6月ぐらいに「冷やし中華始めました」の張り紙を見て、「そのうち食べたいな」なんて思っていたらもう8月終わり9月突入?!
夏の風物詩の一つである冷やし中華を食べずに今年の夏休み終わってなるものかとおもいつつも、そもそもいつまで冷やし中華って売っているんでしょうか。
「始めました」はあるのに「終わりました」が無い冷やし中華。
今ならまだ間に合う?冷やし中華の時期の謎についてまとめてみました。
冷やし中華はいつまで売っているもの?
毎年見るのが「冷やし中華はじめました」のポスター。
あれを見ると梅雨から夏が来るなぁ~って思いますよね。
でもお店にわざわざ冷やし中華を食べに行くってあまりないですし、家で冷やし中華を作るって意外と面倒。
しかも真夏の暑い時期とかだと、食べたいけどめんどくさくって結局手軽にそうめんに逃げたり・・・。
そうこうしているうちに冷やし中華が「終わりました」の宣言無くいつの間にか消えているという。
で。
問題の冷やし中華っていったいいつまで売っているの?というと、食品系の友人曰く「販売の明確な時期設定はなく、徐々になくなっていくもの」とのことでした。
確かにコンビニなどで展開されている冷やし中華の商品も、季節限定とは書いてあるものの何月何日までとは宣伝されていないんですよね。
ましてやスーパーの冷やし中華のパックはもっと曖昧。
同じ系列のスーパーでも店舗ごとに違うのでは?と思うぐらいです。
ただ、その友人によるとやはり夏物商品を秋物に入れ替える作業というのは大抵は9月の頭に行われるそうです。
夏休みが終わったらスーパーなどの食品業界にとっては秋の始まり。
したがって9月ぐらいになったら冷やし中華は、一番売れ行きの棚から売り場の片隅の方へと移動させられてしまっている可能性が高いということです。
ただし昨今の残暑の厳しさや地域によっては、もしかしたら売り場の配置換えがもっと後になったりする可能性もあります。
なので、ぱっと目につく場所に売ってなかったとしても「もう終わってしまったのか」とは思わず、麺類売り場の端の方を探してみてください。
冷やし中華終わりましたがない理由
さて、ではどうして冷やし中華には「終わりました」がないのか?という謎についてです。
実はこれ、生産体制の問題らしいのです。
冷やし中華という商品自体がクリスマスやお正月の商品のように『何月何日に必要とされるもの』ではないため、生産は最盛期があるものの徐々に減らしてフェードアウトさせていくのが一般的なようです。
そのため「冷やし中華終わります!」という見出しをつけるのが難しいというわけなのです。
生産がじわじわと減らされて、そして店舗としての在庫が終了になるまで、それが冷やし中華の販売期間ということになります。
つまり店同士も仕入れの量が違いますから、同じ系列のスーパーですら冷やし中華が終わる時期には多少なりとも差がある可能性もあるということです。
一方でお店で食べる冷やし中華は材料の仕込みの問題があるので、スーパーよりは明確に終わりがあると考えられます。
特にチェーン店のお店では季節ごとの商品を切り替える時期というのがありますから、それに合わせて冷やし中華の材料も無くすことが多いでしょう。
(冷やし中華ではありませんが)実際にチェーンの飲食店の厨房で働いていたころは、秋商品の入れ替えと同時に夏物の食べ物の仕込みはすべて無くすようなシステムになっていました)
もしお店の冷やし中華で気に入っているものがあっていつまでやっているのか気になる場合には、いつまでやっているのか直接聞いた方が早いかもしれません。
冷やし中華が売ってない場合は?
問題は食べたいのに冷やし中華が売っていない場合です。
秋はぎりぎり売っているところがあるかもしれませんが、春先や特に冬場はスーパーでは売っているのはほぼ見かけませんよね。
となると、どうしても食べたい場合には自作するしかないということです・・・!
自作といっても、もともと冷やし中華は上に乗せる錦糸卵・ハム・きゅうりなどの具材を切るのが面倒ですよね。
それをやってでも食べたいということであれば、あとは麺とタレを用意すればいいということになります。
冷やし中華として売っている麺は冷やし中華用の麺ではあるんですが、実はスーパーの麺売り場の一番安いところ、1玉数十円で売っている中華麺で代用することができます。
スープも何もついていない普通の中華麺で大丈夫です。
ゆで時間は少し長めにして、冷たい水で〆れば冷やし中華の麺になります。
(中華麺によっては冷やし中華のためのゆで時間がパッケージに書かれているものもありますよ!)
問題はタレの方。
ゴマだれの場合には、サラダ用の胡麻ドレッシングやしゃぶしゃぶ用のゴマダレを麺つゆで延ばす方法があります。
また、醤油だれの場合には醤油に砂糖、お酢、ゴマ油をちょっと濃いめでお湯で溶けば作ることができます。
プラス鶏がらスープを入れれば結構おいしい味に。
といってもやっぱり面倒は面倒。
そこで私のおすすめはこのゴマポン酢。
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ゴマダレが好きだけど、胡麻ドレッシングだと甘すぎるという人にはめちゃくちゃおススメです。
一方で醤油だれの方は、実はこんなのが発売されていたりします。
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これが一本あれば冬でもいつでも冷やし中華を食べることができるわけです。
中華麺とタレさえどうにかできれば冷やし中華は自作することができるので、もし時期を逃してスーパーからなくなってしまっても大丈夫です。
また、味付けが醤油派の人とゴマダレ派の人がいても別々で楽しめますし、何より普通に冷やし中華のパックを買ってくるより明らかに安い!
味付けもラー油を足したりいろいろ試してお好みを見つけることができます。
ということで、メリットが多い自作冷やし中華が我が家では主流になっています。
冷やし中華はいつまで売っている?終わってしまったら?まとめ
●ただし明確に何月何日に需要がある商品ではない冷やし中華は、生産を徐々に減らして在庫が終了するまでは店頭に並ぶ
●そのため地域や店舗によって売られている時期がずれる可能性があるので「冷やし中華終わりました」のチラシが張られることはない
●お店で食べる冷やし中華の場合には材料の仕込みの問題で、秋商品と入れ替わりになる可能性が高いので、気になる場合にはお店に直接聞いた方が早いかもしれない
●冷やし中華の販売が終わってしまっても、普通の中華麺と自作のタレや冷やし中華用のタレを準備すれば一年中いつでも冷やし中華を食べることは可能
「冷やし中華終わります!」というポスターが無い謎は解けたものの、逆に終わります宣言をしたら駆け込み需要があるのでは?と考えてしまいました。
さて、今年最後の冷やし中華はいつになるでしょうか?
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