カーテンの洗濯って正直言ってめんどくさいです。
洗えるのか洗えないのか、家で洗うのかクリーニングに出すのかコインランドリーに持って行くのか、干すのも失敗したらしわになりそうだし、カビでも生えてたら大変・・・。
また、分厚いドレープカーテンと薄いレースカーテンを洗うのも、いっしょくたにしていいのかちょっと不安。
そんな色々なことを考えていたらどんどん、どんどん腰が重くなってカーテンを洗わずに早何年・・・?
でもそれじゃいけない、洗わないとダメだ!と重たい腰を上げて、カーテンの洗い方に関することを詳しく網羅することで、不安にならずにカーテンを洗えるようにしていきたいと思います!
カーテンの洗濯頻度について
毎日洗うものではないカーテン。
毎週・・・でもないですし、毎月?というのも多すぎる気がします。
いったい何か月に一回、年に何回ぐらいの頻度で洗えばいいんでしょう?
そして年間を通して洗うのにちょうどいい季節っていつなのかも把握しておくと忘れずに済むかもしれません。
カーテンを洗う頻度に関して把握しておきたいことです。
カーテンを洗う理想の頻度とタイミング
カーテンを洗う頻度の理想は
→年1~2回
●レースカーテン(薄い方))
→年2~3回
が理想とされています。
ただしこれはあくまで理想であって、汚れが付きやすい環境(幹線道路沿い・ペットを飼っている・喫煙者がいる・子供が触るなど)の場合には頻度を高くした方がいいこともあります。
逆に洗い過ぎてしまうと生地が傷んでしまうので洗い過ぎには注意!
洗うのに良い季節は湿度が低くて天気が続く、初夏や秋の行楽シーズンなどです。
天気予報を見て、丁度いい日に一気にお洗濯するのがいいかもしれませんね。
みんなどれぐらいカーテン洗っている?
意外と気になる他人のお宅の洗濯事情。
「カーテンを洗う頻度」2位の結果に衝撃!? 既婚女性の1位は「半年〜1年に1回」
年に1~2回洗っているという人が三割弱なのに対して、買ってから一度も洗っていないという人が2割もいるらしいです。
ホッとしていいのか、反面教師にするべきなのか・・・。
洗わないと汚れがどんどん落ちづらくなるので、定期的に洗濯をした方がいいというのだけは間違いないようです。
忘れないようにするために
そもそも何でカーテンの洗濯をうっかり忘れてしまうのか・・・それは洗うのが面倒臭くなるポイントがたくさんあるからです。
→もう洗える物しか選ばないように最初っから決めて買う!(次回からの作戦)
●洗うのが大変・・・
→家族総出で洗濯ものをしたり、あるいはコインランドリーを利用して一回の洗濯で終わらせてしまうのも手です
●干すスペースがないよ!
→カーテンレールに戻すだけでOK!
●何か月に一回とか忘れるって
→『何か月に一回』ではなく『年末』とか『五月』とか、決め打ちするor季節ごとにカーテンを用意しておいて洗ったらしまって新しいカーテンを出す等
家庭によっては出来ることとできないことがあるとは思いますが、なるべく洗濯しやすいようにハードルを自分から下げて行ってあげるとやりやすくなるかな~と思います。
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カーテンを洗濯機で洗う方法
よし、カーテンを洗おう!って思っても、どうやって洗えばいいんだろう?普通に洗濯機にポイット放り込んでもいいのかな?ダメなのかな?ってちょっとわからないことが多いですよね。
そんなカーテンの洗い方をカーテンレールから外すところから、乾かして元の状態に戻すまで、一連のやるべきこととコツです。
まずは準備するもの
●衣類用洗剤(洗濯表示に従う)
●漂白剤(洗濯表示に従う)
●柔軟剤(お好みで)
●フックを入れておくもの
洗う前にやること
カーテンレールから外す段階からカーテンの洗濯は始まっています。
②カーテンの洗濯表示を確認して『家庭用洗濯機で洗えるかどうか』『洗濯コースはどれか』『使える洗剤の種類』『漂白剤が使えるかどうか』を調べます。それに従って用意する洗剤の種類や漂白剤を決めます
③カーテンレールから外して、フックや裾の重りを外して一か所にまとめておく(フックがアジャスターで長さ調整できる場合には長さを変えないように注意)
④大きなシミやカビが無いか確認→ある場合には先に落としてから洗濯機に入れる)
⑤カーテンのヒダ(ドレープ)に合わせて畳、洗濯用ネットの大きさに合わせて畳んで一枚ずつ入れる。この時、汚れた面を外側にしておくと汚れが落ちやすくなる
一部、フックがカーテンに縫い付けられている場合にはフックを内側に織り込んでカーテンをくるくる巻いてゴムで止めます。
カーテンの洗い方
引き続き洗い方です
⑦乾燥機能が付いている場合にはOFFにしてください。乾燥機は使いません
⑧脱水時間を設定できる場合には30秒~1分程度の短い時間にセットしてください
⑨洗濯表示に従って洗剤を入れます。一般洗濯用洗剤やおしゃれ着用洗剤など、適した種類の洗剤を選びます
⑩洗濯表示で漂白剤が使える場合には酸素系漂白剤を使うと綺麗に洗えますが、使えない生地もあるので注意してください
⑪柔軟剤はお好みですが、毛羽立ちを抑えて静電気防止をし、埃や花粉を吸着しづらくする効果があるので私は入れるようにしています
カーテンの干し方
⑬フックや裾の重りを戻してカーテンレールに引っかけて自然乾燥します。窓を開けたり、エアコンの除湿機能や扇風機などを利用してみてください
手で引っ張ったりドレープを作って手でアイロンをしたりして、カーテンの形状を整えてあげてください。
ただし厚手の生地を吸って重たくなっている場合には、カーテンレールがゆがむ恐れがあるので、その場合には物干しざおに干してからカーテンレールに戻します。
カーテンを洗っている間に
カーテンを洗っている間は休憩時間ではありません!
カーテンの洗濯時間の間に、窓の周辺(窓の桟・窓ガラス・網戸・カーテンレール)を掃除しておくことによって、綺麗になったカーテンをすぐに汚さないようにすることができます。
また、意外とカーテンのフックも汚れている場合があるので、水の中でガチャガチャかき混ぜる程度でもいいので洗っておくとその後汚れが付かずに快適になります。
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カーテンは洗濯でカビを落とせない?!
カーテンを洗う前のチェックで黒い物を見つけてしまった・・・これはカビorz
実は黒カビはプロでも落とすのが大変なぐらい頑固な汚れなので、そのまま洗濯機に入れてもまず綺麗には落ちません。
洗濯機に入れる前に綺麗に落とす必要がありますし、どうせならカビさせない予防をしておきたいですよね。
カーテンの黒カビに関しても押さえておきたいと思います。
カーテンのカビの落とし方
カーテンの黒カビは生地に根を張っている植物のようなものです。
そのため、生え始めであれば根も弱いので簡単にこすり落とすことができますが、放置しているとどんどん根が強固になって落ちづらくなっていきます。
②ブラシや濡れたタオルなどで擦ってふき取る
③同じ場所から再発しないように殺菌したり洗濯機で洗う
②で落とせない場合
⑤歯ブラシや綿棒でカビの部分を叩いて裏の当て布に写し取るようにする
タオルや歯ブラシは使い切りにしてください。
カビの欠片や胞子などが付着していて、他の物に使ってしまうとそのものがカビてしまう場合があります。
カーテンのカビ対策
黒カビを落とすのはとても大変です。
だったら生えさせなきゃいい!
ということで、簡単にできる黒カビ対策です。
●結露を拭き取る・結露シートを張る
●結露の付いた窓にカーテンが触れないように家具の配置を変える
◆防かびスプレーをする
◆掃除の時に埃を叩き落とす
◆化粧品や食品が付いてしまったらすぐに落とす
◆洗濯の頻度を上げる
▼吸湿性の高いレースカーテンを使う
▼通気性・速乾性・抗菌加工されている機能性カーテンに換える
▼金属やプラスチックのブラインドに換える
●が湿度対策、◆がカビの栄養源である汚れに対する対策、▼がカーテンそのもの自体を換える対策方法です。
全てを行う必要はないので、出来るものから取り入れて様子を見てみるといいかと思います。
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カーテンの洗濯をコインランドリーでやる方法
自宅でも洗えるカーテンであれば、コインランドリーで洗うことももちろんできます。
一度に大量に洗うことができますし、家庭用洗濯機よりも洗浄力が高いので汚れの多いカーテンには便利!
でもコインランドリーの利用は慣れていないと落とし穴もたくさんあります。
カーテンのコインランドリーでの洗濯方法
家庭用洗濯機が担当している部分がコインランドリーになるだけなのですが、ちょっとした注意点があります。
②カーテンの洗濯表示を確認して『洗濯機で洗えるかどうか』『洗濯コースはどれか』『使える洗剤の種類』『漂白剤が使えるかどうか』を調べます。それに従って用意する洗剤の種類や漂白剤を決めます
③カーテンレールから外して、フックや裾の重りを外して一か所にまとめておく(フックがアジャスターで長さ調整できる場合には長さを変えないように注意)
④大きなシミやカビが無いか確認→先に大きな汚れを落としてからコインランドリーで洗う
⑤カーテンのヒダ(ドレープ)に合わせて畳、洗濯用ネットの大きさに合わせて畳んで一枚ずつ入れる。この時、汚れた面を外側にしておくと汚れが落ちやすくなる
⑥コインランドリーに持ちこんで洗濯槽に入れて蓋を閉める。すると時間と金額が表示されるので、金額を入れて開始
※ただしこの時、乾燥機能は絶対に使わないようにする
⑦洗濯が終わったらすぐに洗濯槽から出します
⑧家に持ち帰ってフックや裾の重りを戻してカーテンレールに引っかけて自然乾燥します。窓を開けたり、エアコンの除湿機能や扇風機などを利用してみてください
コインランドリーの洗濯槽には専用の洗剤や柔軟剤が付いているので、お好みの物を使いたい場合を除き、自宅の物を持ちこむ必要はありません。
また、梅雨時だったり冬場だったり、よっぽど乾燥しづらい場合を覗いては乾燥機は使わないようにしてください。
乾燥機にかけてしまうとものすごく縮みます。
ただしどうしても乾燥機を使わないと乾くまでにカビそう!という場合には、短時間乾燥機を使って半乾きにして持ち帰ってカーテンレールに戻し、自然乾燥するという手段が一応あります(が、推奨ではありません)
何枚ぐらい洗える?時間や値段は?
一度にたくさん洗えると言っても限度はありますよね、クリーニング業者じゃないんだし・・・とは思うのですが、家庭用洗濯機の二倍から三倍の量を洗うことができます。
ドレープカーテン5~7組
レースカーテン15~20組
●多型洗濯機(だいたい32kgぐらいまで)
ドレープカーテン9~10組
レースカーテン25~30組
小型用洗濯機は単身者用の場合が多く、容量はおおよそ5kgなのでわざわざ使わないと思います。
値段は大型洗濯機(32kg)で洗いのみで1100~1500円ぐらいで、洗濯開始から脱水まで30~50分(重さによる)ぐらいを見ておいてください。
他に抗菌コースや防ダニコースなど、特殊なコースを選ぶと時間も値段も上がるので注意してくださいね。
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レースカーテンの洗濯は?
カーテンの洗濯は分かってきたけれど、レースカーテンはドレープと同じように洗ってもいいのか・・・?
そもそも一緒に洗ってもいいんでしょうか?迷います。
レースカーテンの洗濯方法とレースだから気を付けたいことを最後にチェックしておきます!
レースカーテンの洗濯方法
実は、レースカーテンもドレープカーテンの洗濯とはあまり違いはありません。
②カーテンレールから外して大きなシミ汚れやカビが無いか確認する
③フックやすその重りを外し、ひだにそって蛇腹に折りたたみ、洗濯ネットに一枚ずつ入れる
⑤洗濯表示に従って洗濯コースを選び、洗剤や漂白剤、柔軟剤などを入れて洗濯する
⑥脱水は短く30秒程度にして脱水後すぐに洗濯機から取り出す
⑦レースカーテンだけの洗濯でドレープカーテンがカーテンレールに付いたままの場合には、ドレープカーテンが濡れないように端にまとめておく
⑧フックを付けてカーテンレールに戻して、手で軽く叩きながらしわを伸ばして形を整える
⑨窓を開けたり扇風機の風を当てたり、エアコンの除湿機能を使ったりして乾かす
一番の違いは、レースカーテンの方が洗濯頻度が高いので、乾いたドレープカーテンがかかっている状態でレースカーテンを洗うことがあるということです。
レースカーテンだから気を付ける事は?
なんだ同じか!とは思うのですが、実は少しだけ気を付けておきたいことがあります。
それは『レースカーテンは汚れやすいので他の物と一緒に洗濯しない』ということです。
実はレースカーテン、ドレープカーテンよりも一般的には窓側に設置されているのでカビや外からの汚れを真っ先に受けるところでドレープカーテンよりも汚れやすいと言われています。
カビが生えているのもレースの方だけとかありませんか?
そのためレースだからそんなにかさばらないからと言って他の衣類を一緒に洗濯してしまうと、汚れ移り・汚れ戻りしてしまうことがあるのでレースはレースだけで洗った方が無難。
またレースカーテンはデリケートな生地も多いので、引っかからないようにフックを外して一枚ずつネットに入れた方が安全です。
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最後に
カーテンの洗濯って一個間違えると大変なことになりそうで、ちょっと気が重いものです。
でも一回出来るようになってしまえばもう大丈夫。
そんなに難しい事ではないので、まずはレースカーテンだけでも洗ってみてお部屋をスッキリさせてみてくださいね。
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