卵、高野豆腐、椎茸、マグロ、さくらでんぶにきゅうり。
色んな食材が入っている恵方巻き美味しいですよね!
具材を切って、酢飯と海苔を準備すれば家でも簡単に太巻きは巻くことが出来るので、買わなくても家で恵方巻きが作れます!
でもどうやって切ったら上手に巻けて、綺麗な断面になるのかやってみたいけどちょっと怖いかも・・・?
実際にお寿司屋さんで学んだ太巻きの具材の切り方を紹介します!
恵方巻きのきゅうりの切り方は?
恵方巻き、もとい太巻き、というか巻き物全般ですが、これが正解!というものは実はありません(ゴメンナサイー!)。
でも複数のお寿司屋さんに勤務して様々な巻きずしを教えてもらい、お客様に提供してきた立場から、『この切り方はいい!』とか『これは巻きやすかった!』というものがいくつかあります。
そこで、私がオススメする食材の切り方を紹介していきます。
まず定番のきゅうり。
始めに頭とお尻の食べられないところを切り落とします。
この時、長さはそんなに気にしなくてOK。
それよりもなるべくまっすぐなものを選んで買ってくる方が大事です!
普通の太さならば一本を6等分ぐらいにするのがおすすめの太さ。
これは極太だわ・・・というきゅうりに出会ってしまったら8等分がおすすめ。
そしてきゅうりの種の部分を切り落とします。
全てきっちり切り取る必要はありませんが8割ぐらいそぎ落とせれば大丈夫。
きゅうりの中で最も水分が多いのがこの種の部分。
ココがたくさん残っていると水分が出て恵方巻きが水っぽくなってしまうんです。
そして最後に海苔の幅に切りそろえます。
ちなみに切らなくても手で折れますので、恵方巻きを巻くときに長い分だけ折り取る方法でも大丈夫(私はそうしてました)。
また、キュウリが少し苦手という場合には、棒状に切らずに千切りにする方法もあります。
きゅうりの千切りって?!ってびっくりされる方もいるんですが、頭とお尻を落としたきゅうりを縦に半分に切ります。
それを長さ10㎝ぐらいに切って薄く千切りにするだけです。
種が入っているので水分が出やすいですが、薄く切っていあるので反面青臭さを感じづらく、シャキシャキとした食感があって美味しいです。
白ごまを一緒に巻いて食べるのもオススメ。
また、意外と困るのがきゅうりが余ってしまうことです。
きゅうり一本で恵方巻き6本分もの具材の量が取れてしまうので、太巻き寿司6本って相当量ですよね。
余ってしまって困るー!という場合には、かっぱ巻きにしてしまうか、野菜スティックとして味噌やマヨネーズを付けて食べるおつまみにしてしまうこと。
我が家では恵方巻きをするときは、もっぱらこのどちらかがおかず(?)でついてきます。
恵方巻きの卵の切り方
恵方巻きには卵が欠かせませんよね。
切った時に黄色いのが見えないとがっかりします。
そう、つまりどこを切っても黄色いのが見えるようにしなければならないわけです。
ということで、卵焼きをどう切るか?
どこを切っても卵が見えていてほしいので、棒状に切るのが一番簡単でオススメの方法です。
断面は正方形にするのがコツ。
1.5~2㎝ぐらいの断面の棒状に切ってみてください。
あまり太すぎると具材が多すぎて上手く巻けなくなり、巻き寿司が崩壊する恐れがあります。
『恵方巻きのきれいな切り方 包丁で切るには巻きをきれいに!』でも紹介していますが、実は酢飯が多い・具材が多いというのが上手く巻けない→上手く切れない崩れる原因の一つでもあるんです。
長さに関しては先ほどのきゅうり同様、海苔の幅に合わせます。
が!普通は海苔の幅よりも卵焼きの方が長さは短いことが多いです。
そのため、卵焼きは酢飯の上に乗せながら長さを調整してみてください。
具材のど真ん中に決めると断面が綺麗だし、軸になるので巻きやすくなります。
恵方巻きのマグロの切り方
さて、難しいのがこのマグロ・・・。
どういった形状のマグロを買ってくるのかにもよります。
まず、柵のマグロを買ってきた場合には卵焼きと同様で大丈夫です。
※マグロ高いのでサーモンで代用しましたorz
1.5~2㎝の棒状。
これを卵焼き同様、横の長さは巻くときに海苔の幅に合わせてカットすれば大丈夫です。
端っこ同士を組み合わせれば断面は一本に見えるので大丈夫。
ただし残ったマグロどうすんの?!ってなった場合、マジでどうすんの・・・ってなります。
パーティーとかでたくさん巻くから問題ないよー!ってことであればいいんですが、普通はそう何本も巻くことは無いと思うので、マグロの残りを心配される場合には普通のお刺身みたいに切ってください。
それをそれを縦に二等分。
薄めで細めの一切れになると思います。
これを縦に重ねたり、横につなげたりして一本の棒状になるように酢飯の上にセットします。
お刺身の状態のマグロを買ってきた場合も同じです。
二等分にして二つを重ねて使ってみてください。
また、切り落としのようなマグロの場合も同じように糸作り状に切ったものを重ねて厚みを出したり、細くなったもの同士を重ねて太くなるように酢飯の上に置いていきます。
卵やキュウリなどとは違って、マグロは少し表面がぺとぺとしますよね。
そのため切れ端同士を重ねたり繋げたりしても、切ると綺麗に断面に赤い色が出ます。
そのためよっぽど拡大でインスタ写真を撮りたい!とかでなければ、マグロは切り落としや端材でも十分な巻きずしが作れます。
これは魚であれば大体おなじなので、マグロでなくサーモンでも同様に切ってセットして大丈夫です。
どこを切っても同じように赤い色が見えるように、なるべく均一に並べていくのがコツです。
パズルみたいな感覚でやってOK!
もしどうしてもうまくはまらない場合には、少し切って形を整えても大丈夫です。
しっかりと切り身を組み合わせられれば、切った時に断面がボリュームたっぷりに見えるので、海鮮恵方巻きを作る際のお刺身は切り落としや端材で全然問題ありません。
巻き寿司のネタの作り方まとめ
●卵は1.5~2㎝の正方形の断面で棒状に切る
●マグロは切り落としや刺身でも大きい糸作りにして重ねて使うことでボリュームたっぷりに見える
これ以外にも様々な具材を切るかと思いますが、基本的にパズルだと考えてください。
巻いた時に具材が中心で正方形~円形になるように具材を組み合わせていくためには、どんな切り方だといいかな?ということなんです。
つまり細長いピースをたくさん作っておいてそれを均一に並べることで、どこを切っても綺麗に見えるようになります。
高野豆腐やエビなども同じようにできますので、切る際には幅や高さを合わせるようにしてみてくださいね。
また、巻くのはいいけど綺麗に切れない、潰れちゃう・崩れちゃう!という場合には『恵方巻きのきれいな切り方 包丁で切るには巻きをきれいに!』で綺麗に切るための道具や包丁の使い方を紹介していますのでチェックしてみてください。
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