明日は1月7日、七草粥の日。
さあ気合い入れて初めての七草粥を作ってみようと七草のパックをスーパーで買ってきました。しかし開けてみて固まる。
・・・・これどうやって食べるの?
ぱっと見は大半が野草ですから、普通の野菜と同じように食べていい物か、あるいは特別な処理が必要なのか・・・いや、その前に根っことか花とかついてるし、皮は? 大根とかカブの葉っぱまで食べていいの?!
そんな、いまさら人には聞きづらい七草の食べ方についてまとめました。
七草の根っこはどうする!
七草って各種類がオールインワンパックみたいな感じで売ってますよね。何かものすごい高級感あふれるのだと、こんな感じのも
・・・ああ、子供が欲しがりそう。
そう、なぜか根っこまで入ってる・・・! 頼んでないのになんか新鮮味が出てる!! 新鮮なのはうれしいけど食べる側としては食べていいのか分からなくて困る!
なぜついているのかは分かりませんが、七草の根っこは食べられません。安心してください。カットしても問題ありません。その判断は間違っていませんよ!
ただし、すずな(カブ)・すずしろ(だいこん)は普通の野菜と同じですので、根菜の分類です! 根っこ食べますから捨てちゃだめですよ!!
●すずな・すずしろ→根っこも食べる
ちなみに時々花芽が付いている物もが混ざっているとの報告もありますが、花芽はもしかしたら苦いかもしれません。食べても大丈夫だとは思いますが、気になるようならとってしまった方がよさそうです。
さあ、元気出して次行ってみましょう!
七草のすずなって使うとき皮むくの?
すずな、すずしろって・・・・ようは小さいカブと大根でしょ? はい、正解です。
ってことは、皮むいたほうがいいの? こんな小っちゃいけど・・・・と思いがちですが、皮はむかなくても大丈夫です!
というのもこのすずな・すずしろ、小さい種類のカブと大根ではなく、普通のカブと大根が成長しきっていないミニカブ・ミニ大根なんです。でも味は同じ。違うのは皮の柔らかさです。
夏野菜でもよくありますが、成長しすぎたトマトの皮、ナスの皮って硬くて「う~ん」ってなることありますよね。あときゅうりとかも。それと同じなのです。
ということで
さあ、最終段階です!
大根の葉っぱまで七草粥に入れていいの・・・?
よし、やっと食べられる部位がやっとわかってきたぞーー!
って、カブはともかく、葉っぱ付の大根ってあまり見かけない。ってことはすずしろの葉っぱは捨てていいの・・・?
いいえ、食べられます。
都会のスーパーではあまり見かけませんが、実は大根の葉っぱって食べれられるんです。私は成長した大根の葉っぱを炒め物やみそ汁の具として食べたことがありますが、少し苦味があってさっぱりしています。というか実家の食卓、夏場の常連さんだった大根の葉っぱ。。。
それに七草に入っているすずしろ(大根)は根っこ部分と同じで葉っぱもまだ成長途中で柔らかいです。そのため、躊躇せず大根の葉っぱも一緒に入れてしまいましょう!
もちろんすずな(カブ)も食べられますので全部入れちゃってくださいね!
七草粥を初めて作る人向け いまさら聞けない七草の食べ方まとめ
●せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざの5種類は根っこは食べられませんので切り落とすべし
●すずな・すずしろは根菜なので根っこが食べる部分
●すずな・すずしろは皮むき不要
●すずしろ(大根)は葉っぱまで食べられる。すずなももちろん葉っぱOK
●花芽は取ったほうがいいかも?
普通の方は野草を食べることはあまりないと思うのですが、しれっと七草を買っていく上品な奥様方が一体どうやって野草の下処理を習得したのか・・・謎です(きっとそんな大それたものではない)
さて「七草粥(たぶん)作れるもん、(たぶん)食べ方しってるもん」と七草のパックを買ってきてから処理で混乱中の場合には、七草の下処理についても把握しておくことをおすすめします。
『七草を保存方法 いつまでに食べる?6日に食べるのはあり?』
(保存方法ですが下処理してからの保存なので、冷凍を除けば同じ工程でお粥にポンとINできます)
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