豆まきの豆、袋のままでも大人は全然構わないんですけど子供からすると「箱に入っていた方がかっこいい」的な何かありますよね。確かに子供のころはあの箱、折り紙で作っていた気がするんだけど、名前が度忘れして出て来ない。ねだられたけれど作り方が分からないどころか名前も思い出せない。
そんな人のための、名前が分からなくても折れる豆まきの箱、豆を入れるアレ、まとめました。
豆まきの箱の名前
もやもやしていると思うので正体を明かしますと、枡(マス)です。
古くから日本では体積を計るための計量機として存在していました。お米などを年貢として納める際には、この枡を用いて計量をしていたそうです。
また、この枡を豆まきに使うのには二つの意味があります。一つは穀物を計量するための機材であった枡を使うことで、五穀豊穣を願うという意味。そしてもう一つの意味は枡(マス)という音が「増す」や「益す」と同じ音なので縁起が良いとされているからです。
そのため豆まきの際には、お店や商店街が節分イベントでロゴ入りの枡を配ることもあったそうですが、このご時世ではどうでしょうか。
豆まきの箱の折り方
では次に、豆まきの箱を折り紙で作っていきたいと思います。
が! いわゆる枡を折り紙で作ると持ち手がありません。そのためおり方が比較的簡単で取っ手が付いている「三方(さんぽう・さんぼう)」と合わせて紹介しますので、作りやすい方を選んでみてください。
枡の折り方
立体的に折る部分があるので枡の方が少し難しめです。また、取っ手が付いていませんので、もし不安な場合には三方の方を作ってみてください。
三方の折り方
枡よりは簡単に作れそうですね。この三方は本来、神社などで供物を乗せるための木製の台として使われている物です。こんな風に鏡餅が乗っかっているのを見たことありませんか?
地鎮祭や神社などの鏡餅の台、あるいは月見のお団子が乗っていたりする場面で見たことがあるかもしれません。そのため本物の三方は豆まきではあまり使われることは無いと思いますが、入れ物としてはいい塩梅なのでオススメしています。
いずれの容器も、出来上がりは紙の大きさの約半分サイズぐらいになってしまいますので、出来上がりを予想して大き目で丈夫な紙を使うことがポイントです。また、お豆とはいえ仮にも食べ物を入れておくものですので、その後食べる予定がある場合には特に綺麗な紙を使ったりラップを敷いてみたりしてください。
豆まきの豆を入れておくアレまとめ
●折り紙で枡も作れますが、少し難しいので三方がオススメ
●丈夫で綺麗、大き目な紙を使うのがポイント
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