お子さんが初めての小学校の運動会ともなると、お父さんお母さんは張り切っちゃいますよね。
でも当日、どれだけいい場所で見られるか、ビデオや写真撮影できるか・・・なんて考えたら、場所取りどうしよう?!ってなりませんか。
小学校ごとに違いますが、どこの地域の学校でも運動会に場所取りはつきものです。
運動会の場所取りについて考えていきます。
運動会の場所取りのルールってどんな感じ?
運動会の場所取りに公式ルールなんてものはありません。
なので一番に従って遵守すべきは学校側からのお知らせです。
お子さんがもらってくるプリントをしっかりチェックしておいて、場所取りに関するお知らせがあった場合には場所取り担当(お父さんの可能性が高いでしょうか)とよく相談する必要があります。
特に、おじいちゃんおばあちゃんの代からずっと住んでいるご家庭が多い地域では、この運動会の場所取り合戦が熾烈を極める傾向が多いようです。
なぜかと言うと、お母さん・お父さん・おじいちゃん・おばあちゃん、果ては下の子や卒業した上の子・・・と増えていくと、子供一人に対してあっという間に観戦者が5~6人になってしまうからです。
そうなると単純に計算しても小学校の在籍人数×5倍の人出ということで、面積がそもそも足りない場合があるんです。(もちろんそういった家庭ばかりではないのでこれは単純計算です)
このような地域の学校の運動会では、場所取りでのトラブルや周辺住民からの苦情(夜間の場所取り時間待ちなど)から、場所取りのルール設定が厳しく定められていることが多いようです。
それに伴ってお知らせのプリントがあるはずですので、よく確認してみてください。
トラブルが少ない地域の学校ではお知らせが無い場合もありますので、その場合には常識的な範囲での場所取りになってくるかと思います。
さて、ここでの「常識的な」というのはお花見と同様には考えてはだめです。
まず、シートを抑えるのにそこらへんに転がっている石を使おう!と思っても校庭には石なんか転がっていません。
だからと言ってじゃあ庭から適当な大きさの石を持って行こう~というのもNGです。
なぜかと言うと、校庭というのは子供たちが運動をしたり遊んだりする場所です。
そこにゴツゴツした石があったらどうなるでしょうか? 危ないですよね。
そのため、レジャーシートを敷いて場所取りをする場合には石で抑えるのはダメだと考えておいてください。
また最近ではシートやテントを止めるピンが百均などでも手に入りますが、校庭に穴をうがつことになるため、禁止されている場合もあります。
さらに、ガムテープで止めてしまえ!という力技な方も時々いらっしゃるようですが、芝生のグラウンドの場合には芝生が傷むので禁止されている場合もあります。
校庭の状態により、シートを抑えたり止めたりするのに使えないものは恐らく事前にお知らせされると思います。
が、やはりスマートな場所取りにはあらかじめシートを抑える方法を考えておく必要がありますね。
そこで手頃なのがペットボトルです。
中に水を入れて重しにすることができますし、お茶ならば飲んでも構いません(飲む頃にはぬるいかもしれませんが、帰りは軽いので楽が出来ます♪)
前日から凍らせておくとなお良いかと思います。
また、学校によっては砂袋を用意するようにと言われるかもしれません。
これは小さなレジ袋に周辺の砂利を少し入れて使うという意味なので、袋を用意しておく必要があります。
他にも小型の椅子やクーラーボックスなんかも重し代わりになります。
持ち運びができるもので4ポイントを押さえる!
これを目標にあらかじめ抑えられる何らかの重しを準備していってみてください。
運動会の場所取りではこんなトラブルに巻き込まれるかも?!
場所取りにルールがあってもなくても、やっぱり怖いのはトラブルです。
具体的には、
●自分が場所を取りたいからって詰めろとキレる人
●敷いていたシートが勝手に畳まれて場所を横取りされる
●風でずれたシートの部分を横取り
●場所取りで校門が開いた瞬間に前の人を突き飛ばして走っていく
●最前列で脚立や日傘
といったことでトラブルになる場合があるようです。
指定時間外については、あなた自身がルールを守ればいいだけの話なのであまり関係が無いかもしれません。
しかし、詰めろとキレられたり、勝手にシートを畳まれたりするトラブルは正直なところ運次第な部分もあります。
そのため運動会の場所取りで荒れるという事前情報がキャッチできた場合には、出来れば二人以上で場所取りをした方がいいかもしれません。
あるいは仲のいいお友達の家族と協力したりなど、工夫をした方が安全に場所取りできる可能性があります。
何も悪くないのにどうしようもないトラブルに巻き込まれてしまった場合には、PTAや学校の先生方にすぐに仲裁をお願いした方がいいかもしれません。
運動会でも場所取りしないならこんな場所がおすすめ
さて、こんな熾烈な運動会の場所取りですが、あえて場所取りをせずにいた方が良い場合があります。
というのも親が場所取りをがんばったのに、子供にとってはお昼休みに体が休まらない場所にシートを敷いていた・・・なんてことが、実はあります。
なぜそんなことになるかというと、競技が見やすい場所と子供がお昼を食べて休むのにちょうどいい場所というのが違うからです。
こども達は日傘なんてありませんし、ましてやパラソルもない炎天下で自分の組の応援をしています。
5月6月の運動会であれば一年の中で一番紫外線が強い時期でもあります。
そのため、家族の元に戻ってさてお昼ご飯となったときに、また炎天下となると体が休まる時間が無くなってしまうのです。
そこで、どうしても競技を間近で見られるいい場所じゃなきゃ嫌だ!!という方を除いては、親御さんの場所取りは木陰の涼しい場所の方をオススメする場合があります。
これによりシビアな場所取り争いをする必要はありません。
また、下に小さなお子さんがいる場合にもずっと炎天下にいるのはしんどいので、木陰や校舎の影などがおすすめです。
家族構成や体調、当日の天気に合わせてもどこに本陣を置くかというのはあらかじめ相談しておく必要があります。
となると、気になるのは競技をどこでどうやって見るか?ですよね。
どの競技にお子さんが出るのか事前にチェックしておいて、立見席に移動してビデオ撮影などをしてみてください。
その方があなた自身も楽ですし、お子さんもお昼休みにちゃんと体を休めることが出来ます。
また、小学校の運動会と言えば学年全体でのダンスなどの競技があるかと思います。
これについては、運動会が間近に迫ってきてからお子さんに「校庭のどのあたりで踊るの?」と聞いてみてください。
大抵の場合は学年全体でグラウンド全体を使ってダンスをしますので、位置を聞いておかないともしかしたら見つからない可能性もあります。
逆に、入場門の近く~とか一番前のテントのあたり~とか場所さえ聞いておけば、トラック周辺に場所取りをしていないので、お子さんがダンスをする場所まで自由に動くことが出来ます。
場所取りをすれば、トラックの最前列のいい場所で見ることはもちろんできます。
しかし見晴らしのいい場所はたいていの場合炎天下で厳しい場合が多いです。
場所取りをあえてしないことによって、ビデオ撮影をする位置まで自分が移動できたり、お子さんがしっかりお昼の時に休めたりとメリットがあることも覚えておいてください。
運動会の場所取りまとめ
●シートの抑えに石は絶対にダメ!オススメはペットボトル
●トラブルが予想される場合には二人以上で場所取り推奨
●あえて場所取りをしないことで、炎天下で頑張ったこどものため&見る自分が移動していい場所に行くこともできる
運動会と言えば最前列で見たい!というのは、意外と先入観なところもあるのではないでしょうか。
もちろんその気持ちは否定しませんが発想の転換と、その運動会を誰が一番楽しむべきなのかを考えてみてください。
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