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潮干狩りでたくさん取る方法や場所の見つけ方 大きいのを獲るコツ

季節-春

潮干狩りに行ってもあんまり量が取れなかったり、獲れたとしても小さいのばっかりだったり・・・。
最初はテンションが上がって楽しいかもしれませんが、やっぱり食べるなら大きくて美味しいのをたくさん見つけたいですよね。
20年近く潮干狩りをし続けてきた経験者が、たくさん取る方法や潮干狩り場の中でたくさん取れる場所の見当のつけ方、さらには大きいのを見つけるコツを伝授します。

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潮干狩りでたくさん取る方法は?

天然(あさりを撒いていない)の砂浜で獲るのと、撒いている潮干狩り場で獲るのとでは、やはり勝手が違います。
間違いなくあさりを撒いている潮干狩り専用の潮干狩り場の方がたくさん取れます。

お腹いっぱい食べられるぐらいの量のあさりを獲りに潮干狩りに行きたい!という方は潮干狩り場をオススメします。
確かに天然のあさりはおいしいのですが、天然の砂浜では遊びのついでに取れたらラッキー♪程度とかんがえてください。
天然のあさりをたくさん食べられるぐらいにたくさん獲ろうとするならば、相応の道具と経験が必要になるので今回は除外します。
撒いている潮干狩り場でたくさん取るコツを教えます。


一番大事なのは実は日時です。
身もふたもない話ですが、潮干狩り場なので掘れば大体どこでもあさりが埋まってるんですよね・・・。
そのため、時間をかけさえすれば初心者だって相当な量を取ることが出来るのが潮干狩り場というものなのです。

しかし相手は海。自然です。
いつ行ってものんびりじっくり潮干狩りをさせてくれるほど甘くはありません。

岸壁などで短時間見ている分には普通は分かりませんが、海には潮の満ち引きがあります。
潮の満ち引きの影響を実感しやすいのが、実は潮干狩り場を始めとした砂浜と言われる海岸地形なのです。

簡単に言えば、

たくさん掘りたい

長時間掘りたい

潮が引いている時間が長い&大きく潮が引く日時を狙う

という理屈になります。


でもどんな時に行ったらじっくり時間をかけて潮干狩りができるのか分かりませんよね?
そういう時は、行きたい潮干狩り場のホームページなどで「潮見表」を確認します。
この潮見表というのは「○月○日はどれぐらい潮が引きます、一番引くのは××時です」という情報をまとめてくれている物です。

この潮見表を見て、「大潮」と「干潮がお昼前後」になる日を選んで潮干狩りに行ってみてください。
大潮というのは一番大きく潮が引く日で、干潮というのは一番潮が引く時間帯のことを指します。
理想としては大潮の日の干潮の2~3時間前に現場に到着して、干潮まで潮干狩りをして干潮の時間で終了にすることです。
我が家ではお昼まで掘って陸に上がった後、軽くお昼でも食べて帰って来ていました。

干潮過ぎてもやっていいんじゃないの?!と思うかもしれませんが、潮が満ちてくるとどんどん水が足元を覆ってきて掘りづらくなっていきます。
時間をかければ取れるとは言いましたが、やっぱり取りやすさは重要ですし、波を被ったりお尻が濡れたりすることもあるのでオススメしません。

逆に一番オススメできない日は「小潮」の日です。
一番潮が引かないのであさりも獲りづらいですし、引く時間も遅いので寒くなりがちです。


もし行きたい潮干狩り場が潮見表を出していなかったり、干潮の時間が分からなかったりする場合には、気象庁が出している潮汐表を参考にします。
気象庁 潮汐表
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/
このホームページでは、日本の様々な場所の潮の満ち引きの情報を検索することが出来ます。

試しに私が毎年潮干狩りに行っていた千葉県・富津の潮干狩り場について調べて見ました。


まずはこんなふうに↑表示地点に行きたい潮干狩り場の地名を探します。
表示地点を「富津」で探してみますがありませんので一番近いの「木更津」を選択します。
次に潮干狩りに行くであろう期間を選択(今回は2018年3月一か月分を出してみました)、「潮位表基準面表示」にして、「満潮・干潮」にチェックボックスを入れて「各項目を入力してクリック」を押します。


出てきたのがこの↑表です。上は、場所と緯度経度が記されているだけで、見るべきはその下に出てきた表ですね。
実は干潮・満潮というのは一日に二回起こる現象です。
潮干狩りを夜することはまずないので潮干狩り場の潮見表には昼間の時間しか書かれていないかもしれませんが、気象庁の表には二回ちゃんと書かれているので昼間の方を参考にしてください。
簡単に大潮の日を見つけるには、新月の日と満月の日を見るだけで構いません。
新月・満月の日にはマークがついていますので、その日にちと干潮の時間を確認してみてください。

「時刻」の隣に書かれている「潮位」の数字が小さければ小さいほど大きく潮が引きます。
逆に潮位の数字が大きい場合には、水深が深くなっていると考えてください。


例に出した2018年の3月中では(休日であることも考慮すると)

17日(土)干潮11:03
18日(日)干潮11:36
31日(土)干潮10:57 (調べてないけど4/1の方がいいかも)

あたりの日が潮干狩りに最適の日だと私ならば考えます。
それ以外の日付だとあまり潮が引かなかったり、干潮の時間が微妙だったり、あるいは休日ではなかったり・・・となってしまいます(もちろん平日に行けるならばライバルも少ないので超オススメではありますが!)


海で遊ぶついでに潮干狩りをするのであればいつ行っても構いません。
しかし、あさりを獲って食べるために潮干狩りに行きたいと考えるのであれば、逆算的に「たくさん潮干狩り出来る日を探していく」というのをやってみてください。
重要なのは日時とタイミングです。

さらに詳しく、日時から潮干狩りの日のスケジュールの立て方のコツが知りたい場合には『潮干狩りの開始時間 潮位がどれぐらいの日がいい?潮位表見方』を参考にしてみてください。
2019年度の木更津の潮汐表を元に、実際に一日のタイムスケジュールを組んでみています。

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潮干狩りでたくさん取れる場所の見つけ方

さて、潮ばっちり、時間もばっちりで潮干狩り場に着いて砂浜に降り立ったら・・・。

私はまずは左右どちらかに歩いて行きます
まっすぐ沖は目指しません!

人間心理的なものですが、特に初心者の方は潮干狩り場に着いたらまずテンションが上がってしまうのか、そのまま波打ち際まで歩いて行ってその場で潮干狩りを始めてしまいます。
ですからどうしても潮干狩り場に入ってまっすぐ行った場所というのは比較的取り尽くされている感があるのです。
たくさん取りたければ取り尽くされた場所はサヨナラです。

そして今度はあさりの習性を考えて探していきます。
あさりってどんな場所に住んでいると思う?と聞くと、サラサラの砂浜かな~と答える方が多いのですが実はそれは真っ赤な嘘。
潮干狩り場のような砂浜やビーチではなく、ゴロゴロ石と砂利が混ざったような河口に天然のあさりは住んでいます。
と、いうことは・・・?
あさりって砂や砂利の中に埋まった石の下とか、とにかく障害物の周りが好きなんです。

さて、潮干狩り場に着いて周囲を見渡してみてください。
なにやら拡声器や電線が付けられたポールが建っていたりしませんか?
もしそういうものがあったら、その周辺にはゴソっと溜まっていたりしますので、見に行ってみてください。
(もちろんそういうのを知っている人によって獲り尽くされた後だという可能性はあります)

また、穴を見ろ!という人もいます。
あさりが砂の中で呼吸すると、砂の表面に小さな穴が空きます。
この穴が多ければ多いほど、多くのあさりがその下にいるという証拠です。
潮が引いてもこの穴は残りますので、砂浜を歩く際にはぜひとも地面を見て穴が多い場所を見つけてください。

さらに一個見つけたらあさりは周りにいます。
先ほども述べたようにあさりは障害物が大好き。
と言っても別に「石だ~!」と思っているわけではなく、別に何でもいいんです・・・そう同じあさりでも。
ということで、あさりが一個見つかると実はそれを障害物として他のあさりが見つかることがあります。

たくさんのあさりを掘りたい!と思ったら、

1.潮干狩り場の入り口付近は回避
2.障害物があればそっちへ
3.穴を探せ!
4.一個見つかったらン十個周りに隠れてる!

を心がけてください。

なお、あさりはそこまで大きい貝ではありませんので、住んでいる砂の深さはせいぜい10~15センチ程度です。
自分の手を広げた深さより深くにはいないと考えてください。
一つ見つけて周囲をざざっと掘ってみて、それ以上見つからなければ移動してしまいましょう。
掘っても掘っても出て来ない・・・と思ったらそこにはいないと思って諦めてください。
いるところにはまとまってゴソっといますので、鉱脈ならぬあさり脈を見つけたらこっちのもんです!

潮干狩りで大きいのを獲るコツ

数は取れるけど、やっぱり食べたいのは大粒ですよね。
我が家のお持ち帰り最低ラインはスーパーのサイズレベルです。

スーパーでは見たことも無いような大粒あさりは、実は一年間生き残った奴らなんです。
去年潮干狩り場に撒かれて一年間掘られずに生き残った超エリート・・・それが超特大あさりの正体です。

そのためそんな大粒あさりだけを持ち帰るというのはどだい無理な話です。
が!
やっぱりそこは出来る限り大きいあさりをみつけて、そろえて持ち帰りたいものです。

そんな大きいあさりの見つけ方は「まず一個それなりの大きさのを見つけること」が重要になります。
なぜかは分かりませんが、まとまって見つかるあさりというのは大きさも同じぐらいの物が多いのです。
大きめなら大きめサイズがそろって、小さめなら小さめサイズがまとまって一帯に住んでいます。
魚でも同じぐらいの大きさで群を作るので(泳ぐ能力が一緒だと大型魚に食べられにくいから)、似たような習性があるのかもしれません(謎)。

そのため、とにもかくにも基準となるサイズをあなたが見つけることが重要です。
ザクザク掘って出てきたサイズを見て「よし、このサイズ以上をそろえよう!」というのをまず決めてしまいます。
そしたらその周辺で同様のサイズをそろえるようにしていくのです。

ここで重要なことなのですが、こうやって「とりあえずこのサイズで取って行こう~♪」とやっていくと、最終的に選別作業をすることになります。
多めにとって大きいのだけを選んで持ち帰るということですね。
実はこの選別作業をすると一か所にそれなりの大きさのあさりをゴッソリと置き去りにすることになります。
・・・・となると?
そう、実はこの「前の人の選別作業の場所」を引き当ててしまうと、かなりの数は見つかるもののそんなに大きくないといった現象に行きあってしまうのです。

そのため、あまりにも大量過ぎるあさりが本当に局所的に見つかる場合には、私は前の人の選別場所だったと判断してその場所は回避します。
だって大きいのは前の人が持ち帰ってしまった後ですから! そんな場所に要は無い!とw

そうではなくちゃんとあさりが住んでいる場所は、ひと掻きでゴソーではなく数掻きでポロポロと粒がそろったのが出てきます。
そういう中に時々年をまたいで生き残った超エリート大粒あさりがいたりするんですね。
大きいあさりを獲るには、まずはそれなりの大きさのあさりを見つけるところから始まります。
「お!これはちょっと大きめでいいじゃん!」というのを見つけるまでは腰を落ち着けることなく場所を変えて、うろうろ探してしてみてください。

潮干狩りでたくさん大きいあさりを見つける方法まとめ

●潮干狩りは素人でも掘れるように撒いてあるので、重要なのは時間。お昼前後に大潮になる日が潮干狩り日和
●たくさん取りたいなら人が掘っていない場所へ行け!
●あさりが住んでいる砂には穴が空いている
●あさりは障害物が好きだから、あさりの周りにはあさりが隠れてる!
●大粒あさりはそこそこ大きめあさりの中に隠れているので、ちょっと大きめあさりを見つけるまではうろうろすべし!
●前の人の選別場所は見つけたら回避

潮干狩りは手入れされた砂浜ではありますが海という自然です。
一方で掘るのは人間ですし、掘る相手はあさりという生き物です。
海を知り、ライバルである人たちの裏をかき、そして相手のあさりの習性を考えることで、どこにたくさんいるか、どうしたら大粒のあさりに会えるのかを考えていった長年の成果を惜しみなく書いてみました。

毎年潮干狩りをしてきて、もちろん(許可がある)天然の砂浜でも獲ったりしてきましたが、正直「そんなところじゃ取れないよ~」とか「そんな掘り方してもなぁ・・・」という人を横目でたくさん見てきました。
なので、ぶっちゃけコツを書くとライバルが増えるのですが、それよりも潮干狩りがつまらないと思われる方がシャクなので・・・!
こっそりひっそりと参考になれば幸いです。

また、あさりはもちろんだけどハマグリも食べたいなと思っている方、意外と多いんじゃないでしょうか。
撒いてあるってホームページには書いてあるのになぜだか数個しか見つからなかった、お隣の家族は山ほどゲットしていたのに・・・なんてこと、あるんですよね。
潮干狩りに行ってハマグリを見つける方法もあります。
ハマグリがゲットしたい方はこちらの記事をどうぞ!

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