入学式の方が感覚的に華やかになるのは当たり前なんですが、でも卒業式だってお祝いなんだから華やかな色合いに・・・ってどれぐらいの派手さで行っていいのかどうもピンときません。
派手すぎたら悪目立ちするし、黒すぎればお葬式と思われてしまう。
丁度いい親のアクセサリーって一体何なの?
卒業式なんて何度も参加するわけじゃないから分かんないよ!!
何十回も卒業式を見てきた先生は保護者の服装をどう見ているのか、そこを手掛かりに保護者の適切な装飾品の種類や色について考えていきます。
卒業式の親の服装にコサージュは付けていい?
正直なところなんですが、保護者同士ってめちゃくちゃ目立つ格好をしてさえいなければそんなに他人の服装の印象って無いんですよね。
何しろ保護者席にいる親御さんたちは、周囲の同級生の親じゃなくって自分の子ども見てますし、卒業生・在校生は基本保護者よりも前列に座っているんで見えません。
よっぽど・ずば抜けて・めちゃくちゃおかしい恰好をしてさえいなければ、あんまり目立たないんだそうです。
・・・と、話をしてくれたのは30年にわたって高校で教員をしていた2人の元先生です。
ただ、これ、一つ目線を忘れてるんですよね。
あんまり普通の保護者の方は気になさらないらしいんですが、それは教員の目線です。
先生たちって保護者のことそんなに見てるの?って実は見てるんです。
「あーあの子の親御さんってこんな方なのね・・・」
って、案外先生たちコワイですね。
なので今回紹介するのは先生目線でのあり/なしの判定です。
どうしてなのか、理由も教えてもらいましたよ!
まずコサージュですが、これはあり。
というか、どうしても黒っぽい色が多い卒業式ではあってしかるべきとのこと。
お洋服に合わせた雰囲気・デザイン・色合いのものを選んでください。
もちろんコサージュ以外に、ブローチなどでも構いません。
こうしたコサージュ・ブローチの選び方の一つのポイントとして念頭に置いてほしいのが、親であるあなた自身は主役ではなく引き立て役であるということです。
主役は卒業生たち。
どんなに素晴らしいものであっても、派手派手しくて卒業生より目立つようなアイテムはそっと引き出しに戻してください。
時折とてもきれいな出で立ち・アクセサリーをお召のお母様が卒業式や入学式にいらっしゃるそうです。
で・も。
どう見ても「綺麗でしょ私」感が否めず、メインは生徒でしょ・・・って苦笑いしている先生もいらっしゃるそうですよ。
卒業式に保護者が付けていいアクセサリーは?ピアス・イヤリング・パールネックレスどれがいいの?
アクセサリーもなかなかチョイスが難しいところではあります。
まず、パールネックレスはありとのこと。
むしろこういうお式の場面ではよりフォーマル感が強く出せるので最適なネックレスだそうです。
ただし、パールネックレスは長さが短い方がフォーマル、長くなるほどカジュアルとして見られます。
また、一連はフォーマル、二連はカジュアルとして見られるのもパールの特徴です。
卒業式や入学式の服装は、地域によってフォーマル寄りだったりカジュアル寄りだったりと様々です。
よりフォーマルを強くしたい場合には40cmぐらいの一連のものを選び、逆にカジュアル寄りの場合には二連の物を選んでも大丈夫です。
また、イヤリングやピアス類もアリとのこと。
出来ればイヤリングの方が良いそうですが、昨今はイヤリングに見えるピアスも数が多くなってきているので工夫次第というところです。
ただしこちらも気を付けてほしいことが一つあります。
それは選ぶイヤリング・ピアスは耳たぶからはみ出ない程度の大きさのスタッド型であることです。
特に丸顔の方は顔をほっそりとして見せるために動きのあるドロップ型や揺れるフープ型などを選びたくなりますが、実はこれオフの印象が強いのでフォーマルな場面ではダメなんです。
また大きすぎるスタッド型もカジュアルっぽい雰囲気が強くなるのでできれば避けておきたいところ。
もし丸顔やベース顔なのでスタッド型が似合わないのよ!!という場合にはなるべくイヤリングのデザイン自体がシャープなものを選んでみてください。
あるいは小さく揺れないフープ型であればフォーマルの場でも違和感なく使えるので、どうしてもスタッド型が似合わないどうしようという場合には小さく太さが一定のフープ型の物を探してみてくださいね。
指輪に関しては、どちらでもOK、ただしデザインによるとのこと。
ドデカいダイヤを見せびらかしに行く会ではありませんので、つけていく宝石のサイズには気を付けてください。
もし不適切そうだな・・・とおもったら指輪ぐらいならばその場で外してしまったり、宝石を内側に回してかくしてしまってもOK。
大きすぎる宝飾品は、厳粛な卒業式などでは品が無いと思われてしまうので控えておいた方が無難です。
また、ブレスレッドなどの装飾品はあまりつけていかない方が良いそうです。
こちらも華美に見られやすいアイテムの一つ。
手首には腕時計一つあれば十分とのこと。
ちなみに、女の先生はそれほどでもありませんが、特に年配の男の先生から見るとアクセサリーで揺れるデザインは意外と派手に見えるそうです。
女性同士だとそれほどでもないのですが、男性から見ると案外派手に見えてしまうかもしれないので、もし心配な場合にはお父さんなどに一度見てもらってもいいかもしれません。
卒業式に親がネイルをしていくのはだめ?
ネイルも物によります。
シンプルなヌーディーネイルが一番無難で、品よくまとまる色合いです。
ラメ・ホワイトとのグラデーションがギリギリセーフライン。
ラインストーンやデコ、付け爪・長さ出しなどはしない方が無難です。
特に年配の男性に多いのですが、爪は短く切っておくのが清潔、清楚できれいと考える方がいます。
学校でも普通は生徒たちには「爪は短く切っておきましょう」と教えていますよね。
それと同じく、親御さんの手元を見て思うところがある先生も中にはいるんだそうです。
私もアーティスティックなネイルが結構好きなんですが、それはソレ、これは卒業式。
付けていく場面ではない、ということなんだと思います。
もし迷ったら
感想(12件) |
こちらのネイルがおすすめ。
エッシーのバレーシューズは、エリザベス女王が1989年から30年も愛用しているネイルカラーで「女王の162」とも呼ばれ、品のいい淡いピンク色が特徴的。
エリザベス女王が使っているなんてそんな高価な・・・と思われがちですが思いのほかお手頃価格なんです。
卒業式の桜とも丁度マッチする淡いピンク色ので、ネイルのカラーで迷っているならば英国王室御用達のネイルでお子さんの成長を見守るのもいいかもしれませんね。
適切なネイルカラーは清楚に見えますから、ぜひとも品よくまとまる色を服やあなたのお肌の色に合わせて選んでみてください。
卒業式に保護者の服装TPOまとめ
●パールネックレスは卒業式にはピッタリなので持っているなら活用すべし。長さによってカジュアル/フォーマルの雰囲気が変わるので地域によって長さのチョイスを
●イヤリング・ピアスはつけて行っても大丈夫だが、揺れるデザインは出来れば控えた方が良い
●ネイルは出来れば肌にヌーディーなカラーを選ぶ。ラインストーンや長さ出しなどはしない方が無難
お母さんたちはお母さんたち同士で、お互いに服装をチェックしているようですが、実は先生たちにも見られているんですね。
アクセサリーは決まったけど靴に困ってる・・・という方も多いのではないでしょうか。
本当に、靴は足に合う合わないもあるので困りものです。
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