季節-春 潮干狩り

富津の潮干狩りで獲れる貝の種類 ハマグリのポイントや種類

投稿日:2018年3月27日 更新日:

千葉県富津の潮干狩り場は小さいお子さんや女性でも気軽に潮干狩りが楽しめるスポットです。
地元の漁業協同組合さんがアサリとハマグリを撒いてくれているのですが、干潟にはそれ以外の種類の貝も色々生息しています。
そんな貝の見分け方や、ハマグリが取れやすいポイントの探し方を紹介します。

スポンサーリンク
  

富津の潮干狩りで獲れる貝の種類は?

私が紹介なんかしなくても、実は富津漁業協同組合のホームページでどんな貝が生息しているのか紹介しています↓
富津漁業協同組合
富津沖の魚介類 ~魚介類の紹介~
http://www.jf-futtsu.com/2-gyorui/index1.html
とはいえ・・・。
これ実は富津沖で獲られる魚介類であって、富津の潮干狩り場で獲れる種類ではないんですよね。

潮干狩り場内でたくさん獲れるのは、

●アサリ
●ハマグリ

の二種類です。
この二種類の貝は潮干狩り場が撒いてくれているので、天然ものではないものの数・大きさそろってゲットすることが出来ます。
基本的にはこの二種類を狙って潮干狩りに行くといいでしょう。

【アサリ】


貝殻の表面に細かい筋が入っているのでざらざらしています。
模様は↑の写真のように、茶色っぽいものから青みを帯びているものまで多種多様なので一概には言えません。
大きさは2~3センチぐらいのものが良く見つかると思いますが、時々4センチ以上はあろうかという大きい物(前の年の生き残り)が見つかることもあります。

【ハマグリ】

表面がツルツルしていて、貝殻の縁も丸みを帯びて分厚くなっています。
模様は色々ありますが、代表的なものはVやWみたいな模様がたくさん並んでいたり、貝殻のなだらかな一辺が黒かったりします。
大きさは4~6センチぐらいです。
スーパーでは時折7~8センチのハマグリが売られていることもありますが、潮干狩り場でまずこのサイズが見つかることはありません。

アサリもハマグリもスーパーに売っているものとまるで同じものが獲れますので、もし見分けに自信がない場合には、スーパーに売っているものを実際に見て雰囲気を確認しておくといいでしょう。

また、アサリもハマグリも時折小さい物がまとまって取れることがあります。
え、これもはまぐり?アサリ?というようなサイズは、今年生まれたばっかりの稚貝(貝のこども)です。
こういう小さいサイズのものは来年大きくなってから食べてやるからな><!!と思って、海に帰してあげてください。


アサリとハマグリに混ざって取れるのが、

などです。
(クリックすると『ぼうすコンニャクの市場魚貝類図鑑』で写真が見られます。『ぼうすコンニャクの市場魚貝類図鑑』は輸入も含めて国内で流通している一般的な水産生物をかなりの種類網羅していて、綺麗な写真と生態や食べ方まで解説が付いているWEB上の図鑑です)

アカガイやバカガイなどは寿司ネタでも見たことがあるかもしれませんが、実は高級品。
で・す・が、残念なことに大人5人ぐらいのグループで2時間ぐらいガンガン掘ったとしても、数個見つかるかどうか程度しかいません。
というか撒いてない天然ものなのでこれが当たり前なのかもしれません。
またバカガイは特に砂抜きの処理が大変なので自分で生の貝を捌けると言う人でもない限りはオススメできない珍品なんですね。

アサリやハマグリと一緒に調理出来ない(調理がめんどくさい)ことと、数も大きさもそろって取れないことから、基本的には見つけても海に帰してあげた方がいいでしょう。
また、時々見つけられるツメタガイという貝は巻貝なので一見して違いが判別できますが、こちらもあまり家庭での食用には適していないのでリリースがいいと思います。

また、富津漁業協同組合のホームページに載っていないものの時々取れるのがシオフキです。
混ざって獲れる中では一番確立が高いかもしれませんが、それでも10個も獲れたためしがありません。
こちらの貝も実は美味しいらしいのですが、あさりよりも砂抜きが難しく、また数も大きさもそろいません。
そっと海に帰してあげた方がいいでしょう。


逆に富津漁業協同組合のホームページに載っているのに、潮干狩り場の中では全く見かけないのが以下の種類です。

まずマコガレイは魚であって貝ではないので(笑)、潮が引くのと同時に沖へ逃げてしまいます。
そのためよっぽどのことが無い限り見かけることは無いでしょう(もしいたとしたら、ものすごくどんくさいやつか、弱って逃げられなかった奴なので放置した方がいいかもしれません)
美味しい魚なので、もし食べてみたい方は潮干狩りではなく魚屋さんか自分で釣るのが賢明です。

そして白ミル・本ミル・トリガイなどは寿司ネタでも超が付くほど高級品ですが、潮干狩り場の中にはいません。
またタイラ貝やウチムラサキなどは貝殻を見かけることがあっても、生きているのを潮干狩り場内では見たことがありません。
それはなぜかと言うと、これらの潮干狩り場では見かけない種類は水深20~30mの少し深いところに生息している種類だからです。

富津潮干狩り場がある富津岬一帯は「低潮線」という潮が一番引いた時に陸と海が接するラインよりも内側になっています。
簡単に言うと、富津の潮干狩り場は環境省の海底地形図でも水深が書かれていないほど浅い場所ということ!
そんな浅瀬に水深20~30mに生息するような貝が住んでいるわけがないですよね。

スポンサーリンク

そのため美味しくて買ったらめちゃくちゃ高いので見つけたいところなのですが、残念ながら白ミル・本ミル・トリガイなどは潮干狩り場では取れないと考えておいてください。


基本的には漁協が撒いているアサリとハマグリの数と大きさをそろえるだけで、十分晩ご飯になります。
それ以外の貝を見つけたらそっと逃がしてあげてもらえたら、漁師さんたちも助かるのではないでしょうか。

また、ココで紹介した貝以外もたくさんの生き物に出会えるのが潮干狩り場です。
潮干狩りでどんな生き物に出会える?危険な生物はどれ?』で食べられる物から食べられない物、危険な生き物から気持ち悪い生き物なのかそうじゃないのか分からない物まで様々な種類の生き物を紹介しています。
潮干狩り場に行ってから「このブヨブヨなんだ気持ち悪い!」ってならないように、あるいは帰って来てから「あれは一体なんだったんだ?」というように、チェックしてみてください。

富津の潮干狩りのハマグリのポイントの探し方

さて、行ったことがある人ならお分かりかと思いますが、あさりは見つかるのにハマグリが見つからない問題
実はよくある話なんです。

白ミルなどの高級貝が水深の深いところにいるから獲れないとお伝えしましたが、実はハマグリも水深20mぐらいのところを好む種類です。
つまり、本来はハマグリはざくざくとれないんです・・・。
なのに量が取れるということは撒いているからということであって、実際に潮干狩り場内で棲み分けをしているわけではないのだと思います。

ただ、やはりハマグリも徐々には動くこともあってなのか、アサリよりも水深が深いところに住んでいる印象があります。
潮干狩り場でいうとより沖の方という感じです。
子供連れだと辛いですが、大人だけならば水が引いているうちに少しでも沖の方の少し水が残っているあたりで掘るとハマグリがまとまってみるかる可能性が高いです。
住んでいる砂の深さは深くても15センチ程度まで。
深く掘ったからいるというわけではないので、ザザっと掘ってみていなければ即移動してOKです。


また、もう一つハマグリを見つける(邪道な)手段があります。
それは「ハマグリみつけたよー!」と叫ぶ人をアテにすること・・・!w

アサリは苦労せずにたくさん見つかるので何も言わないんですが、ハマグリが見つかるとどうしても(大人ですらw)「ハマグリあったー!」と叫んでしまいます。
これを頼りに、ハマグリポイントを探し出す方法です。
特に小学生ぐらいのお子さんがいるグループだと、見つけると「あったよー!」と大声を上げることが多いので、その周囲かそれより沖側へ行くとハマグリが見つかることがあります。
あまり近づきすぎて掘ると不審者だし迷惑なのでほどほどの距離感がいいとはおもいますがw
(これを知っているため潮干狩りの熟練者たちは基本的に大声をあげず、静かに仲間内に教えてザクザク掘りまくっています)

ハマグリもアサリも、粒の大きさがなぜか同じぐらいのものが固まって住んでいることが多いので、一つ粒が大きめのハマグリを見つけたら実は周りにたくさんいることが多いです。
ということで、大粒のハマグリをそれなりの量ゲットしたいという方は、まずは沖へ移動し一個それなりの大きさのハマグリを見つけるまでは移動しまくってみてください。
一個見つけたら周囲はハマグリ鉱脈・・!?かもしれません。

千葉のハマグリの種類はどれ?

実は一口にハマグリと言ってもいくつも種類があることをご存知でしょうか。
ハマグリには世界に5種類が生息しています。
このうち日本の千葉県で生息しているのは3種類。

●ハマグリ
●チョウセンハマグリ
●シナハマグリ

です。

このうちシナハマグリは元々日本にはいない種類で、日本のハマグリといえばハマグリかチョウセンハマグリでした。
ではシナハマグリはどこから来たのかというと、大陸産のハマグリで要は輸入されたものというわけです。

富津の潮干狩り場で撒かれているハマグリがどれかというのは特に書かれていないので、たくさん取れるハマグリがどれなのかは不明です。
しかし現在、ハマグリは有明海(熊本産)とチョウセンハマグリは鹿島灘(茨城産)ぐらいしか有名なところが無いことを考えると、恐らくシナハマグリが主であると考えられます。

それぞれの見分け方は・・・
(それぞれのハマグリをクリックしてみてください。ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑で三種類を見比べられます)

ハマグリ:貝殻に光沢があって(濡れていると特にツルツルに)様々な模様
チョウセンハマグリ:貝殻が分厚くて光沢はある物の、色は白っぽい物が多い
シナハマグリ:光沢が少なめでVやWの模様が多い

ということですが、あなたは泥の中から出てきたハマグリをこれで見分けることが出来るでしょうか?w
(ン年間水産系にいた私ですら)正直見分け着きません!
並べられればなんとなく分かるかも・・・?しれませんが、素人が潮干狩りの最中に見分けるのはまず不可能だと思います。
また、交雑(ハマグリとシナハマグリのあいのこなど)が出来てしまっていたりもするらしいので、どう考えても見分けて取ろうというのは無茶です。

「えーでもどうせ国産のハマグリの方が美味しいんでしょ・・・?」と、なんでも国産信望者の方がよくいらっしゃいますが、ぶっちゃけお店で売ってるハマグリの9割がシナハマグリ。
実入りのいい春から初夏ならどれでも美味しい!!!
基本的には味の違いはないと思って問題ありません。
むしろスーパーで弱ったハマグリより数段美味しいのでびっくりすると思います。

ということで、ハマグリ三種類が見分けられなくても、どれをとって来てもハマグリでさえあれば全然問題なし!
ハマグリであれば砂抜きはあさりと同じぐらい楽にできますので調理も簡単です。
種類ごとに分けてどうにかする必要もまーーーったくありません!

なので大粒のハマグリを見つけたらぜひ持ち帰って、潮汁や浜焼き(普通に魚焼きの上で焼くだけですがこれが最高!)で楽しんでみてください。
小さいのではちょっとションモリしますが、大粒ならば浜焼きがおすすめです。

富津の潮干狩り場で獲れる貝のまとめ

●撒いているアサリとハマグリは大量に獲れる。見分けに自信が無ければ前もってスーパーで確認
●それ以外の貝類は基本的には獲れないし、見つけても数も大きさもそろわないのでリリース推奨
●ハマグリは沖の方が大目
●「ハマグリあったよー!」の声が実は目印
●ハマグリの種類は見分けが困難。でもおいしさはどれも一押しなので見分けなくてOK!

富津の潮干狩り場は基本的にはアサリとハマグリ主体で狙っていく方がいいかと思います。
出来ればたくさん、しかも大きく粒がそろっているのをゲットしたいですよね。
もちろんこれにもコツがあります。
それが知りたい方は次の記事をどうぞ!

-季節-春, 潮干狩り
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

お問い合わせはこちら

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。