うるう年ってカレンダーやニュースとかで見て、「そうかうるう年だった!」ってな理ますが何か特別何かをするわけでもなく、「今年の次っていつなんだろう?」とか毎回同じことを思ったりするのは私だけでしょうか。
毎回忘れて毎回同じように調べている・・・。
だから調べなくても覚えていられるようにするコツや、そのほかのうるう年の特徴についてチェックしたいと思います。
次のうるう年はいつ?
次!と言われても現時点がいつなのかにもよります・・・。
これを書いているのは2020年1月。
今年はうるう年です。
なので次は?と聞かれたら2024年ですよ!って感じなんですが、でも毎回そのやりとりするのも難だなぁと感じてしまうものぐさです。
聞かなくても分かるように計算方法があればいいのに!って、あるんですちゃんと。
それさえ覚えておけば大丈夫です。
うるう年の計算方法
うるう日2月29日が存在するうるう年になる条件は以下の三つから求めることができます。
① 西暦を4で割って、割り切れたらうるう年
② ただし、①のうち西暦を100で割って割り切れたらうるう年ではない
③ ただし、②のうち西暦を400で割って割り切れたらうるう年
この三つの条件に当てはめます。
そのため
●2020年→4で割り切れるので①:うるう年
●2021年→4で割り切れない:平年
●2022年→4で割り切れない:平年
●2023年→4で割り切れない:平年
●2020年→4で割り切れるので①:うるう年
となります。
うるう年をExcelに計算させる
↓この式を表に打ちこめば「A1」の位置のセルに、該当する西暦の年数がうるう年か平年か、判別してくれます。
MOD関数:数値を除数で割ったときの余り
MOD(割られる数,割る数)
IF関数:IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)
<>:不等号≠
こうして入力して計算させた結果がこちらです(1900~2000年の100年分)
文字の色は後から自分で足しました。
1900年と2000年だけはちょっと特別な年という感じですね。
うるう年と干支の関係
2020年のうるう年は申年(さる)でした。
次回、2024年は子年(ねずみ)です。
実はうるう年になる干支は決まっており、それは3種類に限定されます。
子(ね)・辰(たつ)・申(さる)いずれかに必ず該当するようになっています。
というのも、うるう年が基本4年に一度であることと、干支が12種類であることからちょうど割り切れてしまい、うるう年の干支が必ずこの三種類になってしまうようになっています。
もしネコが干支を決める際に間に合っていれば・・・13匹になって何かが変わっていたかも?!と思うと、猫派の私としては落ち着きません(笑)
うるう年と曜日の関係
さて、2020年のうるう年は土曜日です。
これと同じ曜日配置になるのはいったい次はいつなのか?
実は2048年令和30年辰年になります。
2048年(令和30年)辰年[たつ年]カレンダー
というのも実は2/29は「日→金→水→月→土→木→火→日(最初)」の順番に繰り返されており、4年×7で28年で一回りになります。
そのため2020年→2048年→2076年・・・と同じカレンダーが来るようになります。
その頃私は・・・頑張れば生きているかなぁという感じです。
うるう年とはそもそも何?
そもそもうるう年とは何なのか?どうしてこんなややこしい計算をするようになったのか・・・それにはカレンダー暦と季節の深い関係があります。
うるう年とは「うるう日がある年」のことを示す言葉で、うるう日とは「暦と季節のずれを修正するために設けられた日」です。
一年365日で生活している我々ですが、実は地球が太陽の周りを一周するのには正確には365日ではなく約365.25日かかっています。
この0.25日分を4年分貯めると+1日分となるので、4年に一度修正しましょうと言うことで定められたのがうるう日です。
が、勘の良い方はお分かりかもしれませんが、自然界がそんな都合のいい数字で割り切れるわけがない!
365.25日というのはあくまで・おおよその・大体の日数です。
正確には地球の公転周期は365.242190402・・・日と0.25日には少し足りません。
まぁまぁそれぐらい大目に見てあげたら?と思って放置しておくと、古代ローマの様に100日余りもズレてしまうこともあるので(これには他にも理由はありますが)、やはりちゃんと修正しなければならないね!と定められたのがグレゴリオ暦です。
ということで、グレゴリオ暦によってうるう年は基本4年に一度だけれど、ちょっと多すぎるので400年で97回うるう年が来るようにと決めました。
97回、100には3回ほど足りません。
つまりこの足りない3回が100で割り切れる年です(2100・2200・2300年など)。
ということで、中々にややこしいうるう年ですがちゃんと役割があって、とても大事な物なんです。
以前と今後のうるう年
うるう年のことがなんとなく分かったところで、じゃあうるう年はこれまでとこれからどうなっていくんだろうか?というところです。
と言っても、新しい暦にでもならない限りは変わらないとは思うのですが、一応過去と未来に目を向けてみたいと思います。
今までのうるう年
2020年からさかのぼると言っても、指標が無いのでオリンピックでも付け加えておきたいと思います。
1996年 平成8 年 子 アトランタ(アメリカ)
2000年 平成12年 辰 シドニー(オーストラリア)
2004年 平成16年 申 アテネ(ギリシャ)
2008年 平成20年 子 北京(中国)
2012年 平成24年 辰 ロンドン(イギリス)
2016年 平成28年 申 リオデジャネイロ(ブラジル)
うるう年7回に対して、平成で行われたオリンピックは8回。
実は1992年までは夏季大会と冬季大会が同じ年でした。
意外と近年まで同じ年に行われていたんだなぁと、アラサーの私なんかは思うのですが・・・思うのですが・・・・。
ちなみに2000年のシドニー大会は、400の倍数でうるう年だった珍しい年でした。
これからのうるう年
それでは逆に未来志向に移りたいと思います。
2024年 令和6年 辰 パリ(フランス)
2028年 令和10年 申 ロサンゼルス(アメリカ)
2032年 令和14年 子
2036年 令和18年 辰
2040年 令和22年 申
2044年 令和26年 子
2048年 令和30年 辰
とりあえず未来まで28年分です。
ちなみに2100年、80年後には100で割り切れるから平年という珍しい年になります。
同じく100で割り切れるから平年だったのにオリンピックが行われたのは1900年のパリ(フランス)です。
そう考えるとパリも二回目なんですね。
うるう月やうるう秒は関係ある?
「閏」という字が関係するものとしてうるう年・うるう日以外に聞き覚えがあるのはうるう月・うるう秒かなと思います。
閏月とは太陽太陰暦で暦の調整をするために挿入される月のことで、うるう日と違って一カ月もあります。
一方でうるう秒とは地球の自転周期から計算された時刻と、電子時計(絶対に狂わない時計)の時刻のズレを調整するものです。(自転にかかる時間は徐々に遅くなっているので)
閏月がある年についてはうるう年と言いますが、うるう秒がある年のことはうるう年とは言いません。
うるう年とイベント
せっかくのうるう年なんで、何かイベントはない物か思いましたが、日本ってあんまりないんですよね。
恐らく江戸時代まで太陰太陽暦を使っていたのでうるう日が無く(閏月は会ったけど)、そのため風習がそもそもないのだと勝手に考えています。
一方でグレゴリオ暦が中世ヨーロッパで作られたものなので、 例えば英語圏ではうるう日には女性から男性へのプロポーズが認められ、しかも男性側はそれを基本は断れないそうです(断る抜け道もあるみたいですがw)
また、うるう日は跳躍の日leap dayといって、縁起がいいと言われています。
2月29日生まれは?
じゃあうるう日生まれの人は2020年に年齢が一つ上がったら次は2024年だね・・・四年かぁ長いなぁ。
なんて訳はないです(笑)
ちゃんとうるう日生まれの人も一年に一回年を取ります!
でも2/29は来年は無いのよ思われるかもしれませんが、「年齢計算ニ関スル法律」という明治時代に制定された法律によると、年齢は誕生日の前日の24時に加算されるものという決まりになっているそうです。
つまりうるう日の人は3/1生まれの人と同じく、平年は2/28の深夜0時に一歳年をとるみたい。
ただしこの決まりは日本の法律であって、海外は事情が異なる国もあります。
例えばイギリスなどでは逆に次の日になる時に加齢されるので、意外と年齢の数え方って統一されていないんだなって思っておいた方がいいってことです。
最後に
次のうるう年はいつなんだろう?と私が思ったのは、前回のうるう年のときに牛角の肉のキャンペーンを直前で知り、直前過ぎて全く参加できなくて悔しかったことに起因します。
お肉食べたい・・・
しょうもない理由ですが、食い意地が張った私にはとても大事なことでした・・・。
ですが今年は1月に思い出しました。
スマホのスケジュールに四年後また思い出せるように何か印でもつけておきたいところですね。
こういう時、スケジュールがアプリだと非常にいいなと思います!(食い意地)
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