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大学にノートパソコンは必要?デスクトップ?大学生の選び方

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4月から大学へ進学するにあたり、パソコンの必要性について首を傾げている方はいらっしゃらないでしょうか。
高校生まではパソコンと言えばネットを見たり調べものをしたりと、あまり作業として利用する場面は多くなかったかもしれません。
あるいは何か文章を作成する際も、そんなに時間がかかるわけでもないので、大学備え付けのPCで事足りるのでは?と考える人がいて当然だと思います。

大学生活におけるノートパソコンの必要性と、大学生(特に理系)がノートパソコンを選ぶ際にメモリやハード以外に見落としてはいけない大事なポイントを紹介していきます。

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大学でノートパソコンは必要か?

大学生活においてノートパソコンは必要でしょうか?
どんな場面で、どれぐらいの時間、どんな作業をするのか、まだ大学生活が始まっていない場合には全く想像がつかないと思います。

大学・大学院に小学校より長い期間在籍していた私からしてみると、必要の一言です。

おもに大学生活中にノートパソコンが必要になってくる最初のシーンは、レポートの作成だと思います。
色々な講義を受けて、その宿題のような形、あるいはテストの代わりとして様々なレポートを課されます。
このレポートを手書きで出せと言うのならよいのですが、大抵の場合はWordなどで打ち込んだものをプリントアウトして提出します。
何十人何百人もの学生のレポートに目を通す教授側にとっても、手書きのレポートって結構大変なものなんです。
その点、プリントアウトしたレポートならば文字にクセが無く読みやすいということなんですね。

このレポート作成時、大学に備え付けのPCでのんびりとできるのならば全然かまわないと思いますが、その台数は何台ありますか?
多くても100台かそこらではないでしょうか。
それに対して学生は何人いますか?
要は大学が用意できるPCが一人一台あるならばいいのですが、大抵の場合そんな豪勢なことはしてくれないでしょう。

大学生にとってのPCはもはや高級な文房具で、あなたが大学生活でしっかりと学ぶための道具の一つと考えてもいいかもしれません。

また、所属時期は大学によりけりですが、研究室に入ってからはデータの取り扱い・処理にパソコンが必要になってきます。
この場合はノートパソコンである必要性は全くないのですが、大学生がしっかりと大学生足らんと勉学に励むのであればパソコンは必要なものであると言えるでしょう。
(必須とまで言わないのは、ほとんどの大学で備え付けのパソコンが利用できるからです)

大学ではノートパソコンかデスクトップか?

合計7年間大学にいて、ノートパソコンもデスクトップも必要に応じて買ってきました。
その点からいくと、大抵の方はデスクトップは必要ないと思います。

私の場合にはデータ処理速度がモノを言うわゆる解析分野で研究をしていたため、処理速度が速いパーツを積んでいるものを安く買おうとしてデスクトップ(と言いながらミニタワー)を買いました。
同じスペックで選んでもたいていの場合はデスクトップの方が安く着きます。
が、通常の場合にはこんな処理速度が必要なことはまずないでしょう。

そして使う場面を想像してみてください。
デスクトップは基本的に自宅でしか使えません。大学に持って行ったり、泊りがけの実習、あるいは学会などに持って行くのはノートパソコンでなくてはいけません。

もしどうしてもデスクトップが欲しい場合には、持って行かないでも大丈夫・不必要な方か、デスクトップとノートパソコンを併用して使える方に限ると考えています。

ノートパソコンの選び方は大学生ならばここに注目

さて、大学生ならではのパソコンの選び方がいくつかありますが、私が重視しているのはメモリの容量やモニターの大きさ、通信速度などではありません。
というか、それらのスペックは基本的にはどうでもよいことです。
年を追うごとに安い価格でいいスペックの物が出てきていますし、使うソフトだって日々進化しています。
そんな変化の早いものについては分からなければお店の人や公式の情報をアテにするのが一番です。
私が紹介するのはパソコンを選ぶ際の「考え方」です。

大学生がノートパソコンを選ぶうえで私がチョイスする普遍的なポイントはこちらです

●USBの口の数
●マウスを繋ぐ場所の位置
●アウトプットとインプットの種類
●重さとサイズの兼ね合い
●パワーポイント
パソコンも日々進化しており、使われない言葉になっている可能性がありますがそこは脳内で変換してください。
(昔はフロッピーディスクが主流でしたが、その後USBになったように)

<USBの口の数>
USBと言いましたが、USBだっていつ廃れるか分からないので、要は記憶媒体を差し込む口の数です。
何で??と思われるかもしれませんが、簡単に言えばUSBの口が2個しかなかったらマウスとあなたのUSBを挿しただけで終わってしまうんです。
どうやって友達から去年の先輩のレポートの情報をもらうんですか!(違う)
というのはさておき、記憶媒体を2つ以上挿して情報をやり取りすることってとても多いんです。
例えば先輩からデータをもらうとき、情報を共有して共同レポートを書くとき、などなど。
そのためUSBの数は最低でも3、できれば4以上ある物がオススメです。
もし少ない場合には一か所のUSBの口から3~4に増やしてくれる付属品がありますのでそちらで補うこともできますが、その分遅くなることは了解してください。

もちろん冒頭にも書いたように、現時点でもUSBにもバージョンがありますし、いつUSB以外の記憶媒体が実装されるかは分かりません。
しかし「情報をやり取りする場所」としてノートパソコンを利用するという考え方さえあれば、差込口がたくさんあったほうがいいというのは簡単に予想が着くことだと思います。

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<マウスを繋ぐ場所と位置>
意外と多いのが右利きで右側にUSBの口が一個、左側にUSBの口が2~3個のパターン。
何がいけないの?と思うかもしれませんが、実は右側のUSBにマウスを繋ぐとマウスが繋いだUSBの付け根がぶつかるんです。
幅を広くとればいいじゃん!と思うでしょうが、そこは大学。
大学生がそんなにのんびりと、一人用のデスクみたいに場所を悠々と使えるとは限らないんです・・・!!
確かに研究室に入れば一人一つ机がもらえたり、と色々できる用にはなりますが、開いている教室や学食のテーブルなんかで作業しようと思った時、隣の人にぶつかるような幅の取り方は出来ません。
何より今あなたの勉強机の上に置いて、マウスを横に置いてちゃんとスクロールできるだけのスペースありますか?
もちろんこれはノートPCの大きさにもよります。
ですがマウスを繋ぐであろうUSBの口は右側よりも右後ろがオススメです。
左利きの方ならば左後ろですね。

<アウトプットとインプットの種類>
なんのこと?と思われるかもしれませんが、テレビとゲーム機・DVD再生機の関係を思い出していただければいいかなと思います。
テレビに対してゲーム機などは入力端子を差し込んで情報を送り込みますよね。
実はノートPCはテレビ側にもゲーム機側にもなり得るのです。

ノートPCがテレビ側になるのは、簡単に言えばUSBやSDカードなどで情報を開くときです。これがインプットになります。
例えば昔あったフロッピーディスクやMOなどは現在の普通のノートパソコンには差込口が無いので開けないでしょう。
さらに最近ではブルートゥース搭載をしていたりするものもあります。
買いたいと思うパソコンがどのような種類のインプットがあるのか把握しておくことは重要です。

逆にノートPCがゲーム機側になるのは、プリンターやスクリーンに映し出すときです。
特に物理コード(有線)の種類の新旧が混ざりやすく混乱しやすいのがスクリーンに投影する際です。
ご自宅にデスクトップでもノートでもパソコンがあれば裏側を見てください。たくさんのピンで挿す大きな長方形の端子が付いていると思います。
これが映像や音声を外部に出力してくれていて、デスクトップであればモニターに画像を映し出しているのです。
しかしこの外部出力の端子にはデジタル・アナログでまず種類が違いますし、同じデジタル式でもDVI-D端子とHDMI端子など種類があります。(気になる方は「画像端子」で画像検索するとたくさん出てきますよ)

まずは買いたいと思うPCに「外部出力があるかどうか」を確認してください。ノートパソコンには意外とついていない場合が多いのです。
無い場合には、スクリーンに投影する事が出来ませんので別の外部出力が可能なパソコンにデータを移す必要があります。
また、外部出力がある場合にも端子の種類によってはかみ合わない場合もあります。
もし出力先がすでに分かっている場合には種類を合わせればよいと思いますが、おそらく現時点では「出力って何?!」と思われている状態だと思いますので、単純にお店の方などに「外部出力できますか?」と聞いてできると言われれば「もし端子が合えばこのパソコンをそのまま繋げるんだな」ぐらいに覚えておけばいいと思います。

<重さとサイズの兼ね合い>
スペックなんてどうでもいいと言いながら、やはりこの項目は外せません。
そのノートパソコンはどこへ持っていく物でしょうか?
「4kgぐらいなら楽勝♪」と思っているかと思いますが、学会のお供にするには4kgは腕がもげます。実体験として申しますが、非常に重たい思いをしました。
持ち運びが楽という意味では3kgぐらいまでがオススメです。(特に女性の方
あとはご自身の体力と相談してみてください。

<パワーポイント>
Microsoft office を買う際に、ExcelとWordが入っているのは確認してもPowerPointはちゃんと確認していますか?
このソフトはプレゼンテーションを作るソフトです。大学だと研究発表などで使う場面が非常に多いです。しかも他のソフトではほとんど代用が出来ない

実はこのパワーポイント、上位版にしか入っていない場合があるんですね。
なんて落とし穴。
プリインストール(すでにインストール済みですよ)の場合は特に注意が必要で、Microsoft Officeのどのソフトが入っているランクの物をプリインストールしているのか確認してみてください。Microsoft officeが入っているから大丈夫と思っていたら、WordとExcelしかない!なんてことが非常に多いのがプリインストールです。
まさかあとからパワーポイントだけ入れるために電気屋へ・・・なんてハメにならないように気を付けてくださいね!

まとめ

大学生がノートパソコンは必要?
●必須とまでは行かないが、自分のペースで勉学に励むには必要
●デスクトップではなくノートの方がオススメ
●スペックはドンドン進化するのでお店の人に聞いたほうが速い
●記憶媒体の口の数や位置、外部出力の存在など、選ぶ際の「考えるポイント」がいくつかある

大学生がパソコンを使う作業と言えばレポート・・・。
レポートの課題を出されてから「え、どうやって書くのが正解・・・?」って慌ててしまう1年生も結構多いです。
大学のレポートの文体・一人称などの書き方のコツと注意点』で一番の土台となるレポートの文体や主語の使い方について紹介しているのでチェックしてみてくださいね。
レポート頑張ってください!

ちなみに、そもそもパソコン必要?タブレットで大学生活乗り切れない??って思っている場合には、『パソコン不要論?必要性?タブレットでダメでパソコンでしかできないこと』で私も少し考察しているので参考にしてもらえればと思います。
ただしこちらは大学生限定ではなく「そもそもパソコンって?タブレットって?」ということなので、社会人になってからもどういう場面でどちらを使えばいいのかなど、もっと汎用性がある内容になっています。

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コメント

  1. かず より:

    ご説明ありがとうございます。いつのレポートかは存じあげませんが、大学生にノートパソコンはいらないですよ。どうせやるのはWORDでのレポート書きくらいでしょう?iPhoneで十分可能です。家に帰ってやるのではなく、電車の中や休み時間に少しずつやるのです。スマホのフリック入力の方が慣れるとずっと早いですよ。大学の先生は長い文章は要求していないし全部読み切れません。迷惑かも知れません。それに印刷ならコンビニで出来るでしょう。お金もったいないです。その分、iPhoneのギガに使った方がはるかにいいです。今時パソコンでしか出来ないなんて時代遅れな事なんです。パソコンは起動に時間がかかり更新が頻繁でしょう?メッセージも本当に多い、私もノートパソコン持っていますが、ほとんど使いません。年賀状を作らなくなってからは全く使わないですね。パソコンは結局紙への印刷やディスクへの書き込みのためのデータを作る訳でしょう?もうそうした物への出力自体が古いと思いますよ。

    • もとこ てんこ より:

      かずさん
      コメントありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。

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