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中学受験の志望校の選び方 決定時期は?変更してもいいの?

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中学受験をするとは決めたものの、さてどこを第一志望にするかどうしたものか・・・と。
とりあえず中学受験案内を開いて行ける範囲の学校を探してみるけど、それだけでも優に両手を超えるだけの学校数がある。
全ての説明会になんか到底いけるわけがないけど、じゃあどの学校の説明会に行けばいいのか、どうやって決める?
さらにそこから子供と一緒に第一志望校を決めて・・・っていつごろから?そしていつまでに最終決定させた方がいいの?
一回決めて、それを変更してもいいのかどうかも偏差値的に心配。
中学受験の志望校の決め方のノウハウを紹介します。

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中学受験の志望校の選び方

今、中学受験で選べる私立中学ってとっても数が多くて、豊富過ぎて逆に困りますよね。

首都圏中学受験案内2020年度用 [ 晶文社学校案内編集部 ]

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中学受験用の分厚い専門雑誌をみても首都圏で300校近くが掲載されていて、正直目が回るというか・・・。
お手元にこういった受験校がたくさん掲載されている雑誌は色々種類がありますが、ともかく一冊手元に置いて調べていくのがおすすめです。

そこでまずはお子さんが通える範囲内を決定します。
中学生と言っても体力的にはやっぱりまだ子供な面もあります。
そこで通える範囲と言うのはただ単にルート検索で出てくる所要時間ではなく、実際の経路を想像して行けるかいけないかを判断してあげてほしいんです。
具体的に気を付けてほしいことがいくつかあります。

●混む路線かどうか?
●駅から学校までの道のり・周辺の雰囲気
●利用する交通機関の種類

単に所要時間だけで見ると特に問題なく行けそうでも、とっっっっんでもなく混む線路ってありますよね?田園都市線とか。
私の中高の友人は満員電車の圧力でメガネケースが割れたって言ってましたよ・・・(笑)
あと、横浜女子御三家へ2時間かけて通った友人は体が弱かったせいで最初の一週間で体力尽き果てて高熱が出たりとか・・・。
とにかくそんな電車に毎日揺られて大丈夫かうちの子?!って言うところから、考えてみてほしいんです。
そして学校の最寄駅からの道のりがどんな雰囲気なのかも大事。
横浜の女子御三家があるあたりだと、階段・坂道ですごいですよね。雰囲気はとってもいいんですけど!
そして盲点なのが利用する交通機関の種類です。
実は私は地下鉄サリン事件を覚えていて、どうしても地下鉄を使って通学したくありませんでした。
他にも電車は大丈夫だけどバスは苦手とか、親と一緒なら乗れるけど一人だとちょっと不安だったり、ちょっとした気になることでも6年間続くのでまずは道のりで不安なことは先に言っておいてもらった方がいいかと思います。

そのうえで中学受験で何を求めているのかをはっきりとさせます。
例えばですが

●大学までエスカレーター式に上がって行きたい
●自由に友達と切磋琢磨できる環境がいい
●規律正しく生活できるようになりたいから宗教系
●理系大学の進学に強いところに行きたい
●男の子が苦手だから女子校がいい

などなど。
「どうして中学受験をしたいのか?」と言うのも理由としては強いかと思いますが、出来れば「中学受験をして進学するからにはこんなことをしたい!」という方向性で考えてみてください。
こうしてみてみると、お子さんが第一志望を含め、中学受験全体にどういった希望を見出して取り組んでいこうとしているのかが見えてくると思います。

意外と志望校を決める際に邪魔をしてしまうのは、お父さん・お母さんが中学受験の経験者だった場合、当時(数十年前?)の記憶を頼りに「あの学校はちょっと・・・」と説明会すら行かないというパターンです。
もう自分が受験生だった頃の風評とか偏差値とか、友達の誰々さんが進学したとか、そういうのは全て丸めてポイしてください。
会社だって日々新しいことにチャレンジしていかなきゃ潰れちゃいますよね?
それと一緒で私立中高だって新しい物を取り入れて、改革をしていかないと優秀な生徒さんは集まらないんです。
だからこそ今現在の学校に関するフレッシュな情報を入手して判断してみてください。
昔イマイチだった学校が今はとっても人気があることはザラですし、その逆もまたあります。

こうしておおよそですが10校程度に絞ったら、説明会や文化祭などを見学してどこを第一志望にするのか決めていきます。
説明会は保護者向けと親子向けと違う場合があるので、お子さんが直にみられる場合には見せてあげると良いかと思います。
また、文化祭は一般の生徒の様子を見られる絶好の機会です。

最終的にはお子さんが第一志望にしたいと思うところを決めさせてあげてください。
決して親からの「あなたの成績だとこれぐらいが妥当」という決め方ではなく、お子さんの「あの学校に行きたい!」っていう気持ちを第一にしてあげてくださいね。

中学受験の志望校の決定時期いつまでに決めればいい?

問題はこういった志望校決めをいつから初めて・どういう経緯をたどって・最終決定すればいいの?ってところですよね。
これは逆算していく必要がありますので6年生2月の受験からさかのぼって考えていきましょう。

6年生2月に受験するのですが、出願は冬休み。
つまり最終ラインは冬休みってことになります・・・がそこはちょっと遅すぎる。
なぜなら志望校の個別対策が必要だから。

いつから個別対策を始める野かと言うと、首都圏大手の進学塾が行っている志望校別対策講座(特に難関校では設定されていることが多いです)は大体9月から始まります
この志望校別の対策コースは6年生の7~8月にコースを受けられるかどうかを決めるテストが行われます。
つまり個別対策コースを受けるためには7月ぐらいにはすでにその実力がありと認められなければならないということ。
と言うことで私がおすすめする志望校決めのラインは6年の6月です。

・・・なのですが、そこでポーンと決められるかって言ったら紆余曲折あるのが普通。
出来ればですが6年生の4月ぐらいにはおおよそ「ここがいいな」とめどが立っていて、6年生開始→志望校に向かって頑張るぞ!って感じがキリもよくちょうどいいのではないかと思います。

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6年生の頭に志望校を決定するにあたってそこまでにどういったことをしていけばいいのか?
おおむね4~5年生の間に先ほど↑で紹介した志望校のリストアップを行い、説明会や文化祭の見学に行ってみてください。
やっぱり見てみないと全然雰囲気分かりません。
偏差値ありきで見ないで、生徒たちの雰囲気、先生方の雰囲気、建物の状態(いい学校ほど大事に使われているので建物は綺麗です)などなど・・・とにかく肌で感じるしかないんです。

じゃあ逆に小学校低学年の段階では何もしなくていいのか?っていうと、もうその年齢の時から中学受験をするのが決定されている場合には、いろいろな文化祭とかを見に行ってもいいかと思います。
説明会だと5,6年経つとカリキュラムが少し変更になっちゃったりして参考にならない場合もありますが、文化祭は5,6年程度なら雰囲気を見るのには支障ありません。

ただ、あまりにも早い段階からお子さんが気に入りすぎてしまい「この中学に行きたい、ココじゃなきゃ嫌だ!」ってなるとそれはそれで問題があります。
それはズバリ中だるみ。
中学受験は3年間の長丁場ですから、どうしても途中で成績が伸び悩んだりして中だるみをする場面が出てきます。どんな子でも。
なのであまりにも早い段階から第一志望を絞ってしまうと、途中でドロップアウトしてしまう場合もあるんです。
そこで、もしお子さんがあまりにも早い段階で第一志望を決めてしまったら「まだまだ他にも色んな学校があるから決める楽しみは取って置こう♪」って感じで(デザートは色んな種類があるよ的な感じで・・・!)、他の学校も色々見せてあげてください。

志望校選びはとにかく柔軟に、そして幅を持って取り組んでいくのがおすすめです。

中学受験の志望校は変更してもいいの?

一度決めた志望校、でもなんか・・・変えてもいい?って場面に出くわさないとも限らない。
それを思うと決めづらいなーって思いますよね。

まず、志望校の変更はありうることだと思って大丈夫です。
ただしそれは偏差値で判断すべきことではありません
特に第一志望は!

理由はいくつかあります。
まず偏差値は当日のお子さんの機嫌や体調で乱高下します。
私自身、同じ学校の二回目募集の時は寒くてお腹が痛くて落とし(偏差値55ぐらい)、次の日心機一転三回目募集では合格できた(偏差値60ぐらい)タイプです。
もう、何がどう絡んでその瞬間ひらめくか分からないのが受験の怖いところ・・・。

また、志望校を偏差値で選んで、つまり低い偏差値の学校に変更してしまうとお子さんの中に「志望校のレベルを下げたから大丈夫」という安心感が生まれてしまいます。
そうすると成績は伸び悩み、それどころか下がることもあります。

逆にどういう場合には志望校を変えてもいいのかというと、「なんか合ってない気がする」と言う漠然とした感覚です。
それは本人が思うことかもしれませんし、あるいは過去問を解いていて「上手く解けないなぁ」と思うところかもしれませんし、様々です。
過去問にも校風が現れていて、基礎的な問題が大量に出るパターンであれば学校側は基礎力のある子を求めているわけですし、応用的な問題が数問出るパターンであればじっくりと考えて答えを出すタイプの子を求めていたりするわけです。
この「なんかあってない気がする」と言うのは本当に些末なことですが、違和感があるのならばその正体をはっきりさせなければ受験勉強にしっかり取り組むのも難しくなります。

「どうしてもこの学校がいい!私はここに行きたい!」と熱意があれば偏差値何かに関わらず志望校は変更させないであげてください。
変更したらもっと伸び悩んでしまいます。
滑り止めには似た校風で他の学校を選んで組み合わせていくなど工夫は必要ですが。
逆に「この学校じゃなくても別にいい、他の学校でもいい」と未練が無いようであれば少し志望校についてじっくりと考えてみてもいいかもしれませんね。

ちなみにですが、塾に相談するとレベルが高い方をオススメされる場合があります。
もちろん塾としても受験生をが合格させることを第一にやってくれて入るんですが、やっぱり実績と言うのも大事だったりします。
そのため出来ればレベルの高いところを受けて受かってもらう実績がほしい。

もちろん受験生のために考えてアドバイスしてくれる良心的な塾もありますが、そうばかりでもないというのは心の片隅に置いておいてもいいかと思います。
あくまで最後に志望校を決めるのはお子さんの意思です。

中学受験の志望校選びまとめ

●通学の手段・受験に何を求めているのかを明確にして学校をリストアップ
●親子で説明会や文化祭を見学して、最終的にはお子さんの意思で決定する
●小学校4~5年生のうちにいろいろなところを見て回り、出来れば6年生のあたま、6月ぐらいまでに第一志望校を決定、夏にテストを受けて9月からの志望校対策講座を受けられるようにする
●志望校の変更はしてもいいが、あくまで行きたいか行きたくないのかで変更をすること。偏差値ありきで考えるのはNG

ちなみにですがお友達同士で説明会や文化祭に行くと、そっちが勝ってしまって学校が楽しかったのかお友達と一緒だったのが楽しかったのか分からなくなってしまいます。
なので絶対に説明会などには親子で参加し、学校を見る目的から外れないようにした方がいいですよ!

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