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小論文の対策で直前に自分でやること 毎日やっておくといいこと

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小論文を使う試験というとAOや推薦入試などがあります。
一般の受験ならば直前になってもやることはなんとなく想像がつきますが、果たして小論文の場合には直前にはどんなことをしておいたらいいのでしょうか?
小論文試験まであと一週間ぐらいになったときに、最後に確認しておいた方がいいことを元高校の先生に聞いてみました。

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小論文の対策で直前になったら何をすればいい?

どんな試験でも直前になるとやっぱり緊張するものです。
あと一週間、数日となったら小論文の試験の場合にはどんな対策をしておいたらいいのでしょうか?

元高校の教員の方によると、とりあえず落ち着いてこれまでやってきたことを総ざらいで確認しておいた方がいいよとのことでした。
これまでやってきたことというのは、普通の教科とは違って小論文のことだけではありません。

小論文対策の中にはあなたが受ける学部学科によって特色があったりするものもあるかと思います。
そういったことを踏まえて小論文を書く技術以外にも、受験する大学の情報、受ける学部学科の専門分野に関する知識などをもう一度確認してみておくといいでしょう。

ちなみに私がおススメしておきたい確認事項は志望動機です。
私自身、小論文の対策を頑張りすぎていてAO試験で自分の志望動機を確認し忘れて当日慌てた覚えがあります。
そんなものを忘れるなよwwと今でも思うのですが、慌てたり緊張したりすると何を忘れるか分かったものではないといういい例ですね・・・orz

もちろんこれ以外にも、小論文を書く技術的な部分もおさらいしておくのは言うまでもないことです。
日本語の文章の書き方は言わずもがな、論理展開などももう一度確認してみるといいでしょう。

だたサラッと見て確認してもしょうがないので、もし小論文の練習を始めたころの自分の書いたものがあればそれをもう一度読んでみてください。
「ここの書き方分かりづらいな」とか「今ならこうやって書くな」とか、きっと練習したからこそ見えてくるものが今ならあると思います。
それがいい復習にもなると思うので、恥ずかしいかもしれませんが過去の自分と向き合ってみてくださいね。

小論文の対策を自分でやるには?

さて、直前にもなってくると添削をいつもお願いしている先生に会うタイミングなんかもなかなか合わなくなってきたりして、最後の仕上げが自分でやらなければならない場合もあるかと思います。
そういった場合におすすめしたい小論文の対策は、自分が書いた小論文を自分で声に出して読むということです。

文章というのは、実は書いている間は文章がねじれていても気が付くことはほとんどありません。
他の人が書いた文章を読めば意外とすぐに「この文章読みにくいぞ?」と気が付くのですが、自分の文章ではそうはいかないのです。
なぜかというと、自分が言いたいこと・書きたいことというのは文章の形ではない状態(漠然とした考え方だったりイメージだったり光景だったり)であなたの頭の中存在しています。
そのため文章化したときに多少てにをはが間違っていたとしても、大体の名詞や動詞が合っていれば頭の中のイメージと結びついて意味を理解できてしまうのです。

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ところがこれを声に出して読んでみると、文章の形が音声として耳から入ってくるのでイメージと結びつくのに一拍間が空いて「アレ?なんかこの文章おかしくない??」と気が付くことができるのです。
もし自分で読み上げても分からない場合には、ご家族に読んでもらって聞いてみるか、あるいは自分の声を録音して聞いてみてください。
ニュースのアナウンサーが分かりやすい文章で話をしているように意味が分かればいいのですが、もしわからない文章であれば書き直しが必要だということです。

小論文対策に毎日やっておくといいこと

最後に、直前・一週間前・一か月前に限らず毎日やっておいた方がいい小論文対策についてです。
どんな塵も積もれば山となるような小論文対策なのかとワクワクさせて申し訳ないのですが、単純に「主要教科の勉強を怠らないこと」が答えです。

なんで主要教科の教科が小論文の対策に役に立つの?!と普通は思いますよね。
確かに、小論文を書くだけならほかの英語や数学、化学や日本史といった教科は必要ありません。
しかし小論文の問題の中にはあなたの意見を求めたり、考えを聞いてきたりするものがあります。
そういった時に自分の考えを述べるために、どれぐらいの考え・知識の引き出しがあるかというのが小論文の質にかかわってくるからなのです。

地球温暖化についてあなたの意見を求めるようなテーマだった時に、単純に地球温暖化についての話だけをするのか。
あるいはそこに永久凍土の問題やオゾンホール縮小の話題、あるいは海水面上昇によって生活が困難になっている島国の話などを盛り込んで話をするのか。
どちらの方が厚みのある小論文が書けるか?ということなのです。
これが地球温暖化という環境の問題のはずなのに、例えば海水面上昇で困っている島国の話となると+社会科目の話題ということになりますね。
ですから、できれば自分が受ける専門分野の話題や知識だけでなく、幅広くの知見を広げておくことをおススメするのです。

幅広い考え、知識というのはそのために勉強するのでは膨大な時間を要します。
それを一番効率よく、そして簡単にできるのが毎日の高校の勉強なのです。
まじめに高校での授業を受けていれば、多くの知識は授業から吸収できるのです。
なので毎日欠かすことなくやることでおススメするのは、主要教科の勉強ということでした。

小論文の対策を自分で直前にやるまとめ

●直前になったらおススメしたいのは、これまでにやってきたことの確認作業
●普通の教科の確認と違って、受験する大学の情報や専門分野の知識、志望動機なども確認対象なので忘れないように
●自分でできる対策方法としては、書いた文章を自分で声に出して読んでみること
●毎日やることとしては、主要教科の勉強をして小論文にも使える知識の幅を広げておくこと

もうすぐ受けたこともない小論文のテストを受けるとなると、絶対に緊張すると思います。
ただ、受けている周りもきっと同じようなものなのでドンと構えて大丈夫です。

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