年賀状 マナー 季節-冬

年賀状を目上へ四字熟語どれ使う?文字色のマナーや挨拶の言葉の種類

投稿日:2018年10月8日 更新日:

謹賀新年、恭賀新年、新春万福、瑞祥新春・・・色んな四字熟語がありますが、とりあえず「おめでたそうだからコレでいっか・・・」なんて思って安易にチョイスしたくなりますけど、それちょっと待った!
それぞれに意味があり、特に目上の方には使っていい物と悪い物があります。
また、文字の色も気になるし、二字熟語の賀正や迎春などもなぜ使ってはいけないのか気になるところです。
年賀状の文頭の挨拶の言葉・賀詞のマナーについて紹介します。

スポンサーリンク
  

年賀状に目上へ四字熟語はどんなものを使えばいい?

「謹賀新年」に代表される四字熟語の文頭の挨拶のことを賀詞といいます。
四字熟語の他には、「賀正」などの二字熟語の賀詞もありますし、「寿」という一文字も賀詞。
「謹んで新春のお慶びを申し上げます」という文章も賀詞なら、「HAPPY NEW YEAR」や「あけましておめでとう!」も賀詞です。
要は年賀状の文頭にある新春を言祝ぐ言葉の事を賀詞・祝詞というのです。

この賀詞ですが、一般的には、目上の方・上司・先生などには四文字の賀詞を使うのが良いとされています。
なぜかと言うと二文字・一文字の賀詞は意味的に「新年がおめでたいです!」と言っているだけだからで、ここに「謹んで」という漢字が入って四文字になることで相手への敬意と丁寧なあいさつに変化するからなんです。

そのため、「HAPPY NEW YEAR」や「あけましておめでとう!」などの賀詞はカジュアル仕様なので目上の方へは特にNG。
次いで一文字・二文字の賀詞よりも、さらに丁寧にした四文字の賀詞を使いましょう、というのがルールなんです。

このように考えていくと、四文字ではないものの「謹んで新春のお慶びを申し上げます」も丁寧に敬意を払った言い回しの文章の賀詞も、目上の方に使っても大丈夫な賀詞ということが分かります。
ポイントは「謹んで」や「敬う」や「恭しく」という文字が入っているということです。
そのため「目上の人には四文字!」と覚えるより、「目上の人には敬意を払った言い回しの賀詞」と覚えておくのがおすすめです。

年賀状の文字の色にマナーってあるの?赤い文字にしてもいい?

「賀正」や「謹賀新年」の文字の色自体が、デザイン的にカラフルになる場合ってあると思います。
でも手紙に赤い文字は不吉だとして、躊躇する嫌いがありますよね。
赤でもいいのか赤はダメなのか、いったいどっちなの?と。

漢字の賀詞である「賀正」や「謹賀新年」は赤い字でも大丈夫ですが、「謹んで新春のお慶びを申し上げます」などの文章の賀詞は赤い文字にするのはやめた方がいいです。
(ただし、「あけましておめでとう」と「HAPPY NEW YEAR」はカジュアル仕様の賀詞なので、色つきでも不快に思われることが少ない賀詞です)

元々、赤は魔除けの色なので(鳥居とかも赤いですよね)赤自体が不吉な色というわけではなく、むしろおめでたい色です。
ですが、こと手紙に限っては赤い字で書くことはタブー。
理由は諸説ありますが(果たし状、墓石、罪人を指すなど)、とにかくダメ。

そのため、賀詞などの文章ではない部分に関してはカラーペンでデザインチックに赤などの文字色にしても大丈夫なのですが、賀詞は賀詞でも文章の賀詞については赤にしてはダメなんです。
文章の賀詞を使おうと思っていた場合には気を付けてくださいね。
ちなみに年賀状のデザインやレイアウトについてのマナーは『年賀状のマナーでデザイン、レイアウト、写真で注意すること』で詳しく紹介していますのでチェックしてみてください。

年賀状の挨拶の言葉の種類や意味を知りたい

とても多くありますので、一般的なものをいくつか例に挙げてみます。

スポンサーリンク
【4文字】
謹賀新年(きんがしんねん):謹んで新年のお祝い申し上げます
謹賀新春(きんがしんしゅん):謹んで新しい年を迎えたことのお祝いを申し上げます
恭賀新年(きょうがしんねん):うやうやしく新年のお祝いを申し上げます
恭賀新春(きょうがしんしゅん):うやうやしく新しい年を迎えたお祝いをもうしあげます
新春来福(しんしゅんらいふく):新しい年に福が来ることをお祈り申し上げます
瑞祥新春(ずいしょうしんしゅん):新年を喜び、吉兆をお届けいたします
【2文字】
迎春(げいしゅん):新年を迎えました
慶春(けいしゅん):新年をよろこびます
賀正(がしょう):新年を祝います
初春(しょしゅん):年の初めです
新春(しんしゅん):新しい年になりました
【1文字】
寿(ことぶき):おめでたいです
禧(き):おめでたいです
福(ふく):幸せなことです
【文章系】
あけましておめでとうございます
謹んで新春のお祝いを申し上げます
新春のお慶びを申し上げます
HAPPY NEW YEAR

など・・・挙げていくと意外とキリがないですが、わざわざ難しい賀詞を選んでも受け取った方が「?」となってしまったら意味がないなぁと。
そうなるよりは、一般的な「謹賀新年」や「恭賀新年」と言った分かりやすい賀詞を選んだ方がいいんじゃないのかなと思います。

年賀状の賀詞のマナーまとめ

●目上の方に四文字の賀詞を使うのは、四文字の賀詞が丁寧で敬った言い方だからなので、文章型の賀詞でも敬う内容ならば使っても大丈夫
●熟語の賀詞は赤い色でも大丈夫だが、文章の賀詞は赤い字では書かない方が良い
●さまざまな賀詞があるが、受け取っても意味が分からないと「?」になるので、凝りすぎず分かりやすい賀詞を使うのがおすすめ

おめでたい言葉が連発する賀詞ですが、二つを重ねて書くことは禁じられています。
「あけましておめでとう」と「HAPPY NEW YEAR」が二つ並んでいたら違和感がありますよね。
これ以外にも年賀状には句読点の有無の決まりや、忌み言葉なんてのもあります。
年賀状のマナーについては『年賀状のマナーで句読点や一言にビックリマークは?忌み言葉も知っておきたい!』に詳細をまとめましたのでチェックしてみてくださいね。

-年賀状, マナー, 季節-冬
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

お問い合わせはこちら

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。