姪っこや甥っ子の七五三のお祝いに呼ばれたけれど
さて何を着て行ったらいいものか?迷いますよね
甥っ子姪っ子はもちろん綺麗な着物などだと思いますが
それに対してご両親や祖父母はどのような服装で来るでしょうか?
姪っ子甥っ子の七五三にどんな服装で行けばいいのか
叔母の立場でどんなことに気を付けて服装を選べばよいのか
そして晴れの日だからこそ気を付けたい着物についての紹介です
姪の七五三の服装はどんなのがいい?
姪っ子甥っ子の七五三と言えば結婚式と同様、やはりお祝いの席ですので衣装に不備があってはいけないと気を使う場面です
一般的には、叔父の立場であればスーツ、叔母の立場であればセミフォーマルのスーツかワンピースがオススメです。
ですが実は七五三は地域や家ごとに風習やしきたりが千差万別です。そこでまず、七五三のお祝いとしてどのようなことをやるのか確認をしましょう。
それから服装を何にするか考え始めてみてください。
簡単に神社にお参りをしてお家でご飯を食べるだけというご家庭や、結婚式の披露宴会場を貸し切って親族30名集めてお祝いをするというご家庭まで様々です。
前者の場合にはそんなに気構えなくても大丈夫だと思いますが、後者の場合には結婚式ぐらい気合いを入れなければならない場合もあります。
甥っ子姪っ子のご両親や祖父母などに「どのようなお祝いでどれぐらいの規模でやるのか」ちゃんと確認してみてください。地域ごとに規模やお祝いの仕方が全く違いますので、「自分の時はこんなのだったな~」なんて曖昧な記憶に頼らない方が賢明です。
また七五三にお呼ばれといっても、どのタイミングからお呼ばれしているかにもよります。
神社にお参りはご家族だけで、その後のお食事だけ呼ばれている場合にはカジュアル過ぎない衣装ならば大丈夫な場合もありますが、神社へのお参りも一緒にということだとスーツなどの方がいいと思います。
もし服装で迷った場合にはまずは甥っ子姪っ子のご両親や祖父母などに聞いてみてください。そのうえで「こんな服装をしようと思っているんだけどどうでしょうかとお伺いを立てるのが一番無難です。
その際には素直に「地域ごとに風習など様々で分からないので失礼にならないよう教えてください」と言うのがいいと思います。
七五三に叔母の服装はどこに気を付ければいい?
一番気を付けたいのは、姪っ子甥っ子のお母様・おばあ様の服装の格よりも上の格の服装をしないことです。
七五三で主役は姪っ子甥っ子です。
ですので、彼ら・彼女らがまず一番目立つべきだということを念頭に置いてください。
そして次が、そのご両親と祖父母の服装です。
お祝いの主役の次に格が高いのはご両親と祖父母ですので、相談する場合には甥っ子姪っ子のお母様あるいはおばあ様に、どのような恰好をするか聞いておくのがベストです。
そのうえで、その方々よりも格が上がらないような装いになるように気を付けてください。
もしもこれを覆してしまうと、例えば友人の結婚式なのに黒留袖を着て行く、なんて非常識に似ている状態になります。
七五三は一般的には内々の祝いということになっていますので、お祝いに参加する親族内で調和が取れていれば構わないと言われています。
ですので、親族の服装の基準になるであろう人に聞いて、その方と自分の関係を考えたうえで選ぶ服装に気を付けたほうが良いと思われます。
また、主役の甥っこや姪っ子に兄弟がいる場合、もしかしたら主役のご両親がなかなかその兄弟まで手が回らない可能性もあります。
子供の相手は慣れている!という方であれば、甥っ子姪っ子の小さい兄弟を抱っこしたりする可能性を考慮して、礼節を守ったうえで少し動きやすい服装を選んでおくと、不測の事態にも対応できる可能性があります。
さらに写真が好きでカメラを持っている、お祝いの日はぜひともカメラで甥っ子姪っ子をたくさん写真撮ってあげたい!と思う場合にも、少し動きやすい服装だといいかもしれませんね。
七五三のお祝いにお呼ばれした立場であったとしても、自分が叔母の立場であることを忘れずに、主役たちに対してどうしてあげるのがいいのかな?というのを一番に考えてあげてください
七五三に叔母が着物で行くのはどうなの?
せっかくのお祝いなのだから、自分も着物で行きたいと思う気持ちも分からないではありません。
ですがまずは甥っ子姪っ子のご両親や祖父母に確認をしましょう。
もし甥っ子姪っ子のお母様もおばあ様も着物を着用されない場合には、あなたが着物を着てしまうとあなたが主役のお母様と間違えられる場合もあるのでオススメしません。
お二人が洋装の場合には、それにならってあなたも洋装でワンピースかスーツで行かれることをオススメします。
ですがもし甥っ子姪っ子のお母様やおばあ様が着物で行く場合には、調和も取れることですしぜひとも着物で行ってお祝いしてあげてください。
この場合、着て行く着物の種類には注意が必要です。
まず第一に気を付けるべきは、主役よりも派手にならないことです。
あなたが未婚だから礼装は振袖ね!なんてことになったら、主役より目立ってしまい顰蹙ものです。
一番の主役は甥っ子姪っ子です。派手な色合いの着物は選ばないようにしましょう。
また二番目に気を付けるべきはお母様・おばあ様よりも格の高い着物を着ないようにすることです。
洋装でもそうですが、着物にも格というものが存在します。
一番格が高いのは黒留袖などで、こちらはまず七五三で着ることはあまりないと思います。
次が色留袖や訪問着、振袖、色無地となっていきます。
あなたがもし未婚であったとしても、振袖では先ほど述べたように主役を食ってしまいますから、避けるようにしてください。
また、色留袖は紋の数で格が変わります。
主役のお母様・おばあ様と着物の兼ね合いを考えたうえで、訪問着や色無地、付け下げなど、どの着物を着て行くべきか相談してみてください。
そして主役の、特に姪っ子の着物とは色も被らないよう、控えめな色を選んだ方が無難でしょう。
まとめ
●まずはどんなお祝いなのか確認しよう
●ご両親や祖父母に服装を確認して、自分の服装はその方々よりも格が上がらないように気を付ける
●着物は甥・姪のお母様・おばあ様が着ているならOK。その場合も着物の格や色合いを気にして選ぶ
甥っ子姪っ子のせっかくの晴れの日のお祝いです。
ちゃんと準備をしてお祝いしてあげてくださいね!
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