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公立の中高一貫は併願できる?受験資格やレベルはどれぐらい?

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学費は安いのに中高6年間を一つの学校のカリキュラムで、しかも手厚く見てもらえるので親としてはお得感満載の公立中高一貫校。魅力的すぎます・・・!
でも魅力的であればあるほど倍率は上がっていくのは当たりまえ。
私立ならば併願も可能だろうけれど、果たして公立は併願させてもらえるのでしょうか?
また受検するにあたって何か必要な条件があったりはするのでしょうか?
受検が可能だったとして、じゃあ当然のことながら問題としては「うちの子は受かる?狙えるラインなの?」というところ。
都立中高一貫校の例に、関東圏の私立中学受験との併願や、受験に際して忘れちゃいけないポイントを紹介していきます。

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公立の中高一貫は併願可能なの?受験日はどうなっている?

まずですが、公立校同士の併願は無理です。
例えば都立の小石川中等教育学校と三鷹中等教育学校を受験するというのは不可能です。
なぜならば公立中高一貫校の受験日は同じ日程に設定されているから。
さらに神奈川県立と東京都立の中高一貫校を受けるということも無理です。
これは次の受験資格に関連することなのでそちらをご覧ください。

公立校同士を併願することはできませんが、私立と公立を併願することは可能です。
ただしこれも当たり前ですが試験日程が被っていなければということです。

では試験日程はいつなのかと言うと、公立中小一貫校は例えば東京都と神奈川県はでは2月3日が試験日で合格発表日が東京は2月9日、神奈川は2月10日となっています。
私立の合格発表日が翌日や翌々日など短いスパンなのに対して、公立の合格発表日は数日が経過した後ということになります。
しかし私立の入学手続きの日は合格の次の日など近々で設定されていることが多いので、どちらの結果を優先させるのかというのもまた問題になってきます。

試験日程だけなら併願できる場合でも、合格発表の日や入学手続きの日程などによっては難しい学校もあるのでお子さんを受けさせる学校の入試に関する日程は必ずカレンダーなどに書き記してうまく計画を立ててください。
もし被ってしまった場合には、お母さんだけでなくお父さんにも合格発表を見に行ってもらったり、手続きに行ってもらったりしなければ手が足りなくなるかもしれません。

公立の中高一貫の受験資格は何?

公立中高一貫校への受験資格はその自治体に在住していることが条件です。
私立の受験だと神奈川県に住んでいながら東京の学校に通うというのはよくある話なんですが、都立の中小一貫校へは神奈川県からは通うことができませんし、その逆で都内から神奈川県立へも通えません。

ただし入学日までに都内に転入することが確実な人は応募資格審査取扱要項によって志願することができます
特殊なケースが多いので志願する学校に応募資格の審査をしてもらわなければなりませんが、もし県外から転入が確実な場合には受験が認められる場合もあるので審査を受けてみてください。
例:東京都⇒東京都立中等教育学校及び東京都立中学校の応募資格について

また特定の強化に関して優れた成績を残していたりする生徒に向けた特別枠や海外帰国生徒枠などを設けている学校もあります。
こうした特別枠に関しては学校ごとに受験資格が異なるので、もしお子さんに何か特別な力があったり特定の分野で優秀な成績を残している場合には特別枠での受験が可能かどうか、一度調べてみるのがおすすめです。

公立の中高一貫のレベルはどれぐらいなんだろう?

併願ができたり受験資格があることは確認できたものの、やっぱり心配なのは受けて受かるレベルなのかどうかという点ですよね
公立の中小一貫校のレベルは年々上がってきているので、今年は一概にどれぐらいとは今現在では言いがたい状況です。
しかし数値としては倍率5~6倍は当たり前イメージで、私立に換算すると中堅校~やや難関校ぐらいのレベルだと考えてください。
偏差値では例えば東京都立の11校では57~65ぐらいの幅があり、ここ数年の平均は60前後となっています。

そこで偏差値65以上の私立難関校を第一志望にしている子が、都立の中高一貫校に合格できるかと言うと、実はそう簡単でもありません。
公立中高一貫校は入学試験学力審査を取り入れておらず適性検査というものが行われています。
これは知識を問うような問題ではなく、考える力や自分の意見を表現する能力に重きを置いた試験内容となっています。
こうした出題傾向の背景については公立と私立の違いが元となっています。
その点について詳しく知りたい場合にはこちらの記事をどうぞ。

試験内容の出題傾向が全く違いことから、私立難関校でも女子学院・巣鴨・世田谷・本郷などの知識を問うような受験問題が多い学校を第一志望にしている子は思うように適性検査の問題に答えることができないことがあるようです。
一方で開成・麻布・駒場東邦・桜蔭などの記述式の入試問題が多く取り入れられている私立難関校を第一志望にしている子は、公立の適性検査でも同様に自分の危険を表現しやすいと言われています。
私立受験のための塾では知識や問題の解き方は教えてくれますが、意見の言い方や表現力、自分の考えをまとめる力などは教えてもらえません。
そういったところで得手不得手が生じてしまうというわけです。

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偏差値だけで見ると併願そして合格は可能かもしれませんが、試験内容のタイプが全く異な入試を実施している学校の受験勉強とは相性が悪い場合もあるということですね。
どこの学校なら大丈夫とかここの学校とは会わないとか一口に入れるものでもありませんので、もし私立との併願を考える場合には第一志望に考えている学校の入試試験の内容を確認してみてください。
入試試験とは学力を審査するものでもありますが、元を正せばどういった人材を求めているかという学校側のスタンスの表れとも考えられます。
似たようなスタンスの学校であれば入試内容も自然と似てきますが、全く異なる人材を求めている学校では全然違う内容となるのは当たり前です。
過去問の傾向を主軸に、校風やカリキュラムの方針など様々な角度から学校同士を比較してみて判断してみてください。

公立の中高一貫の受験まとめ

●公立同士の併願は不可、公立私立の併願は可能だが、合格発表日・入学手続きの日程などの問題が出てくる場合があるので詳しく必ず日程は把握して受検計画を立てる
●受験資格は該当自治体に住んでいることだが、入学日までに転居するのが確実な場合には認められる場合もある。特別枠を設けている場合には特別な受験資格が必要になる場合もある
●私立中堅校~やや難関校ぐらいの偏差値レベルではあるが、出題傾向が特徴的なので偏差値が明らかに上であっても公立の適性検査は苦手とする子はいる。考える力・表現する力がある子を求めているので、偏差値と能力の方向性によって適正レベルが変わってくる

公立の中高一貫校の出題傾向は非常に特殊なので、受験対策も別箇で必要になってきたりします。
そのため併願が可能で合ったとしても受験勉強自体も倍の労力がかかってしまう可能性もあったり、あるいは得意だと全然問題が無かったり・・・これはお子さんの個性次第というところが大きいです。
親の都合だけで併願を決めてしまうと大変なことになりかねないので、可能かどうかは塾の先生と相談してみたり、模試の結果と照らし合わせてみたりと、様々な角度から検討をすべき課題です。

公立の中高一貫校と私立中高一貫校の違いが大きい事がクローズアップされていますが、この違いが何によるものなのか、そして気になる学費の差やカリキュラムの違いなどはこちらの記事でより詳しく紹介しているので気になる方は続きをどうぞ。

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