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中学受験の第一志望を諦めて変更するのはいつまでにすべき?

中学受験

中学受験の志望校は大体6年生の夏ぐらいまでに決めるご家庭が多いようですが、その後半年あるのでその間に成績はやっぱり上下します。
上がればいいですがそうばっかりとも行かないのがつらいところ。
成績が順調ではなくなり、最初は丁度いい感じで見据えていた第一志望が絶望的になってしまったら。
第一志望校を諦めて第二志望校に変更した方がいいのか、はたまた奇跡を信じて変更しない方がいいのか?
もし変更するとしても何月までなら間に合うのだろうか、いつまで迷ってていいのだろうか?と言うのも不安材料になります。
そもそも中学受験で第一志望を諦めるってどういうことに繋がっていくんでしょうか?
志望校の変更に関するこどもの気持ちや期日などをまとめて紹介します。

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中学受験の第一志望を諦めるとはどういうことか

第一志望を諦めるかどうかで迷っている場合、多くは成績が芳しくないことが原因だと思います。
去年ぐらいまでは志望校の偏差値+2~3あったから大丈夫だと思っていたのに、今はテストでも-5ぐらいを低迷中とか。
そうなるともう志望校判定も微妙なラインしか出て来なくなってきて、お子さんの方も意気消沈して捨て鉢になってしまったり・・・。

上手くいかないことがあると連鎖するので、一個つまづくとコロコロコロっと悪い方向に転がって行ってしまうことってあります。
精神的に自分で自分を律する力が弱いとなおのことなりやすい現象です。

どうしてもあの学校に行きたい、文化祭に行って憧れになってしまった、勉強を頑張って合格したい!そういう気持ちがどこかにあるのに、それを今諦めてしまったら?
これもまたネガティブなことの連鎖の一つでしかありません。
また、偏差値が厳しいと言うのが理由で諦めてしまうと、下がった志望校のレベルに安心してさらに成績を下げてしまう子も中にはいるようです。

逆に、何かいい事が一個あると持ち直すこともあるんです。
私自身の話ですが、早期受験校を一つ受けてボロボロの手応えだったのに受かったことがあります。
その時、自分に出来ないことがある実感と、合格する感覚の両方を得ることが出来て、その後の勉強に身が入る切り替えになりました。

安易に第一志望校を変えてしまうと、悪い影響が続くことがあるので十分に注意してください。

中学受験の第一志望を変更してもいい?

そうはいっても現実的なところを親は見ておかないとダメ、ですよね。

まずお子さんが第一志望校にどれぐらい入れ込んでいるのかをよく観察してください。
どうしても行きたい、何としても合格したいと思っているのに無理に言い聞かせて志望校を変更してしまうのは先にも述べた通り逆効果であることが多いです。
しかし入りたい気持ちはそれほどでもなく、むしろ何か違和感を感じているようだったりするならば、志望校を変更した方が上手くいく場合もあります。
こればかりは感覚の問題です。

こういった感覚は

●過去問をやっているけどなんか上手く解けない
●志望校の話をあんまりしない
●むしろ第二志望の方を気にしている

なんてところに現れる場合があります(これが全てではありません)。
特に過去問は学校側がどういった生徒を欲しているのかを一番表わしている部分です。
正確に早く回答する力を求めている場合には基礎問題を多く、じっくりと考える力を求めている場合には難しい応用問題が少しだけなどの傾向は、そういう子を学校側が求めているという現れです。
これはパンフレットに書かれているアドミッションポリシーに通ずるところがあるので、何か違和感を覚えているようであればパンフレットを親子で見つつ、「どうしていきたいのか」「どんなところが気に入っているのか」などを具体的に挙げさせてみてください。
こうすることで本当に行きたい気持ちがあるのか?それとも違和感があるのか、その違和感の正体が何なのかを突き止めることが出来るかもしれません。

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また、こういった違和感は一切なく行きたい、とにかく合格したい、でも偏差値が足りないというお子さんの場合には変更するのは志望校ではなくて今の気分や環境の方です。
行きたいと思っているならば勉強もしているでしょうが、それが上手く成績に結びついていないのだとすればどうして結びつかないのか?そこを掘り下げて考える必要がありますよね。
また、単純に上手くいかないことが増えてきて気落ちしてしまっているならば、気持ちを切り替えて勉強に身が入るようにするために何かきっかけを作ってあげるのもおすすめです。
お子さんによって何が必要になるのかは全く変わってくるので、偏差値だけで志望校を変更しようとする前に、お子さんの様子をじっくりと観察してみてください。

中学受験志望校の変更はいつまでと考えるべき?

こちらの記事で志望校の決め方を紹介していますが、おおよそ6年生の夏場前までには第一志望は決めておいた方がいいです。
問題はこの後、いつまで変更しても大丈夫なのか?要はいつまで迷える余裕があるのかってところです。

正直なところを言いますと、お金の余裕さえあれば迷っている学校二つともダブル出願をしておいて受ける前日まで迷うというも手はあります。
が!これいいように見えて、過去問対策なんかもあるのであまりオススメは出来ません。

じゃあ過去問対策をするのにどれぐらい余裕をもっておけばいいの?というとこれまた正解はありません
そこまで進めている量にもよりますし、どういったスケジュールで過去問を進めていくのかというのにもよります。

ですがこのスケジュールさえはっきりしてしまえば志望校を変更する余地があるということです。
例えば、週に一回実際の受験の時間割で過去問を解いていくと一か月と一週間で5年分をやることができます。
もちろん解いて丸付けだけでは終わらせず、解けなかった問題を一週間で見直しをしていきます。
受験の一か月と一週間前、小学校の冬休みに入ったぐらいでしょうか?そのタイミングでもし変更したとしたら、週に一度家庭で過去問をやりつつ一週間で直しもして、さらに塾も最後の追い込み。
かなりギリギリですがこういったスケジュールも絶対にNGと言うわけではありません。

過去問の対策をもっと重点的にやろうとすると約一か月では全く足らないのは想像できるかと思います。
一方で、もしそれ以前に過去問をどれぐらいか進めてあって、そこまで対策に時間を割く必要が無いという場合もあろうかと思います。
第一志望を変更して、本番に備えることが出来るのか?
もし変更を考えるとしたら、そこから本番までどういうスケジュールで過去問対策をしていくのか具体的スケジュールを考えて判断してみてくださいね。

中学受験の志望校変更まとめ

●第一志望にどうしても入りたいのに偏差値で諦めてしまうと悪い連鎖が続いてしまうことがあるので、偏差値ありきでの志望校の変更はやらない方がいい
●第一志望校へ進学する意思や希望に何か違和感がある場合には、具体的にそれが何なのかを確認して、そのうえでの変更はあり
●変更するタイミングは、その後の過去問対策がどれぐらい時間を割くことが出来るかを具体的にスケジュールと確認してみての相談

志望校を一校替えると併願校のスケジュールも大きく変わる場合があります。
そのためダブル出願していても上手くスケジュールが組めないのであればあまり意味がありません。
もし迷いに迷ってダブル出願をする場合には、併願校への出願もしっかりと生かせるような日程の組み方になるように気を付けてくださいね。

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