年賀状 マナー 季節-冬

年賀状のマナーでデザイン、レイアウト、写真で注意すること

投稿日:2018年10月2日 更新日:

友達に送るだけの年賀状なら、可愛くって趣味全開でも全然いいのですが、職場や遠い親戚に送るとなるとデザインにも気を遣います。
こんなデザインだと失礼かな?
レイアウトにマナーとかってあるのかな?
なんて気にしていて、一向にプリントアウト出来ないというのも考え物です。
でも、気を付けることはそう多くないので、ポイントを押えてマナー違反にならないような年賀状を作っていきたいと思います!

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年賀状のマナーでデザインを考えるときに気を付けることは?

年齢によらず、避けるべきデザインは黒縁です。
花や和物のイラストって黒背景だと映えるので使いがちなんですが、全面黒ならともかく黒い縁取りのようなデザインだと弔事(お葬式)を連想させてしまいます。
年賀状は新年のお祝いのための挨拶状ですので、縁起物。
そのため黒い縁取りがあるデザインはやめてくださいね。

また、会社の上司、大学生の先生、あるいは年配の親戚など、目上の方に年賀状を送らなければならない場合には、あまり稚拙なイラスト系は眉をひそめられるかもしれません。
もちろんイラストで生計を立てていたり、とても上手な方ならばそういうことはありませんが、干支とは関係ないキャラクターものなどは同じ趣味の界隈の人にしか通じないところがあるのでオススメできません

さらに、ネットで拾ってきた画像を使った年賀状はやめた方がいいです。
個人的な目的で営利目的ではないとはいえ、二次利用をその画像の持ち主が認めていない場合があるので著作権に抵触する可能性があります。
無断転用禁止と書いてあったりする特に使えませんので注意が必要です。

一方、最近は減りましたが版画で年賀状を作ってみようと考えている方もいるかもしれません。
版画は一枚一枚刷っていくので味わいがあります。
版画の場合には多少ポップな絵柄でも手作り感が出るので高齢の方にも喜ばれることが多いです。

年賀状のレイアウトのマナー

実は宛名書きが目上の方には縦書きが推奨されている(詳しくは『年賀状の宛名書きを横書きはマナー的に?マンション名が英語なら?』をチェックしてみてください)のと同様に、年賀状の裏書もレイアウトは縦が正式です。
宛名書きほど強くは推奨されませんが、もし気になる場合には縦置き+縦書きのレイアウトにしてみてくださいね。

そのうえで、年賀状の基本的なレイアウトには以下の要素を入れ込む必要があります。

●賀詞・祝詞
●添え書き部分
●年号

ご自身の住所(差出人情報)は裏でも表でも構いません。
自分の住所を書く場所については『年賀状で自分の住所の場所はどこに?省略や手書きのルール』をチェックしてデザインに盛り込むか、表書きにするか決めてみてください。

迎春や謹賀新年などの賀詞ですが、二つ用いるのはダメです。
『あけましておめでとうございます』と『HAPPY NEW YEAR』が一緒に入っていたらおかしいですよね。それと同じです。
そして賀詞は一番大きくハガキの上部に配置します。
縦書きであれば右上、横書きであれば左上です。

次いで添え書き部分ですが、これは出来れば手書きの方がもらったらうれしいですよね。
私がオススメするのは、一般的な「旧年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします」という一般的な添え書きを印刷に、それとは別に手書きにする部分を少し開けて置いて、個人ごとに内容を変えて書くことです。
親しい友人宛と上司宛ではやはり添え書きの内容も変わりますので、それを手書き部分でカバーするという感じです。
手書きの方が喜ばれるのですが、書くための空白の部分が大きすぎると枚数によっては負担になる場合もあるので、あまり大きく空白を取らない方がいいかもしれません。
年賀状の添え書きについてもマナー(句読点や忌み言葉)がありますので、失礼しないように気を付けたい場合は『年賀状のマナーで句読点や一言にビックリマークは?忌み言葉も知っておきたい!』をチェックしてみてください。

そして最後に年号です。
「年号××年元旦」や「新春吉日」などを最後に慣用的に使います。
その際レイアウトの位置は、縦書きなら左下、横書きなら右下に配置します。
ただし、年号よりも差出人を裏書の通信面に書く場合には自分の住所と名前を最後に、つまり縦書きなら左下、横書きなら右下に来るのでもかまいません。

この賀詞・添え書き・年号(+差出人)の文字の大きさは、賀詞>年号>添え書き(>差出人)とすると見やすくなります。
これに加えて縦書きの場合には、右上から左下へ向かって文字の配置をするととバランスが良く見えます(斜めに配置するのではなく、段落を落とすという意味です)。
一方、特に横書きでは文字列を長く使い過ぎるとバランスが悪くなり、読みづらくなるのである程度の文字の大きさで改行するのがオススメです。

もしレイアウトで迷ったら、文房具売り場などで様々なデザインの年賀状を見に行ってみてください。
プロが作った年賀状のデザインをそのまま再現は出来ませんが、文字の配置や大きさ、色の使い方など真似できるところはたくさんあります。
また、カジュアル使用だったり目上の方へ向けた硬い感じの年賀状もたくさんあります。
デザインやレイアウト、イメージに困ったら既製品を参考にしてみるのがおすすめですよ。

年賀状のマナー的に写真ってどうなの?

まず写真を入れるときにどんな写真でも気を付けてほしいポイントが2つあります。

●写真の縁取りを黒くしない
●自分以外の人が写っている写真を使わない

です。

一点目の縁取りの黒については、年賀状全体のデザインと同じくお葬式や、人物の写真だと遺影のように見えてしまうからです。
お祝いごとなのでそれは避けてくださいね。

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二点目の自分以外の、というのは不特定多数の誰かという意味です。
結婚式の時のフラワーシャワーのシーンの写真なんかは華やかでいいんですけれども、どうしても他の人が入って来てしまいますよね。
そういう他の人が写っている写真は使わない、あるいは使う場合には他の方の顔にぼかしを入れたりして見えづらくしてから使ってください。
モザイクは別の意味でやめた方がいいので、ぼかしですよ・・・!(笑)

で、そのうえで、写真をデザインに入れた年賀状は送る相手をしっかり選ばないとマナー違反になる可能性がありますので注意が必要です。

例えば、自分の上司に家族写真の年賀状を送っても受け取った上司の方からしてみたら「俺の部下がうつってる写真」って感じですよね。
仕事が始まれば会うのに。
また、友人の子どもだけがドアップで写っている写真も「いや、可愛いけど、その子とは面識ないし、知りたいのは子供じゃなくってあなたの方・・・」って思う人もいるわけです。
また、ペットの写真も「ペット可愛いけど、知りたいのはペットの可愛さじゃなくってあなたの近況なのよね~」って思う人も中には・・・。

なんてことを言い出したらキリが無いから、写真の年賀状送れないじゃん!って、まさにその通りなんです。
気にするのであれば年賀状に写真を使うのはやめておいた方がいいです。
何を言われても気にしない、自分がいいと思った写真を使うわ!というのであれば、使ってもいいんです。

ちなみに私の実家は、中学生になるまで毎年家族写真⇒その後は12年以上ペットのネコが干支の被り物をした写真の年賀状を出していますが

●家族写真⇒お子さんの成長が毎年見られて嬉しいわ!と20年以上付き合いのある友人
●ペットの写真⇒可愛い!!来年もよろしく!と職場の同僚

などなど・・・と、実は好評な相手も中にはいます。

逆に

●家族写真⇒いや、家族の写真送られてもな
●結婚写真⇒結婚の報告とは別にしてくれない?・結婚できない私への嫌がらせ?
●子供の写真⇒子供とは面識ない・不妊治療中なんだけど?・あなたへの年賀状送ったのに子供が返ってくるの?
●ペットの写真⇒押しつけがましいなぁ

などの意見を持つ人がいるというのだけは、頭の片隅に置いたおくべきです。
もちろんこれらの意見は送る相手次第なので、デザインに写真を入れるかどうかは決めてみてください。
また、友人・職場・取引先・親戚などでそれぞれ別の写真に差し替えておくのも有効な手段です。

年賀状のデザインやレイアウトで失礼しないまとめ

●黒い縁取りのデザインはお葬式を思い出させるのでNG
●目上の方に対しての年賀状は、あまりポップなデザインを選ばない方がいいかも
●年賀状のレイアウトで盛り込む要素は賀詞・添え書き・年号(+差出人)。それぞれ配置する場所や文字の大きさなどのバランスを考えてデザインをするように心がける
●写真を使う際には黒縁・他の人が入り込んでいる写真は避けて、また送る相手が嫌がる可能性がある場合は別の写真を使った方が良い

毎年のように年賀状のデザインを考えなければならないのが大変で、レイアウトだけ決めてしまって祝詞や写真だけを差し替えているという人も中にはいます。
さすがに同じレイアウトが何年も続くと手抜きだな~と思われることもあります。
しかし実はデザインのあれこれよりも、手書きの一言のある/なしの方がもらった側にとっては重要のようで、『年賀状についてのアンケート・ランキング』では三割の人が「印刷のみで手書きのメッセージがない」年賀状が残念だったと答えているという結果もあります。
手書きは大変なので、出来るだけ負担が少なく書けるペンがいいのですが、実はペンにも使っていいペンとやめておいた方がいいペンというものがあります。
詳しくは『年賀状のマナーにボールペンはあり?筆記用具やペンの色は?』で紹介していますのでこちらもチェックしてみてくださいね。

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