯する時短テクとしても使えるのですが、特にレースカーテンは薄いので破れやすいので安全性を取るならば外した方が良いかと思います
また一枚ずつネットに入れるのも、レースカーテンが互いにこすれ合って痛むのを避けるためです。
大きな汚れがある場合には汚れを外側に向けるようにすると落ちやすくなります。

⑤洗濯表示に従って洗濯コースを選び、洗剤や漂白剤、柔軟剤などを入れて洗濯する

⑥脱水は短く30秒程度にする

洗濯コースは生地によって異なるので、洗濯表示を見てください。

通常洗濯をしていい場合や、弱いデリケートな生地には弱流水コース(おしゃれ着コース・おうちクリーニングコース・手洗いコース・ドライコースなど呼び方は様々です)の場合、あるいは汚れがひどいので漬け置き洗いコースを選んだり通常コースで二回洗うなど、どれが適しているか確認します。

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レースカーテンの干し方

レースカーテンは洗濯後に乾燥機を使うと縮んでしまい悲惨な状態になってしまいます。

そのため基本的にはカーテンレールに戻して自然乾燥をするのがしわになりづらく、そして楽です。

【レースカーテンの干し方】
①脱水後すぐに洗濯機から取り出す
長時間放置してしまうと洗濯シワが付きやすくなってしまうので早めに出します

②レースカーテンだけの洗濯でドレープカーテンがカーテンレールに付いたままの場合には、ドレープカーテンが濡れないように端にまとめておく

③フックを付けてカーテンレールに戻して、手で軽く叩きながらしわを伸ばして形を整える

④窓を開けたり扇風機の風を当てたり、エアコンの除湿機能を使ったりして乾かす

レースカーテンのしわは、カーテンの重さで自然と伸びていきます。

 

それでももししわになってしまった部分には、水を霧吹きでシュっとして手でアイロンするように伸ばして乾燥させてください。

また、脱水時間を短めにしているのでカーテンの裾から水がぽたぽたしたたり落ちる可能性があります。

その場合には下にタオルなどを敷いてあげてくださいね。

 

(レースカーテンは恐らくあまりないと思いますが)、水を吸って重たくなりすぎたカーテンをカーテンレールに戻すと重みでレールがゆがむ場合があります。

あまりに重たすぎる場合には、物干しざおに干して乾燥させてからカーテンレールの方に戻してください。

レースカーテンを手洗いする方法

洗濯表示を見て

<旧表示>

<新表示>

こう書いてある場合には、手洗いしなければなりません。

 

手洗いコースがあればいいのですが、無い場合にはクリーニングか・・・と言うわけでもなく、人力で手洗いすることもできます。

①カーテンレールから外してフックを外して、大きな汚れやカビが無いか確認する
→大きな汚れやカビがあった場合には洗濯機の場合と同じく事前にその部位を洗います

②大きなたらいや浴槽にぬるま湯を張り、おしゃれ着用洗剤を適量入れる

③カーテンを蛇腹澱にして洗濯ネットに入れて押し洗いをする
→揉み洗いをするとしわになるのでくれぐれも押し洗いします

④洗濯機で脱水出来る場合には洗濯機で(短めの脱水時間に設定する。洗濯機で脱水出来ない場合には、人力で押して脱水する(ここでもくれぐれも揉まないように!)

干し方は洗濯機と同じなので、洗うところまでいったら同じように干してください。

レースカーテンを洗うコツ

ここまで、レースカーテンを洗う工程を一つ一つ見てきました。

こうやって洗えばいいんだな~と大体のイメージはわいてきたとお思いますが、この合間にちょっとしたポイントを抑えておくと、さらに綺麗になります。

●レースカーテンと一緒に別の物を洗わない
余裕がありそうだし服も一緒に洗っちゃお~♪ってやりたくなるんですが、存外レースカーテンって汚れているので他の物に汚れ移りをする可能性があります。
また白いレースカーテンに万が一色移りしたら泣けてくるので、レースカーテンはレースカーテンだけで洗った方が安全です。

●漂白剤に長時間付け過ぎると生地の劣化や色落ち、塩素系漂白剤だと黄色っぽく変色する可能性がある
漂白剤が使える生地だからと言って、長時間使えばそれだけ白くなるというわけではありません。
漂白剤のパッケージに書かれた適切な時間を守るようにしてください(スプレータイプの液体漂白剤は漬け置きに使わない等)

●洗濯機を回している間に窓周辺の掃除をする
汚れの原因のところでもお話しましたが、レースカーテンの汚れは窓から移ってくる物もあります。
そこでレースカーテンがいないうちに窓周辺(窓枠、桟、窓ガラス、網戸、カーテンレール)を掃除しておくと戻してすぐにレースが汚れるという心配が無くなります。

●フックも洗っておく
意外とフックも汚れていたりします。
ボールに入れてガシャガシャ洗うだけでも違いますよ!

レースカーテン以外のところにも目を向けて、お部屋全体が明るくなるといいですね。

洗えないレースカーテンは?

洗濯表示を見て

<旧表示>

<新表示>

こういった表示がある場合には、水洗いができません。

つまり家庭用洗濯機やコインランドリーはもちろん、手洗いもできないという意味です。

こういったレースカーテンはクリーニングに持ちこんでお願いするしかありません。

レースカーテンの素材

どういった素材のレースカーテンが水洗い不可なのか、逆に可能なのか?知っておけば、次にカーテンを買う際には役に立ちそうですよね。

●ポリエステル
洗えるカーテンのほとんどはポリエステルです。

●綿(コットン)・麻(リネン)
物によっては水洗いできますが、不可の場合もあります。
水洗いOKとなっていても縮んでしまう場合があるので不安ならクリーニングに出した方が安全です。

●レーヨン・絹・ウール
これらは水に弱いので、ほとんどが水洗い不可の場合が多いです。

他にビーズや刺繍などの細かい装飾があったりする物は素材がOKでも水洗い不可の場合があるので洗濯表示の確認は絶対です。

 

また、水洗いOKとなっていても長年紫外線にさらされて生地が傷んでいるレースカーテンは、洗濯している間にほつれたり破れたりしてしまうことがあります

経年劣化が不安であれば洗う前に生地を引っ張ってみてください。

その時点で危うければ買い替えのタイミングです。

 

それでも気に入っていてどうしても買い換えたくない場合には、自宅で洗濯するよりもクリーニングにお願いする方が安全です・・・・が、経年劣化の状態やカビが酷過ぎる場合にはクリーニングにもお断りされてしまう場合もあるので注意が必要です。

レースカーテンの汚れ対策

レースカーテンは汚れやすい・・・何度も何度も洗濯するのは大変です。

だったら使っている時から汚れないように日々メンテナンスしてあげればいいですよね。

洗濯に適うほどの汚れを取る方法はなかなかありませんが、汚れを付きにくくする方法や、洗濯回数を減らせる方法はあります。

●目立つ汚れが付いてしまったが衣料用中性洗剤や食器用洗剤を薄めたものですぐにふき取る
(食べ物汚れは食器用洗剤、口紅などの汚れにはクレンジングが効果的です)

●洗濯をするときに柔軟剤を入れて静電気防止をして、埃や花粉を付きづらくする
柔軟剤にはしわになりにくく、いい香りがするだけではなく、生地の表面の毛羽立ちを抑えて静電気を抑える効果があります。
こうすることで埃や花粉といった汚れが吸着しづらくなります。

●静電気防止成分配合のスプレーをして静電気防止をする
柔軟剤の効果をずっと期待するよりは、静電気防止成分が配合されているスプレーをした方が建設的・・・!

KAO/リセッシュ 除菌EX プロテクトガード 本体 360ml

感想(0件)

私はコレ、花粉のシーズンはやってみようかと思います!

●防かび効果のある防臭・除菌スプレーを定期的に噴射する・窓の結露を拭き取ったり結露防止シートを張る
主にカビ対策です。

花王 リセッシュ 除菌EX 消臭芳香剤 液体 グリーンハーブの香り 本体 370ml

感想(0件)

防臭にもなるので、カーテン以外にも用途はたくさんあります。

●埃を叩き落としたり、掃除機で吸う

こういった便利な商品を利用することで対策出来る部分もありますし、いつもの掃除にひと手間加えるだけで出来ることもあります。

出来そうな部分から取り入れて、レースカーテンに汚れが浸透しないように対策しておけば、洗濯も少しは楽になりそうです。

最後に

レースカーテンが明るいと、お部屋もなんだか綺麗に見えます。

それだけインテリアの中でレースカーテンが目立つ存在だってことなんですよね。

なので私もめんどくさがらずに、季節のいい時を狙ってレースカーテンだけでもお洗濯したいと思います。

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