神社などで七五三の可愛らしい姿を見る季節になってきました
兄弟で並んで写真を撮っている姿をみると
可愛らしいと思うとともに
大変そうだなと思ってしまいますね
意外と兄弟で同じ年に七五三のお祝いをする家庭が多いんです
さて、甥っ子屋姪っ子の七五三のお祝いの席に招待されたときに
一人ならばまだしも、二人だとどうしたらいいのか
どうしようと悩まれる方もいるのではないでしょうか?
それぞれに? それもいくらずつ?
金額に差は付けた方がいいの?
いつ、どうやって、誰に渡したらいいの?
七五三のお祝いで二人分の場合にはどうすればいいのか紹介していきます
七五三のお祝いで二人分の場合には?
姉(7)と妹(3)の姪っ子姉妹や
兄(5)と妹(3)の甥っこ姪っ子兄弟
あるいは姉(7)と弟(5)の姪っ子甥っ子姉弟
などなど
意外と同じ年に兄弟で七五三のお祝いをする兄弟構成の家庭は多いんです
この場合、七五三のお祝いの席にお呼ばれしたあなたは
2人にそれぞれお祝いをあげたらいいのか
それとも合算していいのか
迷ってしまいますよね
一人ならまだしも二人分なんてどうしたら・・・?と
結論から言いますと、お祝いは別々に包みましょう
二人分でも三人分の場合でも
それぞれ別々でお祝いのお金を包む方がよいでしょう
なぜかと言うと
「七五三」は現在では言葉の面では一括りのお祝いになっていますが
年齢ごとに違う意味合いがあるので本来は別のお祝いなのです
髪を伸ばし始める年頃
江戸時代までは3歳ぐらいまで髪を剃る習慣があったため
それが終わる儀式
主に女の子の儀式(男の子もやる場合も)
5歳 「袴着」あるいは「袴儀」
男の子が袴を着用する儀式
7歳 「帯解きの儀」あるいは「帯解」
女の子が幅の広い大人用の帯を結び始める儀式
このように、「七五三」と今では一括りですが
それぞれの年齢でお祝いする内容が違うのです
また地域によっては
7歳で男の子は「へこかき」女の子は「ゆもじかき」
(成人用の下着を初めて身につける儀式)
とされていたり
を神から授かること感謝、そして厄除けをする
地域性ごとに何のお祝いなのかは違いますが
別々のお祝いであるのは間違いないようです
そのため
二人以上の甥っ子や姪っ子の七五三のお祝いに呼ばれたら
お祝いは別々に包んであげましょう
七五三のお祝いの金額の相場
お祝いを別々に包むのはいいとしても
では、いくらずつ包んであげたらいいのでしょうか?
あるいは年齢に応じて金額に差を出した方がいいのでしょうか?
これについてはおおよそですが
一人一万円包むのが相場とされているようです
また、お話した通り七五三は年齢に対してのお祝いではなく
その年齢ごろに行う儀式のお祝いですので
金額には差をつけない方がいいでしょう
しかし七五三は地域性が非常に強く
また、家ごとに固有のしきたりがある場合があります
そのため包む金額については
相手の家の方(甥っ子姪っ子の祖父母に当たる方など)
に聞いてみるのが一番いいと思います
というのも
七五三のお祝いの内容が地域ごとに違うのと同じように
●いくら包むか?
●どういうお祝いをするか?
は、地域ごと、家ごとに本当に違います
「私の地域ではこうだったから」
と簡単に考えずに
まず確認を取ってみてください
その際には
「七五三のしきたりは地域ごとにとても違うので教えてもらえますか?」
と、素直に分からないと言ってしまっても問題ないと思います
また、お金を包むのだけでは
小さい甥っ子姪っ子はあまり「うれしい!」と
言う感じにはならないかもしれません
(お金を素直に喜ぶ子ってそこまでいませんよね)
そこで、もしお財布に余裕があればですが
お祝いにお金を包む以外に
何かプレゼントを持って行ってあげると
お祝いされる甥っ子姪っ子本人は非常に喜びます
プレゼントについては既にお金を包んでいるので
そこまで豪華なものでなくてもいいと思います
甥っ子姪っ子の好きなキャラクターのハンカチ
7歳なら文具など学校で使える物でもいいかもしれません
また、七五三ではない兄弟が一緒にいる場合は
そちらの甥っ子姪っ子にも
小さいながらプレゼントを用意しておいてあげると
きっと喜んでくれます
もし余裕があれば
事前に包む金額を聞くのと同時に
好きな物を聞いておくといいかもしれません
七五三のお祝いの渡し方
お祝いのお金も包んだし、小さいながらもプレゼントを用意しました
これをいつ、どのタイミングで、誰に渡してあげればいいのでしょうか?
七五三のお祝いに呼ばれているということは
懐石料理のお店や、ちょっと格式がありそうなレストランを
すでに予約しているよ、と連絡をもらっているかと思います
その場合には、その席で渡してあげるのがいいと思います
その際には一人ずつ「おめでとう」と言って
手渡ししてあげてくださいね
ご飯を食べて着なれない着物が苦しくて飽きた後よりも
ご飯食べる前などの方がいいかと思います
これは大人同士の場合の贈り物をするマナーと同じですね
また、ご自宅でのお食事会みたいな場合には
同様にお部屋に通されてからでいいと思います
そして注意するべきは会場を借りてお祝いをする場合です
地域によっては結婚式会場みたいなところを貸し切って
披露宴のように盛大にお祝いをする風習がある場合があります
この場合には包んだお金は事前に受付等で渡せるか確認しましょう
また、甥っ子姪っ子にプレゼントを渡す場面を設定している場合もあります
包んだお金・プレゼント
双方をどのタイミングで誰に渡せるのか
事前に確認をしておく必要があります
まとめ
●2人分は別々にお祝いを用意する
●金額の相場はおおよそ1万円
●2人の年齢で金額に差は付けない
●ただし地域や家の風習を知る人に確認を取ること
●プチプレゼントを用意しておくとbetter!
●渡し方は呼ばれたお祝いの席で本人に渡す
楽しい七五三のお祝いになることを願っています!
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