楽しみにしていた友人の結婚式なのに、どうしても外せない事情のために欠席することになってしまっても、せめてご祝儀はちゃんとお渡ししたいですよね。でも遠方だったり会えなかったりと、なかなか直接手渡しできるとは限りません。そういった場合にはご祝儀を郵送することになりますが、いつごろ郵送したり、どんな方法で郵送すればいいんでしょうか?
ご祝儀を郵送する場合の時期や郵送方法などを抑えていきます。
結婚式を欠席するんだけどご祝儀の郵送はいつごろした方がいい?
まず、郵送するというのはどうしても直接渡せない場合の手段であることを覚えておいてください。お祝いの品ですので、出来れば手渡しでおめでとうの言葉と共にお渡しするのがマナーです。ですが遠方だったり入院になってしまったりと、どうしても渡せない事情というのは多々あります。
もし結婚式の一か月以上前に欠席が判明した場合には、結婚式の1~2週間前に相手のご自宅に到着するように郵送してみてください。
ご祝儀は結婚式の当日に渡す物なんだから当日に届くように郵送じゃないの?と思うかもしれませんが、結婚式の当日は本当にバタバタです。そのため対面でサインかハンコをしなければならない現金書留(この方法については後述します)で送るご祝儀は、結婚式当日だとお邪魔になりかねないのです。
また後日ということになってしまうと、些少なりともお礼や引き出物を考えているご夫婦だと人数が後日変わるといった自体になってしまいます。
そのためご祝儀を郵送する際には、結婚式の1~2週間前ぐらいに到着するように送るのが良いとされています。
結婚式を欠席するのでご祝儀の送り方を教えて!
ご祝儀に関わらず、現金を郵送する手段は唯一と言っても過言ではありません。ズバリ現金書留です。
逆に普通郵便・定形外郵便・レターパックなどは現金を郵送することは禁じられています。もし中に現金が入っていることが判明すると、返送されてきますので現金書留以外の郵送方法は使わないようにしてください。
なぜかと言うと、まず普通郵便や定形外郵便には保障が付いていないからです。レターパックや現金書留には万が一紛失した際でも保障が付いています。
ではなぜ保障が付いているのにレターパックに現金を入れてはいけないのかというと、振り込め詐欺などの影響だからかもしれません。
ともかく現金書留一択ですので、お間違えの無いよう・・・といっても間違える方が難しいかもしれませんね。
現金書留の封筒は郵便局の窓口で21円で購入できます。これに特殊料金(損害補償額420円~)と送料(82円~140円)を足した金額が、必要な手数料になります。現金書留を出す場合には印鑑が必要になりますので、くれぐれも窓口に持って行くのを忘れないようにしてください。
郵便局の窓口に持っていくのは以下の物です。
●お手紙等メッセージがあれば事前に準備
●印鑑
郵便局の窓口に行って「現金書留でお願いします」と言えば、緑色の枠線がたくさんついた専用封筒に記入することになります。また、損害補償額として420円~かかります。これは保証金額が5000円増えるごとに10円ずつ上がっていき、最大で50万円まで補償してくれます。中に入っている保証金額がちゃんとカバーできるように損害補償額を設定してみてください。
印鑑は封のところに割り印として3か所押す場所がありますので、もしわからない場合には局員の方に聞いてみてください。
結婚式を欠席するのにご祝儀の宛名はどうすればいい?
宛名は友人に宛ててで大丈夫です(つまり一人)。もちろんご夫婦の連名に宛ててでも間違いではありませんが、新郎新婦どちらかしか面識がなかったりどちらかの友人としての立場で本来は結婚式に参加する予定だったのならば、新郎新婦どちらかの名前だけで送っても間違いではありません。
ただ、一つ注意しておかなければならないのが苗字についてです。電報などの場合には、特に新婦の方は旧姓で送るのが習わしになっていますが、これを郵便物でやってしまうと少し困った事態に陥る可能性があります。
というのも、郵送するタイミングでは旧姓=籍を入れていない状態ならば、苗字の一致で届きます。しかし郵送するタイミングですでに結婚されていて、姓が変わっている場合には苗字不一致で返送されてしまう可能性があるからです。
もし新婦に宛てて郵送する場合には、その方がその時点でどちらの名字なのかちゃんと調べてから送ったほうがいいでしょう。
ご祝儀を郵送する際の注意点まとめ
●送る手段は現金書留一択
●宛名は新郎新婦どちらかでも、片方でも間違いではない
●新婦に充てる場合には苗字に注意
あまり見慣れぬ封筒で最初は戸惑うかもしれませんが、現金書留は一回使えるようになってしまうと後々いろいろな場面で役に立つ郵送方法です。これを機にトライしてみてください。
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